
自動で翌年分に切り替わる仕組みではなく、1年分の処方期間が終わったあとは、あらためて医師の診察を受ける必要があります。
診察から11ヶ月が経過したタイミングで再診の案内があるため、薬が切れる前に予約を入れておくと、治療の空白期間をつくらずに済みます。
再診では、この1年間の変化や体調の推移を確認したうえで、次の処方内容と配送周期を決める流れになります。
AGAは進行性であり、中止すると徐々に内服前の状態へ戻る可能性があるため、続けるかどうかの判断は自己判断ではなく診察の場で相談してください。
AGA治療を始めようと調べていくと、よくぶつかるのが「どの支払い周期で申し込むか」という選択です。
DMMオンラインクリニックの男性AGAには「らくらく定期便」という継続処方の仕組みがあり、1ヶ月ごと、3ヶ月ごと、6ヶ月ごと、12ヶ月ごとという複数の周期から選べます。
このうち12ヶ月ごとは、まとめて処方を受ける分だけ1ヶ月あたりの負担を抑えやすい一方で、初回の支払い額が大きくなったり、後から内容を変えにくくなったりする側面もあります。
多くの人がここで手を止めてしまうのは、料金表を眺めても「自分にとって得なのか」「途中でやめたくなったらどうなるのか」がわからないからです。
この記事では、12ヶ月ごとの定期便がどういう仕組みで動いているのか、どんな人に向いていて、どんな人には別の周期のほうが合うのかを、初めて治療を検討する男性にもわかるように解説しています。
ぜひ、最後までお読みください。
目次
DMMオンラインクリニック男性AGAの12ヶ月プランとは?らくらく定期便の基本構造
らくらく定期便は「分割調剤」という仕組みで動いている
らくらく定期便は、単なるサブスクリプションではなく、分割調剤という医療上の仕組みを使ったサービスです。
「定期便」に関する詳しい記事は「DMMオンラインクリニックの男性AGA定期便の仕組みや注意点を解説」からご覧いただけます。
分割調剤とは、初回の診察で一定期間分のお薬が処方されたときに、それを一度にまとめて渡すのではなく、数回に分けてお届けする方法を指します。
なぜこうした形をとるのかというと、1年分のお薬を一度に自宅へ置くと、服薬の管理が難しくなるからです。
飲み忘れが増えたり、どこまで飲んだかわからなくなったり、保管状態が悪くなったりする。
こうしたリスクを避けるために、必要なタイミングで必要な量が届く形になっています。
ここで誤解されやすいのが、「定期便=診察を受けなくても薬がもらえるサービス」という点です。
これは正しくありません。
らくらく定期便はあくまで、医師が診察したうえで決めた処方期間の中で、お薬の受け渡しを分けているだけの仕組みです。
処方そのものは診察に基づいており、体調や副作用について簡単な問診が入る場合もあります。
「副作用」について詳しく確認する際は「DMMオンラインクリニックの男性AGAの副作用は?薬別のリスクを解説」も参考になります。
回答の内容によっては、次回分の発送が承れないこともあります。
このため、定期便を「契約」ではなく「診療の延長」として捉えると、後の判断で迷いにくくなります。
12ヶ月ごとを選ぶと支払いと配送のタイミングはこう変わる
12ヶ月ごとを選んだ場合、支払いは初回にまとめて発生し、その後1年間は追加の決済が発生しない形になります。
詳しくは「支払い」について解説した「DMMオンラインクリニックの男性AGAの支払い方法は?タイミングや注意点」をご覧ください。
1ヶ月ごとであれば毎月決済と発送が繰り返され、3ヶ月ごとなら3ヶ月に一度、6ヶ月ごとなら半年に一度というリズムです。
「1ヶ月」を詳しく解説した「【1ヶ月で効果出る?】DMMオンラインクリニックの男性AGA治療の最低期間」もあわせてご覧ください。
12ヶ月ごとはこのサイクルが最も長くなるため、毎月のカード決済を気にする必要がなくなります。
一方で、初回に1年分の薬代を負担することになるため、選ぶセットによっては初期の出費がかなりまとまった額になります。
ここは事前に理解しておかないと、決済画面で驚くことになりかねません。
支払い方法は、クレジットカード、DMMポイント、PayPayから選べます。
ここで取り上げた「DMMポイント」をさらに詳しく知りたい方は「DMMオンラインクリニックの男性AGAをDMMポイント利用する方法と注意点」もご確認ください。
クレジットカードの場合、一部のプランでは分割払いを利用できる仕組みもあるため、一括での負担が重いと感じる場合は、この選択肢を検討する余地があります。
「分割払い」についてより具体的に知りたい方は「DMMオンラインクリニックの男性AGAの支払い方法は?タイミングや注意点」を参考にしてください。
なお、決済が完了しなければお薬は発送されません。
カードの有効期限切れやポイント不足で決済エラーが起きると、発送が止まってしまうため、登録情報は事前に確認しておきましょう。
1ヶ月ごと・3ヶ月ごと・6ヶ月ごととの違い
周期が長くなるほど1ヶ月あたりの負担は下がる傾向にありますが、それぞれに向き不向きがあります。
判断材料として、次のような違いを押さえておくと選びやすくなります。
- 1ヶ月ごと:毎月決済と発送が発生する。最も柔軟に変更や中止ができ、後述する全額返金保証制度の対象になる唯一の周期でもある
- 3ヶ月ごと:季節が変わるくらいの間隔。効果の判断にはやや短いが、初期費用と柔軟性のバランスが取りやすい
- 6ヶ月ごと:効果の判定期間としては現実的な長さ。ただしセットによっては対応していない場合がある
- 12ヶ月ごと:1ヶ月あたりの負担を最も抑えやすい。反面、初回の支払いが大きく、途中での方向転換は難しくなる
このように並べると、12ヶ月ごとは「治療内容を変えるつもりがなく、1年続ける覚悟が固まっている人」向けの選択肢だとわかります。
逆に言えば、まだ自分に合う薬がわからない段階で選ぶ周期ではありません。
12ヶ月分の処方を受けられるかは医師の判断で決まる
申し込む側が希望すれば必ず12ヶ月ごとになる、というものではありません。
らくらく定期便の利用可能期間は、医師が判断した期間の範囲内で決まり、最長で12ヶ月間という設計になっています。
診察の中で、現在の症状、既往歴、服用中の薬、生活習慣などを踏まえたうえで、長期の処方が適切かどうかが判断されます。
体調に不安な要素がある場合や、初めて服用する薬が含まれる場合には、短い周期から始めることを提案されるケースもあります。
これは制限というより、安全のための手順です。
もちろん、診察の場で「1年分で考えている」と伝えること自体は問題ありません。
そのうえで医師が別の周期を勧めるなら、理由を聞いたうえで納得して決めるのが健全な進め方でしょう。
対象になるプランと、対応していないセットがある
男性AGAには複数のプランが用意されており、大きく分けると抜け毛を抑えることを目的とした内容と、発毛を目指す内容に分かれます。
用意されているのは、
- 予防プラン
- 発毛ミニプラン
- 発毛ライトプラン
- 発毛ベーシックプラン
- 発毛スマートプラン
- 発毛ストロングプラン
- デュタステリド単剤
です。
それぞれのプランの中にさらに複数のセットがあり、海外製の薬剤を使うものと、国内製の薬剤を使うものが分かれています。
ここでご紹介した「国内製」については「DMMオンラインクリニックの男性AGAは国内製を選べる?承認薬と未承認薬の違い・選び方」でも詳しく解説しています。
ここで注意したいのが、すべてのセットがすべての周期に対応しているわけではないという点です。
プランごとのセット別に、らくらく定期便の周期対応状況をまとめると次のようになります。
| プラン/セット | 1ヶ月ごと | 3ヶ月ごと | 6ヶ月ごと | 12ヶ月ごと |
|---|---|---|---|---|
| 予防プラン | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 発毛ミニプラン デュタステリドセット | ○ | ○ | × | ○ |
| 発毛ミニプラン フィナステリドセット | ○ | ○ | × | ○ |
| 発毛ライトプラン (全6セット) | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 発毛ベーシックプラン デュタステリドセット | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 発毛ベーシックプラン 国内製デュタステリドセット | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 発毛ベーシックプラン フィナステリドセット | ○ | ○ | × | ○ |
| 発毛ベーシックプラン 国内製フィナステリドセット | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 発毛スマートプラン (全4セット) | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 発毛ストロングプラン デュタステリドセット | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 発毛ストロングプラン 国内製デュタステリドセット | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 発毛ストロングプラン フィナステリドセット | ○ | ○ | × | ○ |
| 発毛ストロングプラン 国内製フィナステリドセット | ○ | ○ | ○ | ○ |
| デュタステリド単剤 | ○ | ○ | ○ | ○ |
6ヶ月ごとが用意されていないのは、発毛ミニプランの2セットと、発毛ベーシックプランおよび発毛ストロングプランの海外製フィナステリドセットです。
「フィナステリド」の詳しい解説は「DMMオンラインクリニック男性AGAのフィナステリド&ミノキシジルの効果・副作用」をご確認ください。
「発毛ミニプラン」について詳しく確認できる「【発毛ミニプラン】DMMオンラインクリニック男性AGAの効果・料金」もご紹介します。
半年で区切って様子を見たいと考えていても、これらのセットでは3ヶ月ごとか12ヶ月ごとのどちらかを選ぶことになります。
一方、12ヶ月ごとについては、上記のプランとセットであればすべて対応しています。
対応状況が大きく変わるのは、プランではなく薬剤単体で申し込む場合です。
| 薬剤・商品 | 1ヶ月ごと | 3ヶ月ごと | 6ヶ月ごと | 12ヶ月ごと |
|---|---|---|---|---|
| フィナステリド (予防プラン) | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 国内製フィナステリド | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 国内製プロペシア (先発品) | ○ | × | × | × |
| デュタステリド | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 国内製デュタステリド | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 国内製ザガーロ (先発品) | ○ | × | × | × |
| ミノキシジルタブレット | ○ | ○ | ○ | ○ |
| ミノキシジルローション | ○ | ○ | ○ | ○ |
| カルプロニウム塩化物外用液 | ○ | ○ | ○ | ○ |
| L-リジン | ○ | ○ | ○ | ○ |
| ニナゾールシャンプー | ○ | × | × | × |
先発品にあたる国内製プロペシアと国内製ザガーロは、単月購入と1ヶ月ごとのみの取り扱いです。
ジェネリックではなく先発品を使いたいと考えている場合、12ヶ月ごとという選択肢は最初から取れないことになります。
付帯商品のニナゾールシャンプーも同様で、薬剤と一緒に長期の周期でまとめる形にはなりません。
「シャンプー」について続けて知りたい方は「DMMオンラインクリニック男性AGAの2種類のシャンプー効果と副作用」もご覧ください。
こう考えると、12ヶ月ごとを前提に治療を組み立てるなら、希望するセットが対応しているかどうかを最初に確認する必要があります。
セットごとの対応状況は変わることがあるため、申し込み前に公式サイトで最新の内容を確認しておくと確実です。
組み合わせに迷う場合は、診察の際に希望を伝えれば、対応しているセットの中から提案してもらえます。
追加注文(お薬の補充)との違い
らくらく定期便とよく混同されるのが、追加注文です。
「追加注文」に関する詳しい解説を読みたい方は「DMMオンラインクリニックの男性AGAの追加注文・追加配送のやり方」をご確認ください。
追加注文は、すでに診察で処方された薬を、必要になったタイミングでマイページから自分で注文する仕組みを指します。
自動で決済が走る定期便に対して、追加注文は自分の意思で都度申し込む形です。
どちらも分割調剤の仕組みを使っている点は共通していますが、能動的か受動的かという違いがあります。
追加注文では、薬の変更や用量のアップ、一定期間を超える処方量を希望する場合には、あらためて医師の診察が必要になります。
また、医師の判断によっては発送前に再度の診察が求められることもあります。
12ヶ月ごとの定期便を使っている間は、基本的に追加注文を使う場面は少なくなりますが、仕組みとして両方あることを知っておくと、途中で状況が変わったときに動きやすくなります。
そもそもAGAはどういう状態なのか
周期の話に入る前に、なぜ長期の継続が前提になるのかを理解しておくと、判断がぶれにくくなります。
AGAは男性型脱毛症と呼ばれる進行性の脱毛で、思春期以降に始まり、時間をかけて少しずつ進んでいきます。
主な要因として、男性ホルモンと遺伝の影響が挙げられます。
テストステロンが5α還元酵素と結びつくことでジヒドロテストステロンに変換され、これが毛包の受容体に結合することで、髪の成長サイクルが乱れていくという流れです。
日本皮膚科学会のガイドラインでは、日本人男性の発症頻度は全年齢平均で約30%とされ、20代で約10%、30代で20%、40代で30%と、年齢とともに上昇していくことが示されています。
あわせて読みたい記事として「DMMオンラインクリニックの男性AGAは何歳からできる?ベストな年齢」でも「年齢」を取り上げています。
:男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版|日本皮膚科学会
進行性であるという性質上、放置していて自然に元へ戻ることは期待しにくくなります。
そのため、治療は年単位で考える必要があり、その前提があってはじめて、12ヶ月という周期の意味が理解できるようになります。
治療に使われる薬剤と、知っておくべき副作用
男性AGAで用いられる薬剤は、役割によって大きく2種類に分かれます。
フィナステリドとデュタステリドは、DHTの生成に関わる酵素の働きを抑えることで、抜け毛の進行を抑える方向に働きます。
「DMMオンラインクリニック男性AGAのデュタステリドの効果・副作用」から「デュタステリド」に関する詳しい情報をご確認いただけます。
ミノキシジルは、毛乳頭細胞に働きかけることで発毛を促す目的で使われ、内服薬と外用薬の両方があります。
「ミノキシジル」の関連情報については「DMMオンラインクリニック男性AGAのミノキシジル(外用薬)の効果・副作用」も参考にしてください。
いずれも医薬品である以上、副作用の可能性があります。
フィナステリドとデュタステリドで主に報告されているのは、性欲減退、勃起不全、精液量の減少、食欲不振、抑うつ感、かゆみ、蕁麻疹、肝機能障害などです。
「勃起」に関する関連記事として「DMMオンラインクリニックの男性AGAはED(勃起不全・勃起障害)になる?」もあわせてご覧ください。
ミノキシジル内服では、初期脱毛、皮膚炎、動悸や息切れ、頭痛やめまい、手足や顔のむくみ、体重増加、多毛症、肝機能障害、心疾患などが挙げられます。
「DMMオンラインクリニックの男性AGA治療で初期脱毛は起こる?対処方法」を読むと「初期脱毛」についてさらに詳しく確認できます。
ミノキシジル外用では、赤みやかゆみといった皮膚症状のほか、めまいや頭痛、動悸、血圧低下などが報告されています。
体調に変化を感じた場合は服用を中止し、担当の医師へ相談してください。
12ヶ月ごとを検討する際には、こうした副作用の可能性を理解したうえで、それでも1年続ける前提を持てるかどうかが問われます。
DMMオンラインクリニックの男性AGA12ヶ月プランを選ぶメリットと契約前に押さえたい注意点
1ヶ月あたりの負担を抑えやすいのが最大の利点
12ヶ月ごとを選ぶ最も大きな理由は、1ヶ月あたりのコストを抑えやすくなる点にあります。
周期が長くなるほど1ヶ月換算の金額は下がる設計になっており、同じ内容の治療を続けるのであれば、年間の総負担に差が生まれます。
配送の回数がまとまることで、都度発生する配送料の回数も減ります。
「配送」に関する詳しい説明は「DMMオンラインクリニックの男性AGAの配送は何日で届く?配送先の注意点」に掲載しています。
AGA治療は数ヶ月で終わるものではないため、この差は年単位で見ると無視できない大きさになります。
ただし、安いという理由だけで飛びつくのは危険です。
続けられなかった場合、抑えたはずのコストがそのまま無駄になる可能性があるからです。
このため、金額の比較は「1年続ける前提が成り立つかどうか」を確認したあとの作業だと考えてください。
決済忘れと薬切れのリスクが減る
継続治療で意外と多いのが、うっかりによる中断です。
カードの更新を忘れていた、注文するのを後回しにしていた、忙しくて再診を予約できなかった。
「更新」に関する詳細は「DMMオンラインクリニックの男性AGAの契約更新・継続手続きのやり方」からご確認いただけます。
こうした理由で数週間空いてしまうことは珍しくありません。
AGA治療は継続することで状態を維持する性質があるため、意図しない中断は結果に影響します。
12ヶ月ごとであれば、初回の決済が済んだあとは支払いの手続きが発生せず、お薬は分割調剤の仕組みで順次届きます。
自分の意思とは関係のないところで治療が途切れる可能性を、構造的に減らせるわけです。
なお、届いた薬をきちんと飲めるかどうかは別問題です。
仕組みが支えてくれるのは配送までで、服薬の習慣づけまでは代わりにやってくれません。
効果が出たかどうかわかるまで12ヶ月近くかかる場合も
12ヶ月という周期が理にかなっているのは、AGA治療の効果判定に必要な時間と一致しているからです。
日本人男性を対象とした二重盲検試験では、414名にフィナステリドまたはプラセボが48週間投与され、48週時点で写真評価により改善が認められたのは1mg群で58%、プラセボ群で6%でした。
効果の指標はいずれも12週の時点でプラセボに対して有意な改善を示しています。
:Finasteride in the treatment of Japanese men with male pattern hair loss|アメリカ国立生物工学情報センター
つまり、変化の兆しは数ヶ月で現れ始めるものの、しっかりとした判定には1年近い期間が想定されているということです。
3ヶ月で結果が出ないからやめる、という判断がもったいないのは、この時間軸を知らないまま下してしまうからでしょう。
さらに長期のデータもあります。
日本人男性3,177例にフィナステリド1mgを投与した研究では、写真評価が可能だった2,561例のうち2,230例、87.1%で発毛効果が認められ、治療期間が長くなるほど反応率が向上したと報告されています。
副作用の発現は0.7%(23/3,177例)でした。
これらの結果は、継続そのものが治療の一部であることを示しています。
12ヶ月ごとという選択は、単なる支払い方法ではなく、この時間軸に合わせて生活の側を設計する行為だと捉えると腑に落ちるはずです。
初回の支払い負担が大きくなる
メリットの裏返しとして、12ヶ月ごとは初回に1年分の薬代を支払う形になります。
選ぶセットによっては、初期の出費がかなりまとまった額になるため、家計の中でどう位置づけるかを事前に考えておく必要があります。
ここで無理をすると、生活の他の部分にしわ寄せがいき、結果として治療そのものへの満足度が下がりかねません。
クレジットカードでの分割払いに対応しているプランもあるため、一括が難しい場合は診察の際に相談してみるとよいでしょう。
全額返金保証制度の対象は1ヶ月ごとに限られる
判断に大きく関わるのが、全額返金保証制度との関係です。
関連する内容として「DMMオンラインクリニックの男性AGAの全額返金保証について解説」でも「返金」についてご紹介しています。
男性AGAには、副作用によって治療の継続が難しくなった場合に、支払った治療費が返金される制度が用意されています。
ただし適用条件の中に「男性AGAのお薬や商品を、らくらく定期便1ヶ月ごとで決済された方」という項目があります。
適用条件
- 2024年1月22日以降に提携先医療機関で男性AGAの診察を初めて受ける方であること
- 男性AGAのお薬や商品を、らくらく定期便1ヶ月ごとで決済していること
- 初診日から2年以内にさかのぼって健康診断を受けており、返金申請時に結果を提示できること
- 初診日から20日以内に申請していること
- 申請後の再診で、患者と医師の双方が副作用により服用を継続すべきではないと判断した場合であること
- 再診から7日以内に、手元のお薬をすべて返送できること
つまり、12ヶ月ごとを選んだ場合、この制度は利用できません。
ここは、コストと安心のどちらを優先するかという分岐点になります。
途中で薬を変えたくなったときの柔軟性は下がる
12ヶ月ごとを選ぶと、処方内容は基本的に1年間固定されます。
もし途中で「もう少し攻めた内容にしたい」「別の薬に変えたい」と思った場合、あらためて医師の診察を受ける必要があります。
また、らくらく定期便の配送周期そのものを変更したい場合も、再度の受診が必要です。
さらに、処方された医薬品の返金や交換には対応していません。
医師が診察結果に基づいて処方している以上、届いたあとに「やっぱり別のものに」というやり直しはきかない設計になっています。
こう考えると、12ヶ月ごとが向いているのは、すでに一度その薬を使ったことがあり、体に合うとわかっている人だという結論に近づきます。
初めての薬をいきなり1年分となると、変更のしづらさがそのままリスクになります。
副作用が出たときにどう動くか
長期の周期を選ぶうえで、最も慎重に考えるべき点がここです。
副作用が出た場合、まず取るべき行動は服用を中止し、担当の医師に相談することです。
自己判断で飲み続けたり、逆に何の連絡もせず放置したりするのは避けてください。
再診によって、用量を調整したり、別の薬剤へ切り替えたりする選択肢が出てくる場合もあります。
日本人男性を対象とした大規模研究では副作用の発現率は0.7%と報告され、10年間の長期観察では6.8%(36/532例)とされていますが、いずれも軽度であり、ほとんどの患者が10年以上治療を継続していたと報告されています。
数字としては高くありませんが、ゼロではありません。
自分がその数%に入る可能性を考えたとき、返金保証が使える1ヶ月ごとから入るほうが安心できるという人は、素直にそちらを選ぶべきでしょう。
まとめて届くのか、分けて届くのか
12ヶ月ごとを検討している人が気にするのが、1年分の薬が一度に届くのかという点です。
前述の通り、らくらく定期便は分割調剤の仕組みを使っており、一度にまとめて送ると服薬管理が難しくなるため、数回に分けて届ける設計になっています。
ただし、周期やセットによって運用が異なる場合があるため、実際の配送タイミングは診察時に確認するのが確実です。
配送先は自宅のほか、コンビニ、宅配便ロッカーのPUDO、ヤマト運輸の営業所を指定できます。
「コンビニ」に関する情報をさらに読みたい方は「DMMオンラインクリニックの男性AGA薬のコンビニ受け取り方法を解説」も参考になります。
自宅以外で受け取れるのは、家族や同居人に知られたくない人にとって現実的な選択肢になります。
配送時の品名は「医薬品」や「薬」といった表記になり、発送元の表記は問診票の段階で変更することも可能です。
受け取り拒否と返品のルール
見落とされがちですが、受け取りに関するルールも把握しておきましょう。
クリニックに返送されたお薬については、7日間が保管期間とされています。
指定の場所へ届けたにもかかわらず受け取りに応じない場合、当該商品を廃棄することに同意したものとみなされます。
この場合、新しい商品での再配達には応じてもらえず、商品代金等の返金も行われません。
不在などで返送されてしまった場合は、あらためて配送料を負担したうえで再配送を依頼する形になります。
長期の周期であっても、配送そのものは複数回に分かれます。
引っ越しの予定がある人や、長期の出張が入りやすい人は、配送先の変更手続きの期限とあわせて確認しておくと安心です。
12ヶ月ごとが向いている人、別の周期が向いている人
ここまでの内容を踏まえると、判断の軸はかなりはっきりしてきます。
向いているのは、次のような人です。
- すでに同じ薬を使った経験があり、体に合うことを確認できている
- 1年間は治療を続けると決めており、途中で方針を変える予定がない
- 初回にまとまった支払いをしても生活に無理が出ない、または分割払いを活用できる
- 毎月の決済や注文の手間を減らしたい
一方で、次のような人は別の周期から始めるほうが無難でしょう。
- AGA治療薬を使うのが初めてで、副作用が出るかどうかまだわからない
- 全額返金保証制度を利用できる状態にしておきたい
- 治療内容を試しながら調整していきたいと考えている
- 収入の変動が大きく、まとまった支出のタイミングを固定したくない
どちらが優れているという話ではありません。
自分の状況に対して、どちらの設計が噛み合うかという問題です。
判断に迷うなら、その迷い自体を診察で伝えてしまうのが最短ルートになります。
DMMオンラインクリニック男性AGAは12ヶ月以降どうなる?継続の流れと始め方
12ヶ月分の処方が終わったら再診が必要になる
12ヶ月ごとの定期便は、放っておけば自動で2年目に突入する、という仕組みではありません。
1年分の処方を受けたあとは、あらためて医師の診察を受ける必要があります。
診察を経ずに処方を延長し続けることは制度上(厚生労働省の定めるオンライン診療の指針)できず、体調や併用薬の変化を確認したうえで次の処方を判断する必要があるためです。
薬が切れてから慌てて予約すると、その間に空白期間が生まれてしまうため、案内が来た段階で早めに枠を押さえておきましょう。
関連記事の「DMMオンラインクリニック男性AGAのオンライン診療手順と診察内容や流れ」から「予約」の詳しい内容をご覧いただけます。
再診の流れ自体は初診と大きく変わらず、スマホから予約して、問診に答え、ビデオ通話で医師と話す形式です。
2年目に向けて医師と話しておきたいこと
話しておくとよいのは、次のような内容です。
- この1年で頭髪の状態がどう変化したと感じているか
- 飲み忘れがどの程度あったか、生活の中で続けやすかったか
- 体調の変化や、気になる症状があったかどうか
- 今後は現状維持を目指すのか、さらに改善を狙うのか
治療の方向性が変われば、適したプランも変わります。
抜け毛の進行を抑えることを主眼に置くのか、発毛を積極的に狙うのかで、選ぶべき内容は違ってきます。
なお、2年目の料金は初年度と同じとは限りません。
継続を前提に考えている場合は、次の1年でどの程度の負担になるかを確認したうえで、周期を選び直すのが賢明です。
治療をやめた場合に何が起きるか
続けるかどうかを考えるうえで、やめた場合の見通しも知っておく必要があります。
服用を中止したからといって、翌日から急激に元通りになるわけではありません。
ただし、時間の経過とともに、徐々に内服前の状態へ戻っていく可能性があります。
AGAが進行性であるという性質を踏まえると、治療によって抑えられていた進行が、中止によって再び動き出すという理解が近いでしょう。
このため、「1年やって効果が出たからもう終わり」という判断は、必ずしも合理的ではありません。
やめどきについては自己判断せず、再診の場で医師と相談してください。
減量や切り替えといった中間的な選択肢が提示される場合もあります。
早く始めたほうが有利になる理由
ここまで周期の話をしてきましたが、実のところ、周期選び以上に結果を左右するのが「いつ始めるか」です。
日本人男性を対象とした長期研究をまとめた報告では、初診時にハミルトン・ノーウッド分類のI〜IIIに該当する早期の群、および初診時40歳未満の若年群のほうが、長期治療でより大きな改善を示したとされています。
同報告は、早期の段階、あるいは40歳未満の段階での治療開始を推奨しています。
進行してから始めるより、気になり始めた段階で動いたほうが、同じ薬でも得られるものが違ってくるということです。
12ヶ月ごとにするか1ヶ月ごとにするかを何ヶ月も悩んでいる間にも、AGAは静かに進みます。
周期は後から変えられますが、失われた時間は戻りません。
そのため、まずは診察を受けて現状を把握し、そのうえで周期を決めるという順番をおすすめします。
薬剤選びで押さえておきたい効果の違い
診察の場で提案を受けたとき、内容を理解できるように、薬剤ごとの位置づけも知っておきましょう。
デュタステリドは、フィナステリドとは阻害する酵素の範囲が異なります。
18〜49歳の男性153名を対象とした無作為化二重盲検の第III相試験では、デュタステリド0.5mgを6ヶ月投与した群で毛髪数がベースラインから12.2本/cm²増加し、プラセボ群の4.7本/cm²と比べて統計学的に有意な差が示されました。
外用のミノキシジルについては、濃度による違いを比較した日本人男性のデータがあります。
20歳以上の日本人男性300名を対象とした二重盲検試験では、5%外用ミノキシジル群と1%群を24週間比較し、主要評価時点である16週での軟毛以外の毛髪数の平均変化量は5%群で26.4本、1%群で21.2本となり、両群間に有意差が認められました。
こうした違いを知っていると、医師の説明が頭に入りやすくなります。
ただし、どの薬剤が自分に合うかは、体質や既往歴、併用薬によって変わります。
論文の数字はあくまで集団の平均であり、個人の結果を保証するものではありません。
最終的な判断は診察のうえで行われます。
初診から薬が届くまでの流れ
初めて利用する人にとって、手続きのイメージが湧かないことは心理的なハードルになります。
流れそのものはシンプルです。
- 公式サイトから診療科目と日時を選んで予約する。所要時間はおよそ1分
- WEB問診票に体調や希望を入力する。5分程度で終わる内容
- 予約時間になったらマイページから入室し、ビデオ通話で医師の診察を受ける
- 診察後、オペレーターと料金や支払い方法、受け取り場所を確認する
- 決済が完了したら、指定の場所にお薬が届く
診察はカメラをオンにした状態で行う必要があり、本人確認書類の提示が求められます。
マイナンバーカード、運転免許証、パスポートのいずれかを用意しておきましょう。
自由診療のため保険証は使いません。
あわせて確認したい記事が「保険」について解説した「DMMオンラインクリニックの男性AGAを保険適用にする方法はある?」です。
診察料はかからず、かかるのはお薬代と配送料です。
医師の判断により処方できない場合がある点は、あらかじめ理解しておいてください。
予約前に準備しておくとスムーズなもの
診察をスムーズに進めるために、いくつか手元に用意しておくとよいものがあります。
- 本人確認書類(マイナンバーカード、運転免許証、パスポートのいずれか)
- 現在服用している薬やサプリメントの一覧
- 過去の健康診断の結果(数値がわかるもの)
- 気になっている部位が写った、明るい場所で撮影した頭部の写真
健康診断の結果は、全額返金保証制度を利用する可能性がある場合にも関わってきます。
初診日から2年以内にさかのぼった結果が必要になるため、受けていない人はこの機会に受診しておくと選択肢が広がります。
また、生え際やつむじなど、どこが気になっているのかを言葉にしておくと、限られた診察時間を有効に使えます。
DMMオンラインクリニックのAGA12ヶ月プランが自分に合うかは診察で相談しよう
12ヶ月ごとの定期便は、1年続けると決めた人にとって理にかなった選択肢です。
1ヶ月あたりの負担を抑えやすく、決済や注文の手間が減り、意図しない中断のリスクも下がります。
一方で、初回の支払いがまとまること、全額返金保証制度の対象外になること、途中での方向転換がしづらいことは、理解したうえで選ぶ必要があります。
初めて治療薬を使う段階なら、短い周期から始めて体に合うことを確認し、そのうえで長い周期へ移るという進め方も十分に現実的でしょう。
どちらを選ぶにせよ、判断の材料が足りていない状態で悩み続けるのが、いちばんもったいない時間の使い方です。
自分の進行度がどの程度で、どのプランが候補になり、どの周期が現実的なのか。
これらは診察を受ければ、その日のうちにはっきりします。
スマホから予約でき、診察もビデオ通話で完結し、お薬は指定した場所に届きます。
診察料はかからず、まず相談するだけでも状況は前に進みます。
AGAは進行性で、早い段階のほうが治療の手応えを得やすいことがデータでも示されています。
気になり始めたこのタイミングで、公式サイトから診療予約し一度医師に相談してみてください。
周期の答えは、そのあとに出せば十分間に合います。



































































