
髪が最も抜けやすい季節は秋です。
具体的には9月から11月にかけて抜け毛がピークを迎えます。
イギリスのブラッドフォード大学が18カ月間にわたって行った研究では、8月から9月にかけて抜け毛が最も多くなり、1日あたり約60本の髪が抜けたと報告されています。
参考:Seasonal changes in human hair growth
これは冬の2倍以上にあたります。
秋に抜け毛が増える理由は、夏に髪の休止期(テロゲン期)に入った毛包が多くなり、その髪が2〜3カ月後に一斉に抜け落ちるためです。
また、夏の紫外線によるダメージも秋の抜け毛を増加させる要因となっています。
AGA・FAGAは進行性の病気です。
実は、気にしている今も進行しています。


正しい対策をしなければ、髪の毛の数は減り続け、抜け毛・薄毛が徐々に目立ってきます。

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- 髪が最も抜けやすい季節は秋(9月〜11月)で、冬の2倍以上の抜け毛が発生
- 夏の紫外線ダメージが2〜3カ月後に秋の抜け毛として現れる仕組み
- 1日50〜100本の抜け毛は正常だが、数カ月続く場合はAGAやFAGAの可能性
- 季節性の抜け毛は一時的だが、進行性の脱毛症は早期治療が効果的
髪が抜ける季節は秋がピーク|春夏冬との比較でわかる抜け毛の傾向
結論からお伝えすると、髪が最も抜けやすいのは「秋」です。
具体的には9月から11月にかけて、抜け毛の量が年間で最大になることが複数の研究で明らかになっています。
ただし、春にも小さなピークがあり、夏や冬にもそれぞれ異なる影響が髪に及ぶことが分かっています。
まずは、季節ごとの抜け毛の傾向を詳しく見ていきましょう。
なぜ秋に抜け毛が増えるのか

秋に抜け毛が増える理由は、髪の成長サイクルと深く関係しています。
髪の毛は「成長期(アナゲン期)」「退行期(カタゲン期)」「休止期(テロゲン期)」という3つのサイクルを繰り返しています。
成長期は2年から6年ほど続き、退行期は約2週間、休止期は3カ月から4カ月程度。
休止期を終えた髪は自然に抜け落ち、同じ毛穴から新しい髪が生え始めます。
イギリスのブラッドフォード大学が行った研究では、18名の健康な成人男性を18カ月間にわたって観察しました。
頭皮の毛包(毛穴の中で髪を作る組織)のうち、成長期にある割合は3月にピークを迎え、90%以上に達しました。
一方で、9月には成長期の毛包が最も少なくなり、抜け毛の本数は冬の2倍以上に増加しました。
1日あたり約60本の髪が抜けたという結果も報告されています。
参考:Seasonal changes in human hair growth
この現象は女性にも当てはまります。
スイスのチューリッヒ大学病院が823名の女性を対象に6年間実施した調査では、休止期の髪の割合が夏に最大となることが確認されました。

休止期は通常3カ月程度続くため、夏に休止期に入った髪は秋(9月〜11月頃)に一斉に抜け落ちることになります。
参考:Seasonality of hair shedding in healthy women complaining of hair loss
夏の紫外線ダメージが秋の抜け毛を引き起こす

秋に抜け毛が増えるもう一つの要因として、夏の紫外線によるダメージが挙げられます。
6月から8月にかけては、1年で最も紫外線が強い時期。
頭皮や髪の毛は紫外線(UV)にさらされることで、さまざまなダメージを受けます。
紫外線は髪の主成分であるケラチンタンパク質を分解し、髪の強度を低下させます。
研究によると、長時間の紫外線曝露により髪の引張強度が最大40%低下する可能性があることが報告されています。
また、頭皮が紫外線を浴び続けると、毛包に炎症が起こりやすくなります。
炎症は毛包の働きを妨げ、髪の成長サイクルを乱す原因となります。
夏の間に蓄積されたダメージは、秋になってから抜け毛という形で現れるのです。
つまり、秋の抜け毛は「夏のツケ」ともいえます。
夏に受けた紫外線ダメージと、自然な成長サイクルによる休止期への移行が重なることで、9月から11月にかけて抜け毛が集中するというわけです。
春の抜け毛にも要注意


秋ほどではありませんが、春にも抜け毛が増える傾向があることが分かっています。
前述のチューリッヒ大学病院の研究では、夏の次に休止期の髪が多くなるのは春であることも示されました。

完全なメカニズムは解明されていませんが、冬から春にかけての日照時間の変化やホルモンバランスの変動が関係していると考えられています。
春は3月・4月・5月と、新生活が始まる時期でもあります。
環境の変化によるストレスも、髪の成長サイクルに影響を与える可能性があります。
ストレスホルモンであるコルチゾールは、毛包の機能を阻害し、成長期にある髪を早期に休止期へと移行させることが、ハーバード大学の研究チームによって報告されています。
参考:How chronic stress leads to hair loss
冬は抜け毛が少ないが頭皮環境に注意

12月から2月の冬は、1年の中で最も抜け毛が少ない時期。
前述のブラッドフォード大学の研究でも、冬の抜け毛は夏から秋にかけてのピーク時と比較して半分以下であることが示されています。
しかし、冬は抜け毛が少ないからといって安心はできません。
寒さと乾燥が頭皮環境を悪化させるからです。
冬場は外気の湿度が低く、室内では暖房によってさらに空気が乾燥します。
乾燥した環境は頭皮から水分を奪い、フケやかゆみの原因となります。
頭皮が乾燥すると皮膚のバリア機能が低下し、外部からの刺激を受けやすくなります。
また、寒さによって頭皮への血流が減少することも指摘されています。
血流が悪くなると、毛包に十分な栄養が届きにくくなり、髪の成長が鈍化する可能性があります。
冬の間に頭皮環境が悪化すると、春以降の抜け毛が増加するリスクがあります。
直接的な抜け毛は少ない季節ですが、将来の髪の健康を左右する重要な時期といえるでしょう。
1日に抜ける髪の本数の目安

季節ごとの傾向を見てきましたが、そもそも「どのくらいの抜け毛が正常なのか」を知っておくことも大切です。
人間の頭皮には約8万本から12万本の髪の毛が生えています。
健康な状態でも、1日あたり50本から100本程度の髪が自然に抜け落ちるといわれています。
これは髪の成長サイクルの一部であり、心配する必要はありません。

ただし、抜け毛が秋のピーク時には1日60本以上に増えることもあります。
前述のブラッドフォード大学の研究では、秋の抜け毛は冬の2倍以上であったと報告されています。
一時的に抜け毛が増えたとしても、数週間から数カ月で落ち着くようであれば、季節性の一時的な現象である可能性が高いです。

一方で、1日200本以上の抜け毛が数カ月にわたって続く場合や、明らかに髪が薄くなってきたと感じる場合は、季節的な要因以外の原因が考えられます。
専門の医療機関に相談することをおすすめします。
各月ごとの髪と頭皮への影響を徹底解説
季節ごとの大まかな傾向は把握できたかと思います。
ここからは、1月から12月まで、月ごとにどのような影響が髪と頭皮に及ぶのかを詳しく見ていきましょう。
自分が気になっている時期に何が起きているのか、より具体的に理解できるはずです。
1月・2月|抜け毛は少ないが乾燥対策が必須

1月と2月は、1年の中で最も抜け毛が少ない時期にあたります。
髪の成長サイクルで見ると、成長期(アナゲン期)にある髪の割合が高く、休止期(テロゲン期)の髪が少ない状態です。
しかし、この時期は乾燥による頭皮トラブルが起こりやすい点に注意が必要。
外気は冷たく乾燥しており、室内では暖房によって湿度がさらに低下します。
頭皮が乾燥するとバリア機能が弱まり、フケやかゆみが発生しやすくなります。
乾燥によって頭皮が荒れると、毛穴の状態も悪化します。
毛穴に皮脂や汚れが詰まったり、炎症が起きたりすると、健康な髪の成長が妨げられる可能性があります。
1月・2月は「抜け毛が少ないから安心」ではなく、「春以降の髪のために頭皮環境を整える時期」と捉えるとよいでしょう。
3月・4月・5月|成長期のピークと春の抜け毛

3月は、髪の成長期がピークを迎える月。
前述のブラッドフォード大学の研究では、3月に成長期の毛包が90%以上に達することが示されています。
髪が最も元気に伸びる時期といえます。
一方で、この時期には春特有の抜け毛が見られることもあります。
チューリッヒ大学病院の研究では、夏に次いで春にも休止期の髪が多くなる傾向が確認されています。
日照時間の変化やホルモンバランスの変動が影響していると考えられます。
4月・5月は、気温が上昇し始め、紫外線量も増えてくる時期。
夏ほど強くはありませんが、紫外線対策を始めるタイミングとしては適切。

また、新年度による生活環境の変化でストレスが増える方も多いでしょう。
ストレスは髪の成長サイクルに悪影響を与えるため、心身のケアも意識したいところです。
春は「髪が伸びやすい時期」であると同時に、「夏に向けて頭皮と髪を守る準備期間」でもあります。
6月・7月・8月|紫外線と汗が髪にダメージを与える

6月から8月の夏は、髪と頭皮にとって最もダメージを受けやすい時期です。
6月は梅雨の時期で、高湿度の環境が続きます。
湿度が高いと頭皮がムレやすくなり、雑菌が繁殖しやすい状態になります。
汗をかくことで毛穴が詰まりやすくなり、頭皮環境が悪化する原因となります。
7月・8月は紫外線が最も強くなる時期。
紫外線は髪のタンパク質を分解し、キューティクル(髪の表面を覆う保護層)を傷つけます。
ダメージを受けた髪は乾燥しやすくなり、切れ毛や枝毛の原因となります。
また、頭皮が紫外線を浴びると、毛包に炎症が起こり、髪の成長サイクルが乱れる可能性があります。
紫外線による脂質の変化も見逃せません。
研究によると、紫外線にさらされた髪では脂質組成が大きく変化することが示されています。
髪の表面を守る脂質が分解されることで、髪のバリア機能が低下し、外部からのダメージを受けやすくなります。
参考:UV and visible light exposure to hair leads to widespread changes in the hair lipidome
夏は直接的な抜け毛の量が最大ではありませんが、秋以降の抜け毛を左右する重要な時期。
この時期の紫外線対策と頭皮ケアが、秋の抜け毛を軽減するカギとなります。
9月・10月・11月|年間で最も抜け毛が多い時期

秋は、年間を通じて最も抜け毛が多い時期。

複数の研究で、9月から11月にかけて抜け毛のピークが訪れることが確認されています。
9月は、夏の間に休止期に入った髪が一斉に抜け始める時期。

ブラッドフォード大学の研究では、8月から9月にかけて抜け毛の本数がピークに達することが示されています。
夏に紫外線ダメージを受けた髪も、この時期に抜け落ちやすくなります。

10月・11月も引き続き抜け毛が多い状態が続きます。
休止期は通常3カ月程度続くため、夏に休止期に移行した髪は11月頃まで抜け続けることになります。
この時期に「急に抜け毛が増えた」と感じる方は多いですが、季節的な現象である可能性が高いです。
ただし、抜け毛が数カ月経っても改善しない場合や、明らかに髪が薄くなってきた場合は、季節性の脱毛以外の原因が考えられます。
男性であればAGA*1(男性型脱毛症)、女性であればFAGA(女性男性型脱毛症)の可能性もあるため、専門のクリニックで診察を受けることをおすすめします。
12月|抜け毛が落ち着き始める時期

12月になると、秋のピークを過ぎて抜け毛が徐々に落ち着いてきます。
髪の成長サイクルで見ると、新しい髪が成長期に入り始める移行期にあたります。
この時期は、秋に抜けた髪の代わりに新しい髪が生え始めるタイミング。
ただし、髪が目に見えて伸びるまでには時間がかかるため、秋に薄くなったと感じた部分がすぐに回復するわけではありません。

12月は寒さが本格化し、頭皮の乾燥が進みやすい時期でもあります。
前述の通り、冬の乾燥対策が春以降の髪の健康を左右します。
1年の締めくくりとして、頭皮と髪のケアを見直す良い機会といえるでしょう。
季節性の抜け毛と進行性の脱毛症の見分け方

「秋に抜け毛が増えるのは自然なこと」と説明してきましたが、すべての抜け毛が季節性のものとは限りません。
季節性の抜け毛と、治療が必要な進行性の脱毛症を見分けることは非常に重要です。
季節性の抜け毛には以下のような特徴があります。
- 毎年、同じ時期(特に秋)に抜け毛が増える
- 数週間から数カ月で抜け毛の量が通常に戻る
- 抜けた部分から新しい髪が生えてくる
- 髪全体が均一に薄くなるというよりは、抜け毛の量が一時的に増える

一方で、以下のような症状がある場合は、AGAやFAGAなどの進行性脱毛症の可能性があります。
- 抜け毛が数カ月以上続いても改善しない
- 生え際や頭頂部など、特定の部位が目に見えて薄くなってきた
- 抜けた髪が細く短くなっている(軟毛化)
- 家族に薄毛の方がいる
AGAは男性の約80%、FAGAは女性の約50%が70歳までに発症するといわれる非常に一般的な脱毛症。

遺伝やホルモンバランスが関係しており、放置すると進行が止まらないという特徴があります。
季節性の抜け毛だと思っていたものが、実は進行性の脱毛症だったというケースは珍しくありません。
気になる症状がある場合は、早めに専門医に相談することをおすすめします。
AGA治療やFAGA治療は、早期に開始するほど効果が期待できます。
髪が抜ける原因は季節だけじゃない
ここまで季節ごとの抜け毛の傾向を詳しく解説してきました。
秋にピークを迎え、春にも小さな山があり、夏は紫外線ダメージ、冬は乾燥という特徴があることがお分かりいただけたと思います。
しかし、髪が抜ける原因は季節だけではありません。

日常生活の中には、髪の成長サイクルに影響を与えるさまざまな要因が存在します。
季節の影響と合わせて、これらの要因も理解しておくことで、より効果的な対策ができるようになります。
ストレスと髪の関係

ストレスは、髪の健康に大きな影響を与える要因の一つです。
ストレスを受けると、体内でコルチゾールというストレスホルモンが分泌されます。
コルチゾールは「闘争か逃走か」の反応を引き起こすホルモンですが、慢性的に高い状態が続くと、髪の成長サイクルに悪影響を及ぼすことが分かっています。
ハーバード大学の研究チームは、マウスを使った実験で、慢性ストレスが毛包幹細胞の活性を低下させることを明らかにしました。
毛包幹細胞は新しい髪を生み出すために必要な細胞ですが、コルチゾールによってその働きが抑制されると、休止期が長くなり、新しい髪が生えにくくなります。
参考:How stress causes hair loss
ストレスによる抜け毛は「休止期脱毛(テロゲン・エフルビウム)」と呼ばれます。
強いストレスを受けた2〜3カ月後に、突然抜け毛が増えるという特徴があります。
季節の変わり目は環境変化によるストレスが増えやすい時期でもあるため、季節性の抜け毛と重なって、より多くの髪が抜けることもあります。
睡眠不足の影響

十分な睡眠をとることは、髪の健康にとっても重要です。
睡眠中は成長ホルモンが分泌され、体のさまざまな組織が修復・再生されます。
髪の毛もその例外ではありません。
睡眠不足が続くと、成長ホルモンの分泌が減少し、髪の成長に必要な修復プロセスが十分に行われなくなります。
また、睡眠不足は体にとってストレスとなり、コルチゾールの分泌を増加させます。
前述の通り、慢性的なコルチゾールの上昇は髪の成長サイクルを乱す原因となります。

理想的な睡眠時間は個人差がありますが、一般的には7〜8時間程度が推奨されています。
特に、秋の抜け毛が気になる時期は、意識的に睡眠時間を確保することをおすすめします。
栄養バランスの重要性

髪の毛は、タンパク質・ビタミン・ミネラルなどの栄養素から作られています。
栄養バランスが偏ると、髪の成長に必要な材料が不足し、抜け毛や髪質の悪化につながる可能性があります。
髪の主成分はケラチンというタンパク質。
タンパク質の摂取が不足すると、髪が細くなったり、成長が遅くなったりすることがあります。
肉・魚・卵・大豆製品などを日常的に摂取することが大切です。
また、鉄分・亜鉛・ビタミンB群・ビタミンDなども髪の健康に関わる重要な栄養素。
特に女性は月経によって鉄分が不足しやすいため、意識的に摂取する必要があります。
鉄欠乏性貧血は、抜け毛の原因の一つとして知られています。
季節ごとに旬の食材を取り入れながら、バランスの良い食事を心がけることが、髪の健康維持につながります。
頭皮環境の悪化

健康な髪を育てるためには、頭皮環境を良好に保つことが欠かせません。
頭皮は髪が生える土台。

毛穴に皮脂や汚れが詰まっていたり、頭皮が炎症を起こしていたりすると、髪の成長が妨げられます。
夏の汗や皮脂、冬の乾燥によるフケなど、季節ごとに頭皮環境を悪化させる要因が存在します。
頭皮環境が酸化ストレスにさらされると、毛髪の成長や維持に影響が出ることも研究で示されています。
頭皮の常在菌バランスが崩れたり、皮脂が酸化したりすると、毛包へのダメージが生じる可能性があります。
参考:Scalp Condition Impacts Hair Growth and Retention via Oxidative Stress
シャンプーの仕方や頻度も重要。
洗いすぎると必要な皮脂まで取り除いてしまい、乾燥やフケの原因となります。
逆に、洗浄が不十分だと毛穴の詰まりを引き起こします。
自分の頭皮タイプに合ったシャンプーを選び、適切な頻度で洗髪することが大切です。
ホルモンバランスの変化

ホルモンバランスの変化も、抜け毛に大きく関係しています。
男性の場合、テストステロン*2から変換されるDHT(ジヒドロテストステロン)という男性ホルモンが、AGAの主な原因。
DHTは毛包を萎縮させ、髪を細く短くしていきます。
これは季節に関係なく進行する脱毛症であり、適切な治療が必要です。
女性の場合も、女性ホルモン(エストロゲン)のバランスが崩れると抜け毛が増えることがあります。
特に、産後・更年期・ピルの服用中止後などは、ホルモンの急激な変化によって一時的に抜け毛が増加しやすい時期。
閉経後の女性では、エストロゲンの減少によってFAGAが発症しやすくなります。
ホルモンバランスによる抜け毛は、季節性の抜け毛と症状が似ている場合があります。
「秋だから仕方ない」と思っていたものが、実はホルモンの影響だったというケースもあります。
抜け毛が長期間続く場合や、特定のパターンで薄くなっている場合は、医療機関で検査を受けることをおすすめします。
薬の副作用


服用している薬が、抜け毛の原因になっていることもあります。

抗がん剤が髪に影響を与えることは広く知られていますが、それ以外にも抜け毛を引き起こす可能性がある薬はいくつかあります。
抗凝固剤・降圧剤・抗うつ剤・経口避妊薬・一部の抗生物質などが該当します。
薬による抜け毛の場合、服用を開始してから2〜3カ月後に症状が現れることが多いです。
季節の変わり目と重なると、季節性の抜け毛と区別がつきにくい場合があります。
新しい薬を飲み始めた後に抜け毛が増えた場合は、自己判断で服用を中止せず、処方した医師に相談してください。
代替薬への変更や用量の調整によって、抜け毛が改善することもあります。
季節の抜け毛を超えた治療

季節性の抜け毛は一時的な現象であり、数週間から数カ月で自然に落ち着くことがほとんどです。
しかし、前述のような要因が複合的に絡み合っている場合や、AGAやFAGAなどの進行性脱毛症が背景にある場合は、適切な治療を受けることで改善が期待できます。
AGA治療では、フィナステリド*3やデュタステリド*4といった内服薬が広く使用されています。

これらの薬は、DHTの生成を抑制することで脱毛の進行を遅らせ、発毛を促します。
日本の大規模研究では、フィナステリドを3年間服用した3,000人以上の男性のうち、約86%で髪の状態が改善または維持されたことが報告されています。
ミノキシジル*5は、男性・女性ともに使用できる外用薬。
毛包への血流を改善し、髪の成長を促進する効果があります。
内服薬と外用薬を併用することで、より高い効果が期待できるケースもあります。
FAGA治療では、スピロノラクトン*6などの抗アンドロゲン薬や、ミノキシジル外用薬が用いられることが多いです。

女性の場合は、ホルモンバランスや栄養状態など、複合的な要因を考慮した治療が行われます。
これらの治療は、専門のクリニックで医師の診察を受けたうえで行うものです。

市販の育毛剤とは異なり、医学的なエビデンスに基づいた治療が受けられます。
「季節の抜け毛かな」と思っていても、気になる症状がある場合は一度相談してみることをおすすめします。
早期に対処することで、より良い結果が得られる可能性が高まります。
まとめ:髪が抜ける季節と月ごとの傾向
記事のポイントのまとめです。

髪が最も抜けやすいのは秋(9月〜11月)。
夏の紫外線ダメージと、髪の成長サイクルによる休止期への移行が重なることで、抜け毛が年間ピークを迎えます。
ブラッドフォード大学の研究では、秋の抜け毛は冬の2倍以上であることが示されています。
春(3月〜5月)にも小さな抜け毛のピークがあります。
日照時間の変化やホルモンバランスの変動が関係していると考えられています。
一方で、3月は髪の成長期がピークを迎える時期でもあり、髪が最も元気に伸びる季節です。
夏(6月〜8月)は、直接的な抜け毛の量はピークではありませんが、紫外線によるダメージが蓄積される時期。
夏に受けたダメージが秋の抜け毛として現れるため、紫外線対策が重要になります。
冬(12月〜2月)は、抜け毛が年間で最も少ない時期。
ただし、乾燥による頭皮環境の悪化に注意が必要。
冬の間に頭皮をケアすることで、春以降の髪の健康を守ることができます。
季節性の抜け毛は自然な現象ですが、数カ月経っても改善しない場合や、特定のパターンで薄くなっている場合は、AGAやFAGAなどの進行性脱毛症の可能性があります。
気になる症状がある方は、専門の医療機関に相談してみてください。
早めの対処が、将来の髪の健康を守ることにつながります。






























































































































































































