
1日に50〜100本程度の髪が自然に抜けるのは正常な範囲であり、ドライヤー使用時にそれらがまとめて目につくだけというケースが多いです。
ただし、明らかに抜け毛の量が増えたと感じたり、髪全体のボリュームが減ってきたりしている場合は、ストレス、栄養不足、ホルモンバランスの乱れ、あるいはAGA・FAGAといった脱毛症が関係している可能性があります。
抜けた毛の根元に白い毛球がついていれば自然脱毛、途中で切れていれば切れ毛と判断でき、原因や対処法が異なるため、まずは自分の髪の状態を観察してみることが大切です。
AGA・FAGAは進行性の病気です。
実は、気にしている今も進行しています。


正しい対策をしなければ、髪の毛の数は減り続け、抜け毛・薄毛が徐々に目立ってきます。

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- 1日50〜100本の抜け毛は正常範囲であり、ドライヤー時に目立つだけのことが多い
- ストレス、栄養不足、ホルモン変化、甲状腺異常などが抜け毛増加の原因になることも
- ドライヤーは15cm以上離して中温で使用し、一箇所に当て続けないことがダメージ軽減の鍵
- 改善しない場合や薄毛の進行が気になる場合は皮膚科や専門クリニックでの早期相談が重要
髪を乾かすときに毛が抜ける原因として考えられること
まずは、ドライヤー使用時に抜け毛が目立つ原因について、詳しく見ていきましょう。
そもそも1日に抜ける髪の毛の量とは

髪の毛には、成長して抜け落ち、また新しく生え変わるというサイクルがあります。
これは「ヘアサイクル*1」と呼ばれるもので、大きく分けて成長期(アナゲン期)、退行期(カタゲン期)、休止期(テロゲン期)という3つのフェーズで構成されています。
成長期は髪が活発に伸びる時期で、頭髪全体の約90%がこのフェーズにあります。
一方、休止期は髪の成長が止まり、やがて自然に抜け落ちる準備をしている状態です。
頭髪全体のおよそ10%程度が常にこの休止期に入っているため、毎日ある程度の髪が抜けるのは当然のことなのです。
具体的には、健康な状態であれば1日に50〜100本程度の髪が自然に抜けるとされています。
ドライヤーをかけているときは、温風の刺激やブラシの摩擦によって、もともと抜ける予定だった休止期の髪がまとめて落ちやすくなります。
そのため「ドライヤーを使うと急に抜け毛が増える」と感じやすいのですが、実際にはその多くが自然脱毛の範囲内であることも多いのです。
ドライヤーの熱ダメージと切れ毛の関係


ドライヤー使用時に床に落ちる毛を見て「抜け毛が増えた」と思っても、実は根元から抜けた毛ではなく、途中で切れた「切れ毛」である場合もあります。
切れ毛は、髪のダメージが蓄積してキューティクルが損傷し、毛幹が弱くなることで発生します。
韓国の研究チームが行った実験では、ドライヤーの温度が高いほど髪の表面(キューティクル)へのダメージが大きくなることが確認されました。
具体的には、95℃という高温で乾かした場合、キューティクルに多数の亀裂や穴が生じ、境界が曖昧になるほどの損傷が見られたそうです。
参考:Hair Shaft Damage from Heat and Drying Time of Hair Dryer
興味深いことに、同じ研究では自然乾燥のほうが髪の内部構造である「セルメンブレンコンプレックス(CMC)」にダメージを与えやすいという結果も出ています。
濡れた髪を長時間放置することで、水分が髪の内部に浸透しすぎてしまい、逆にダメージにつながるというわけです。
つまり、ドライヤーでの乾燥も、自然乾燥も、どちらも一長一短があります。
ドライヤーを使う場合は、高温を避けて適度な距離を保ち、髪を動かしながら乾かすことがダメージ軽減のポイントになります。
休止期脱毛症(テロゲンエフルビウム)の可能性

通常の抜け毛量を明らかに超えて髪が抜け始めた場合、「休止期脱毛症(テロゲンエフルビウム)」という症状が起きている可能性があります。
この症状は、何らかのきっかけによって多くの髪が一斉に休止期へ移行してしまい、2〜3か月後に大量の脱毛が起こる状態を指します。
ストレスや高熱、出産、急激なダイエット、手術、特定の薬の服用などがトリガーになることが知られています。
急性のテロゲンエフルビウムは、原因となった出来事から2〜3か月後に脱毛が始まり、約95%のケースで自然に回復すると報告されています。
参考:Telogen Effluvium: A Review of the Literature

一方、6か月以上にわたって抜け毛が続く「慢性テロゲンエフルビウム」も存在します。
こちらは主に中年以降の女性に多く見られ、原因の特定が難しいケースも少なくありません。
もし最近、仕事や家庭で強いストレスを感じていたり、体調を崩したり、食生活が乱れていたりした覚えがあるなら、それがトリガーになっている可能性を考えてみてください。
栄養不足による髪への影響


髪の毛は主にケラチンというタンパク質でできています。
そのため、食事から十分なタンパク質を摂取できていないと、髪の成長に必要な材料が不足し、抜け毛につながることがあります。
タンパク質だけでなく、鉄分、亜鉛、ビタミンD、ビオチンなどの栄養素も髪の健康維持に欠かせません。
特に鉄分不足は、女性において脱毛の原因になることが指摘されています。
ただし、鉄分と脱毛の関連性については、研究者の間でもまだ議論が続いている状況です。
極端なダイエットや偏った食生活を続けている方は、栄養バランスの見直しが抜け毛改善のきっかけになる可能性があります。
ホルモンバランスの変化


ホルモンの変動も、抜け毛に大きく関わる要素です。
女性の場合、出産後に起こる「産後脱毛(テロゲングラビダルム)」は典型的な例といえます。
妊娠中は女性ホルモンの影響で髪が抜けにくくなっていますが、出産後にホルモンバランスが元に戻ると、溜まっていた髪が一気に抜けるという現象が起こります。
これは一時的なもので、多くの場合は数か月から1年程度で落ち着いてきます。
更年期に差し掛かった女性も、女性ホルモン(エストロゲン)の減少によって髪が細くなったり、抜けやすくなったりすることがあります。
男性の場合は、テストステロン*2から変換されるジヒドロテストステロン(DHT)という男性ホルモンが、薄毛に深く関わっています。
DHTが毛包に作用すると、髪の成長期が短くなり、徐々に毛が細く短くなっていきます。
これが「男性型脱毛症(AGA*3)」のメカニズムです。
甲状腺機能の異常

甲状腺は代謝をコントロールするホルモンを分泌する器官で、その機能が低下(甲状腺機能低下症)したり、亢進(甲状腺機能亢進症)したりすると、髪の成長サイクルに影響を及ぼすことがあります。
甲状腺機能の異常による脱毛は、頭全体に広がるびまん性の抜け毛として現れることが多いです。
ある研究によると、女性型脱毛症(FPHL)の患者のうち、約15〜31%に甲状腺機能低下症が見られたという報告もあります。
参考:Demographics of women with female pattern hair loss and the effectiveness of spironolactone therapy
甲状腺の問題は血液検査で比較的簡単に調べることができます。
抜け毛以外にも、疲れやすい、寒がり、むくみ、体重の増減といった症状がある場合は、一度医療機関で検査を受けてみることをおすすめします。
頭皮環境の悪化と炎症

健康な髪を育てるためには、土台となる頭皮の状態が整っていることが重要です。
頭皮に炎症が起きていたり、皮脂が過剰に分泌されていたり、逆に乾燥してフケが多くなっていたりすると、毛包がダメージを受けて抜け毛につながることがあります。
脂漏性皮膚炎や乾癬といった頭皮の皮膚疾患は、放置すると脱毛を引き起こす可能性があります。
また、頭皮の常在菌バランスが崩れる「マイクロバイオームの乱れ」も、近年注目されている脱毛の要因の一つです。
頭皮がかゆい、赤みがある、フケが多い、臭いが気になるといった症状がある場合は、皮膚科を受診して適切なケアを受けることが大切です。
男性型脱毛症(AGA)と女性型脱毛症(FAGA)

ドライヤー時の抜け毛が慢性的に続いている場合、遺伝的・ホルモン的要因による「パターン脱毛症」が進行している可能性も考えられます。
男性型脱毛症(AGA)は、男性において最も一般的な脱毛症です。
額の生え際が後退していくM字型や、頭頂部が薄くなるO字型といった特徴的なパターンで進行します。
30代男性の約30%、40代で約40%、50代では約50%がAGAを経験するとも言われており、年齢とともに発症率は上昇していきます。
女性においても、同様のメカニズムで起こる「女性型脱毛症(FPHL/FAGA)」があります。
女性の場合は、男性のように特定の部位がはげ上がるのではなく、頭頂部を中心に髪全体が薄くなっていくパターンが多いです。
50歳までに約40%の女性が何らかの脱毛の兆候を示すというデータもあり、決して珍しい症状ではありません。
参考:Demographics of women with female pattern hair loss and the effectiveness of spironolactone therapy
AGAやFAGAは進行性であるため、早期に対策を講じることが重要になってきます。
抜け毛が増えたと感じたときの対処方法
では、実際に抜け毛が増えたと感じたとき、どのような対処をすればよいのでしょうか。
日常生活で気をつけられることから、専門的な治療まで、段階的に見ていきましょう。
まずは正常な抜け毛かどうかを見極める


最初に確認しておきたいのは、「本当に抜け毛が増えているのか」という点です。
前述の通り、1日50〜100本程度の抜け毛は正常な範囲です。
ドライヤーやシャンプーの際にまとまって髪が抜けるのは、一日分の自然脱毛が一度に目に見える形で現れているだけかもしれません。
抜けた髪の毛をよく観察してみてください。

根元に小さな白い塊(毛球)がついていれば、それは毛根から自然に抜けた毛です。
一方、毛球がなく途中で切れているようであれば、それは切れ毛であり、髪のダメージが原因と考えられます。
切れ毛が多い場合は、ドライヤーの使い方やヘアケア方法を見直すことで改善できる可能性があります。
ドライヤーの正しい使い方を実践する

ドライヤーによる髪へのダメージを最小限に抑えるためには、いくつかのポイントを押さえておくとよいでしょう。
まず、ドライヤーと髪の距離は15cm以上離すことが推奨されています。
研究結果によると、15cmの距離を保ち、中温設定で60秒かけて乾かした場合、髪の表面ダメージが最も少なかったとのことです。
参考:Hair Shaft Damage from Heat and Drying Time of Hair Dryer
逆に、5cmの至近距離で高温の風を当てた場合は、短時間であっても深刻なキューティクル損傷が見られました。
乾かすときは、一箇所に風を当て続けるのではなく、常に動かしながら全体をまんべんなく乾かすようにしましょう。
髪が8割程度乾いたら、冷風に切り替えて仕上げるのも効果的です。
冷風でキューティクルを閉じることで、ツヤが出やすくなり、熱ダメージも軽減できます。
また、濡れた髪をタオルでゴシゴシ拭くのはNGです。
濡れた状態の髪はキューティクルが開いていて傷つきやすいため、タオルで優しく押さえるようにして水分を吸い取りましょう。
頭皮への負担を減らす乾かし方

髪だけでなく、頭皮にも配慮した乾かし方を意識することが大切です。
ドライヤーの温風が直接頭皮に当たりすぎると、頭皮が乾燥してフケやかゆみの原因になることがあります。
乾かす順番としては、まず根元(頭皮に近い部分)から乾かし始め、その後毛先に向かって風を当てていくのがおすすめです。
根元をしっかり乾かすことで、頭皮の蒸れを防ぎ、雑菌の繁殖を抑えることができます。
ただし、根元を乾かすときも、頭皮から少し離してドライヤーを当てるようにしてください。
シャンプーやヘアケア製品の見直し

使用しているシャンプーが頭皮や髪に合っていないことが、抜け毛の一因になっている場合もあります。
洗浄力が強すぎるシャンプーは、頭皮に必要な皮脂まで奪ってしまい、乾燥や炎症を引き起こすことがあります。
逆に、洗浄力が弱すぎると皮脂が毛穴に詰まりやすくなり、頭皮環境が悪化する可能性もあります。
頭皮の状態に合った適切なシャンプーを選ぶことが重要です。
フケやかゆみがある場合は、抗真菌成分を含む薬用シャンプーが有効なこともあります。
コンディショナーやトリートメントは、頭皮につけないよう毛先を中心に使うのが基本です。
頭皮に残留すると毛穴を塞いでしまう原因になるため、しっかりとすすぎ落とすことを心がけましょう。
食生活と栄養バランスの改善

髪の健康は、体の内側からのケアも欠かせません。

特に意識して摂りたい栄養素としては、以下のようなものが挙げられます。
- タンパク質:髪の主成分であるケラチンの材料となります。肉、魚、卵、大豆製品などから摂取できます。
- 鉄分:酸素を運ぶ赤血球の生成に必要で、毛根への栄養供給にも関わります。レバー、赤身肉、ほうれん草などに多く含まれます。
- 亜鉛:タンパク質の合成や細胞分裂に関わり、髪の成長をサポートします。牡蠣、牛肉、ナッツ類などが良い供給源です。
- ビタミンB群:細胞の代謝を助け、健康な髪の成長を促します。全粒穀物、豚肉、バナナなどに含まれています。
- ビタミンD:毛包の機能維持に関わるとされています。日光浴や、魚、きのこ類から摂取できます。
極端な食事制限をしているダイエット中の方は、栄養不足による脱毛のリスクが高まります。
バランスの取れた食事を心がけ、必要に応じてサプリメントで補うことも検討してみてください。
ストレス管理と生活習慣の見直し


慢性的なストレスは、体内のコルチゾール(ストレスホルモン)の分泌を増加させます。
コルチゾールの過剰分泌は、髪の成長期を短縮させ、休止期脱毛を引き起こす可能性があることが研究で示唆されています。
心理的ストレスが髪の成長期を終わらせて休止期へと移行させ、結果として一時的な大量の抜け毛につながることがあるのです。
ストレスを完全にゼロにすることは難しいですが、自分なりのリラックス方法を見つけることは大切です。
十分な睡眠を確保することも、ストレス軽減と髪の健康維持の両面で重要です。
睡眠中には成長ホルモンが分泌され、髪を含む体の組織の修復・再生が行われます。
また、適度な運動は血行を促進し、頭皮への栄養供給を改善する効果が期待できます。
喫煙は毛細血管を収縮させ、頭皮への血流を悪くするため、抜け毛が気になる方は禁煙を検討してみてください。
医療機関を受診するタイミング

次のような場合は、皮膚科や毛髪専門クリニックへの受診を検討することをおすすめします。
- 抜け毛の量が明らかに増え、3か月以上改善しない
- 髪のボリュームが目に見えて減っている
- 生え際や頭頂部など、特定の部位が薄くなってきている
- 頭皮にかゆみ、赤み、フケ、痛みなどの症状がある
- 円形に髪が抜ける(円形脱毛症の可能性)
- 急激な体重変化、倦怠感、動悸など、脱毛以外の体調不良がある
医師による診察では、問診や視診に加え、必要に応じて血液検査(甲状腺機能、鉄分、ホルモン値など)や、毛髪・頭皮の精密検査が行われることがあります。
原因を正確に特定することで、適切な治療やケアにつなげることができます。
専門的な治療

生活習慣の改善やセルフケアを行っても抜け毛が止まらない場合、あるいはAGAやFAGAと診断された場合には、専門的な治療を受けることが有効な選択肢となります。
男性のAGA治療では、フィナステリド*4やデュタステリド*5といった内服薬、ミノキシジル*6の外用薬などが、医学的に効果が認められている代表的な治療法です。

これらの治療は、DHTの生成を抑制したり、毛包への血流を改善したりすることで、脱毛の進行を遅らせ、発毛を促進します。
複数の治療法を組み合わせることで、より高い効果が期待できるという研究報告もあります。
ある臨床研究では、外用ミノキシジルと外用フィナステリドの併用療法が、それぞれの単独使用よりも優れた効果を示したことが報告されています。
参考:Efficacy of the association of topical minoxidil and topical finasteride for androgenetic alopecia
女性のFAGA治療では、ミノキシジル外用薬が第一選択となることが多いです。
また、スピロノラクトン*7などの抗アンドロゲン薬が処方されることもあります。
これらの治療は、早く始めるほど効果が出やすい傾向があります。
「まだ大丈夫」と先延ばしにしているうちに、毛包が萎縮して回復が難しくなってしまうケースもあるため、気になったら早めに専門家に相談することをおすすめします。
髪を乾かす時に毛が抜けることへの不安を解消するために
ここまで、ドライヤー時の抜け毛の原因と対処法について詳しく見てきました。

最後に、抜け毛への不安を和らげ、前向きに対策に取り組むためのポイントをお伝えします。
抜け毛への過度な心配がさらなるストレスになることも

抜け毛が気になり始めると、つい髪の毛のことばかり考えてしまい、それ自体がストレスになってしまうことがあります。
前述の通り、ストレスは脱毛の原因になり得るため、髪のことを心配しすぎることが悪循環を生む可能性もあるのです。
実際、テロゲンエフルビウムの研究では、精神的ストレスと脱毛の関係が指摘されていますが、「脱毛自体が患者にとってストレスの原因になる」という側面もあると述べられています。
参考:Telogen Effluvium: A Review of the Literature
ドライヤー時に抜ける毛を一本一本数えたり、排水口をチェックするたびに落ち込んだりすることは、精神衛生上あまり良いとは言えません。

「今日は少なかった」「今日は多かった」と一喜一憂するよりも、長期的な視点で髪の状態を観察することが大切です。
記録をつけて変化を客観的に把握する


抜け毛の量を正確に把握するのは難しいものです。
主観的な印象だけでは、実際の状況を見誤ってしまうこともあります。
客観的に変化を追うための一つの方法として、定期的に同じ条件で頭部の写真を撮っておくことが挙げられます。
月に1回程度、同じ場所・同じ照明・同じ角度で撮影しておくと、数か月後に見比べたときに変化がわかりやすくなります。
また、シャンプー後に抜けた髪を集めて大まかな本数を記録しておくという方法もあります。
こうしたデータがあると、医師に相談する際にも役立ちます。
抜け毛と切れ毛の違いを再確認する

繰り返しになりますが、ドライヤー時に落ちる毛がすべて「抜け毛」とは限りません。
抜け毛と切れ毛では、原因も対処法も異なります。
抜け毛は毛根から離脱した毛であり、ヘアサイクルの乱れやホルモンバランス、栄養状態、疾患などが関係しています。
切れ毛は毛幹の途中で折れた毛であり、熱、摩擦、化学的ダメージ(カラーやパーマ)、乾燥などが主な原因です。
切れ毛が多い場合は、ヘアケア方法やスタイリングの見直しで改善できることが多いです。
ヒートプロテクトスプレーを使う、ブラッシングを優しく行う、髪を強く引っ張るヘアスタイルを避けるなどの対策が有効です。
季節による抜け毛の変動を知っておく

実は、抜け毛の量は季節によって変動することがあります。
研究によると、夏から秋にかけて抜け毛が増える傾向があるという報告があります。
これは「アクティニックエフルビウム」と呼ばれる現象で、夏の紫外線によるダメージが秋になって脱毛として現れるのではないかと考えられています。
参考:Telogen Effluvium: A Review of the Literature
そのため、秋口に「急に抜け毛が増えた気がする」と感じても、一時的な季節性の変動である可能性もあります。
数か月様子を見ても改善しない場合に、受診を検討するのが良いでしょう。
年齢による変化を受け入れつつ、できる対策を

加齢に伴い、髪質やボリュームが変化するのは自然なことです。
髪の成長速度は遅くなり、一本一本が細くなり、全体的な密度が減っていく傾向があります。
これは老化現象の一部であり、完全に防ぐことは難しいのが現実です。
ただし、適切なケアや治療によって、その進行を緩やかにすることは可能です。
男性の場合は、AGAの治療を早期に始めることで、髪を維持できる期間を延ばせる可能性があります。
女性の場合も、FAGAの治療によってボリュームダウンを抑えられることがあります。
年齢を重ねたからといって諦める必要はありませんが、「若い頃と同じ髪を取り戻す」という非現実的な目標を設定すると、かえってストレスになることがあります。
現実的な目標を持ちながら、できる範囲でケアを続けていく姿勢が大切です。
信頼できる専門家に相談することの大切さ

インターネットには髪や抜け毛に関する情報があふれていますが、中には科学的根拠に乏しいものや、商品を売りたいだけの誇大広告も少なくありません。
信頼できる情報を見極めることは簡単ではなく、自己判断で対処し続けることにはリスクがあります。
抜け毛が気になって生活の質に影響が出ている場合や、自己対策で改善が見られない場合は、皮膚科医や毛髪専門医に相談することをおすすめします。
専門家は、あなたの状態を正確に診断し、適切な治療法やケア方法を提案してくれます。
特にAGAやFAGAの場合、医学的なアプローチなしに根本的な改善を図ることは困難です。
クリニックによっては、オンライン診療に対応しているところもあり、以前より相談のハードルは下がっています。
「たかが抜け毛」と軽視せず、また「どうせ治らない」と悲観せず、まずは専門家の意見を聞いてみることが、悩み解決への第一歩となるでしょう。
まとめ:ドライヤーで髪を乾かすときに抜け毛が気になる方へ
記事のポイントのまとめです。

ドライヤーで髪を乾かすときに抜け毛が気になるのは、決してあなただけではありません。
多くの人が同じ悩みを抱えており、その原因も様々です。
正常な範囲の自然脱毛であることも多いですが、ストレス、栄養不足、ホルモンバランスの変化、疾患、AGAやFAGAの進行など、注意が必要なケースもあります。
まずは自分の抜け毛の状態を客観的に観察し、思い当たる原因がないか生活を振り返ってみてください。
ドライヤーの使い方を見直したり、食生活や睡眠を改善したりすることで、状況が好転することもあります。
それでも改善が見られない場合や、薄毛が進行していると感じる場合は、専門医への相談を検討してみてください。
AGA治療やFAGA治療は、早く始めるほど効果が期待しやすいと言われています。
髪の悩みは、見た目だけでなく心にも影響を与えるものです。
一人で抱え込まず、正しい知識と適切なサポートを得ながら、自分に合った対策を見つけていきましょう。






























































































































































































