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M字はげの人が縮毛矯正するとさらにハゲる?対策と注意点を解説

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    質問:M字はげの人が縮毛矯正をするとさらにハゲが進行しますか?
    回答
    female-doctor-smiling
    エジエ 先生

    縮毛矯正がM字はげの原因であるAGA(男性型脱毛症)を直接悪化させることはありません。

    AGAはホルモンバランスと遺伝によって引き起こされる症状であり、縮毛矯正の薬剤が毛包や毛乳頭に直接作用してAGAを進行させることはないとされています。

    ただし、縮毛矯正は髪の内部構造を化学的に変化させるため、髪が弱くなったり切れやすくなったりするリスクがあります。

    また、施術後に髪のボリュームがダウンすることで、もともと薄くなっていたM字部分がより目立って見えることがあり、これを「ハゲが進行した」と感じてしまうケースもあります。

    AGA・FAGAは進行性の病気です。

    実は、気にしている今も進行しています。

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    正しい対策をしなければ、髪の毛の数は減り続け、抜け毛・薄毛が徐々に目立ってきます。

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    この記事をざっくり言うと
    • 縮毛矯正がAGA(M字はげ)を直接悪化させることは考えにくい
    • ただし施術による髪や頭皮へのダメージリスクはある
    • 縮毛矯正後のボリュームダウンで薄毛が目立つ可能性あり
    • M字はげの根本改善にはAGA治療の検討が有効

    M字はげと縮毛矯正の関係性を正しく理解しよう

    まずは、M字はげがなぜ起こるのか、そして縮毛矯正がどのような仕組みで髪をストレートにするのかを理解することが大切です。

    そもそもM字はげの原因とは何か

    female-doctor-smiling
    エジエ 先生

    M字はげは、額の両サイド(こめかみ付近)から生え際が後退していく薄毛のパターンです。

    正面から見ると、生え際がアルファベットの「M」の形に見えることから、この名前がついています。

    M字はげの主な原因は、AGA*1(男性型脱毛症)です。

    *1. 参考文献
    BMJ Best Practice
    Androgenetic alopecia
    female-doctor-smiling
    エジエ 先生

    AGAは、男性ホルモンの一種であるテストステロン*2が、頭皮に存在する5αリダクターゼ*3という酵素によってDHT(ジヒドロテストステロン)に変換されることで起こります。

    *2. 参考文献
    Cleveland Clinic
    Testosterone: What It Is, Function & Levels
    *3. 参考文献
    Nature Communications(PubMed Central)
    Structure of human steroid 5α-reductase 2 with anti-androgen drug finasteride

    DHTが毛乳頭細胞のアンドロゲン受容体に結合すると、髪の成長サイクルが乱れ、成長期が短縮されます。

    本来3〜5年かけて成長するはずの髪が、数カ月〜1年程度で抜け落ちてしまうようになるのです。

    こうして髪が十分に成長できなくなり、次第に細く短い軟毛へと変化していきます。

    最終的には、毛穴から髪が生えなくなってしまうこともあります。

    AGAは遺伝的要因が強く関係しており、家族にAGAの方がいると発症リスクが高まります。

    50歳までに男性の30〜50%がAGAを発症するとされており、決して珍しい症状ではありません。

    参考:Male Androgenetic Alopecia

    ここで重要なのは、AGAの原因はホルモンバランスと遺伝であり、縮毛矯正のような外的要因が直接の原因になることはないという点です。

    つまり、縮毛矯正をしたからといって、AGAの進行スピードが速まるわけではありません。

    縮毛矯正の仕組みと髪への作用

    次に、縮毛矯正がどのようにして髪をストレートにするのかを見ていきましょう。

    縮毛矯正は、髪の内部構造を化学的に変化させることで、くせ毛やうねりを直す施術です。

    髪の毛は、主にケラチンというタンパク質で構成されています。

    ケラチン分子同士は、シスチン結合(ジスルフィド結合)という強力な結合でつながっており、この結合の配置によって髪の形状が決まります。

    縮毛矯正では、まず還元剤(チオグリコール酸アンモニウムや水酸化ナトリウムなど)を使って、このシスチン結合を切断します。

    結合が切れた状態の髪を、アイロンの熱を使ってまっすぐに形を整えます。

    そして、酸化剤(過酸化水素など)を塗布して、新しい位置でシスチン結合を再形成させます。

    こうすることで、髪はストレートな状態で固定されるのです。

    縮毛矯正には大きく分けて2つの種類があります。

    • アルカリ性ストレート(水酸化ナトリウム、水酸化カルシウムなどを使用)は、日本では「縮毛矯正」として広く知られている施術法で、強いくせ毛にも効果があります。
    • 酸性ストレート(グリオキシル酸、ホルムアルデヒドなどを使用)は、ブラジリアンケラチンやトリートメントストレートとも呼ばれ、髪へのダメージが比較的少ないとされています。

    どちらの方法でも、髪の内部構造に化学的な変化を与えるため、髪にはある程度のダメージが生じます。

    医学文献によると、縮毛矯正は頭皮の炎症、毛髪のダメージ、脱毛といった副作用を引き起こす可能性があることが報告されています。

    参考:Effects of chemical straighteners on the hair shaft and scalp

    縮毛矯正がAGA自体を悪化させない理由

    縮毛矯正は、髪の毛幹(すでに頭皮から出ている部分)に作用する施術です。

    一方、AGAは毛包(毛根を包む組織)と毛乳頭細胞で起こる現象です。

    縮毛矯正の薬剤が毛包や毛乳頭に直接影響を与えることは基本的にありません。

    もっと言えば、AGAの原因であるDHTの産生量が縮毛矯正によって変化することもありません。

    5αリダクターゼ酵素の活性が高まったり、アンドロゲン受容体の感受性が変わったりすることもないのです。

    したがって、「縮毛矯正をしたらM字はげが進行した」と感じる場合、それは縮毛矯正がAGAを悪化させたのではなく、別の要因が絡んでいる可能性が高いと考えられます。

    ただし、縮毛矯正によって髪が傷んで切れやすくなったり、頭皮に炎症が起きて一時的な抜け毛が増えたりすることはあり得ます。

    これは「脱毛が進行した」というよりも、「ダメージによって髪が抜けやすくなった、または切れた」と捉えるべきです。

    なお、American Hair Loss Association(アメリカ毛髪損失協会)によると、AGAは男性の脱毛原因の95%以上を占めており、35歳までに3分の2の男性が何らかの脱毛を経験するとされています。

    参考:Men's Hair Loss

    縮毛矯正で髪が減ったように見えるケース

    female-doctor-smiling
    エジエ 先生

    「縮毛矯正をしてから髪が減った気がする」という声を聞くことがあります。

    これにはいくつかの理由が考えられます。

    まず、縮毛矯正によって髪のボリュームがダウンすることがあります。

    くせ毛の場合、髪がうねっている分、見た目のボリュームが出やすいです。

    しかし、ストレートになると髪が頭皮に沿って流れるため、全体的にペタッとした印象になりがちです。

    M字はげの方の場合、もともと生え際の髪が細く薄くなっているところに、ボリュームダウン効果が加わることで、より薄毛が目立って見えることがあります。

    また、縮毛矯正のダメージで髪が切れたり、毛先が細くなったりすると、毛量が減ったように感じられます。

    こうした見た目の変化は、AGAの進行とは別の問題です。

    もう一つ考えられるのは、縮毛矯正後のタイミングでたまたまAGAが進行していたケースです。

    AGAは進行性の症状なので、何もしなくても時間とともに薄毛は進みます。

    縮毛矯正を受けた時期と、AGAの進行が重なっただけという可能性も十分にあります。

    縮毛矯正と牽引性脱毛症の関係

    female-doctor-smiling
    エジエ 先生

    ここで注意したいのが、縮毛矯正と「牽引性脱毛症」の関係です。

    牽引性脱毛症とは、髪を長期間にわたって引っ張り続けることで毛包がダメージを受け、脱毛が起こる症状です。

    縮毛矯正そのものが牽引性脱毛症を引き起こすわけではありませんが、縮毛矯正をかけた髪は構造的に弱くなっているため、引っ張りへの耐性が低下しています。

    NIH(アメリカ国立衛生研究所)の文献によると、化学的にリラックス処理された髪や熱処理された髪に牽引力(引っ張る力)が加わると、牽引性脱毛症のリスクが高まることが報告されています。

    参考:Traction Alopecia

    つまり、縮毛矯正後に以下のような行為を続けると、牽引性脱毛症を発症するリスクがあるということです。

    • 髪をきつく縛るヘアスタイル(ポニーテール、マンバンなど)を日常的にしている
    • 強い力でブラッシングする
    • タオルで髪をゴシゴシ拭く

    牽引性脱毛症は、初期段階であれば髪型を変えることで回復が期待できます。

    female-doctor-smiling
    エジエ 先生

    しかし、長期間放置すると毛包が瘢痕化(線維化)してしまい、永久的な脱毛につながる可能性があります。

    M字はげの方がこうした習慣を続けていると、AGAによる脱毛に加えて牽引性脱毛症も併発し、より深刻な薄毛状態になりかねません。

    M字はげの男性が縮毛矯正を受ける際に気をつけたいポイント

    縮毛矯正がAGAを直接悪化させないとはいえ、M字はげを気にしている男性にとって、できるだけ髪と頭皮への負担を減らしたいというのは当然の願いでしょう。

    ここからは、M字はげの男性が縮毛矯正を検討する際に押さえておきたい注意点を詳しく解説します。

    施術前に確認すべき頭皮の状態

    female-doctor-smiling
    エジエ 先生

    縮毛矯正を受ける前に、まずは自分の頭皮の状態を確認することが重要です。

    頭皮に炎症、湿疹、傷、かぶれなどがある状態で縮毛矯正を行うと、薬剤が頭皮を刺激して症状が悪化する恐れがあります。

    また、頭皮が敏感になっている時期(日焼けした直後、睡眠不足が続いている時など)も、施術を避けた方が無難です。

    M字部分は髪が細く密度が低いため、薬剤が頭皮に接触しやすい傾向があります。

    施術を担当する美容師には、M字はげが気になっていることを正直に伝え、頭皮への薬剤付着を最小限に抑えてもらうようお願いしましょう。

    信頼できる美容師であれば、頭皮の状態を見て施術可能かどうか判断してくれますし、必要に応じてパッチテストを行ってくれることもあります。

    薬剤選びで注意したいこと

    縮毛矯正に使われる薬剤にはいくつかの種類があり、それぞれ髪や頭皮への負担が異なります。

    一般的に、強いアルカリ性の薬剤(水酸化ナトリウムなど)は効果が高い反面、髪と頭皮へのダメージも大きくなります。

    研究によると、縮毛矯正剤の使用によって頭皮の炎症、毛髪の断裂、脱毛などの副作用が報告されています。

    ある調査では、縮毛矯正剤の使用後に脱毛が13.3%の被験者で確認されました。

    参考:Effects of chemical straighteners on the hair shaft and scalp

    近年は、低アルカリ性や弱酸性の縮毛矯正剤も登場しており、ダメージを抑えつつストレートにできる選択肢も増えています。

    M字はげが気になる男性は、美容師に相談して、できるだけ髪と頭皮に優しい薬剤を選んでもらうことをおすすめします。

    ただし、薬剤の強さと効果はトレードオフの関係にあるため、くせが強い場合は弱い薬剤では十分な効果が得られないこともあります。

    自分の髪質やくせの強さ、そして薄毛の進行度合いを総合的に考えて、最適なバランスを見つけることが大切です。

    施術頻度の目安と注意点

    縮毛矯正の効果は永久的ではありません。

    新しく伸びてきた部分は地毛のくせがそのまま出てくるため、定期的に根元をリタッチする必要があります。

    一般的には、3〜6カ月ごとに施術を受ける方が多いようです。

    ここで注意したいのは、施術頻度を上げすぎないことです。

    頻繁に縮毛矯正を繰り返すと、髪へのダメージが蓄積されます。

    特に、既に施術済みの部分に薬剤がかかってしまうと、二重にダメージを受けることになり、髪が極端に弱くなったり、最悪の場合は切れてしまったりします。

    信頼できる美容師であれば、新しく伸びた部分だけに薬剤を塗布するリタッチ施術を行ってくれます。

    施術時には「根元のリタッチだけでお願いします」と明確に伝えましょう。

    M字部分は特にデリケートなので、薬剤を塗る範囲や放置時間についても、慎重に判断してもらう必要があります。

    縮毛矯正後のヘアケア方法

    縮毛矯正後の髪は、通常の髪よりもデリケートな状態になっています。

    適切なヘアケアを行うことで、ダメージを最小限に抑え、健康な状態を維持しやすくなります。

    施術直後は、髪の内部構造がまだ完全に安定していません。

    female-doctor-smiling
    エジエ 先生

    美容師からは「施術後24〜48時間は髪を濡らさないでください」「耳にかけたり、結んだりしないでください」といった指示があるはずです。

    この指示は必ず守りましょう。

    日常的なケアとしては、以下のポイントを意識してください。

    • シャンプーは優しく行い、頭皮を強くこすらない
    • ドライヤーは髪から適度な距離を保ち、熱を当てすぎない
    • トリートメントやコンディショナーで髪の保湿を心がける
    • ブラッシングは目の粗いコームで、優しく行う

    縮毛矯正後の髪は乾燥しやすくなっているため、保湿ケアが特に重要です。

    洗い流さないトリートメントやヘアオイルを活用すると、髪の表面を保護し、摩擦によるダメージを軽減できます。

    縮毛矯正以外の選択肢を検討する価値

    M字はげが進行している方にとって、縮毛矯正が必ずしもベストな選択とは限りません。

    くせ毛を抑える方法は縮毛矯正だけではないため、他の選択肢も視野に入れてみることをおすすめします。

    例えば、ストレートアイロンを使った日々のスタイリングは、髪への負担が一時的なもので済みます。

    毎日のケアに手間はかかりますが、縮毛矯正のような化学的ダメージは避けられます。

    また、くせを活かしたヘアスタイルに変えるという選択肢もあります。

    近年は、ナチュラルなくせ毛を活かしたスタイルがトレンドになっており、無理にストレートにしなくてもおしゃれに見える髪型はたくさんあります。

    M字部分が目立たない髪型を美容師に相談してみるのも良いでしょう。

    短めのスタイルにすることで、くせ毛が気にならなくなり、かつM字はげも目立ちにくくなるケースもあります。

    ブリーチ毛やハイダメージ毛への施術リスク

    ブリーチ(脱色)や繰り返しのカラーリングでダメージを受けている髪に縮毛矯正を行うと、髪が重大なダメージを受ける可能性があります。

    最悪の場合、髪が溶けたり、根元からちぎれたりすることもあります。

    多くの美容師は、ブリーチ毛への縮毛矯正を推奨していません。

    ブリーチによって髪の内部構造(特にシスチン結合)がすでに大きく損傷しているため、縮毛矯正の薬剤でさらにダメージが加わると、髪が耐えられなくなるからです。

    M字はげを気にしている方で、かつブリーチやハイトーンカラーをしている場合は、縮毛矯正を諦めるか、髪の状態が回復するまで待つ必要があるかもしれません。

    どうしても施術を希望する場合は、髪のダメージレベルを正確に診断できる経験豊富な美容師に相談することが不可欠です。

    M字はげの進行が気になるなら縮毛矯正よりもAGA治療を優先しよう

    ここまで、縮毛矯正とM字はげの関係について詳しく見てきました。

    縮毛矯正がAGAを直接悪化させることはないものの、髪や頭皮へのダメージリスクがあることはお分かりいただけたと思います。

    ここからは、M字はげを根本的に改善するための方法について触れていきます。

    AGAは進行性

    M字はげの原因であるAGAは、進行性の症状です。

    何も対策をしなければ、時間の経過とともに確実に薄毛は進みます。

    縮毛矯正でくせ毛の悩みを解消したとしても、AGAへの対策をしていなければ、M字部分の後退は止まりません。

    female-doctor-smiling
    エジエ 先生

    むしろ、縮毛矯正で髪のボリュームがダウンすることで、薄毛がより目立つようになる可能性すらあります。

    「まだそこまで進んでいないから大丈夫」と思っている方も多いかもしれませんが、AGAは早期に対策を始めるほど効果が出やすいと言われています。

    毛包が完全に縮小してしまう前であれば、治療によって髪の回復が期待できるからです。

    医療機関でのAGA治療の選択肢

    現在、AGAの治療法として科学的に効果が認められているものがいくつかあります。

    代表的なのは、フィナステリド*4(内服薬)とミノキシジル*5(外用薬または内服薬)です。

    *4. 参考文献
    StatPearls(NCBI Bookshelf)
    Finasteride — StatPearls
    *5. 参考文献
    MedlinePlus(U.S. National Library of Medicine)
    Minoxidil Topical: MedlinePlus Drug Information

    フィナステリドは、5αリダクターゼII型阻害薬です。

    テストステロンからDHTへの変換を抑えることで、AGAの進行を食い止める効果があります。

    臨床試験では、フィナステリドを1日1mg服用した男性の80%で髪の増加が見られたという結果が報告されています。

    参考:An open, randomized, comparative study of oral finasteride and 5% topical minoxidil in male androgenetic alopecia

    ミノキシジルは、もともと高血圧の治療薬として開発された成分ですが、発毛効果があることが発見され、現在はAGA治療薬として広く使われています。

    頭皮の血流を促進し、毛包に栄養を届けることで、髪の成長をサポートします。

    同じ臨床試験では、5%ミノキシジル外用薬を使用した男性の52%で髪の増加が確認されています。

    参考:An open, randomized, comparative study of oral finasteride and 5% topical minoxidil in male androgenetic alopecia

    また、デュタステリド*6という薬もあります。

    フィナステリドが5αリダクターゼII型のみを阻害するのに対し、デュタステリドはI型とII型の両方を阻害するため、より強力な効果が期待できるとされています。

    これらの治療薬は、医師の処方が必要です。

    副作用のリスクもあるため、自己判断での使用は避け、必ず医療機関を受診して適切な診断と処方を受けてください。

    AGA治療と縮毛矯正は両立できるのか

    「AGA治療をしながら縮毛矯正も続けたい」という方もいるでしょう。

    結論から言えば、両立は可能です。

    AGA治療薬は主に体内で作用するもの(内服薬)か、頭皮に直接塗布するもの(外用薬)です。

    縮毛矯正は髪の毛幹に作用するものなので、作用する部位が異なります。

    ただし、ミノキシジル外用薬を使っている場合は、縮毛矯正の施術日にはミノキシジルの塗布を避けた方が良いでしょう。

    頭皮に薬剤が残っている状態で縮毛矯正を行うと、予期せぬ反応が起こる可能性があるからです。

    施術前後のミノキシジル使用については、担当医師と美容師の両方に相談して、安全に進められるスケジュールを組むことをおすすめします。

    薄毛専門クリニックに相談するメリット

    M字はげが気になっているなら、一度薄毛専門のクリニックで診てもらうことを検討してみてください。

    専門のクリニックでは、頭皮や毛髪の状態を詳しく診断し、AGAの進行度合いを正確に把握することができます。

    マイクロスコープを使った頭皮診断や、血液検査によるホルモンバランスのチェックなど、一般の皮膚科では受けられない詳細な検査を行っているクリニックも多いです。

    診断結果に基づいて、自分に最適な治療法を提案してもらえるため、効率的に薄毛対策を進められます。

    「縮毛矯正をしても大丈夫か」といった具体的な質問にも、専門家の立場からアドバイスをもらえるでしょう。

    最近は、オンライン診療に対応しているクリニックも増えており、自宅にいながら相談できる環境が整っています。

    female-doctor-smiling
    エジエ 先生

    「病院に行くのは敷居が高い」と感じる方も、まずはオンラインで気軽に相談してみることをおすすめします。

    縮毛矯正で薄毛を隠そうとする前に考えたいこと

    「くせ毛を直せば髪がまとまって、M字はげが目立たなくなるかも」という期待から縮毛矯正を検討する方もいるかもしれません。

    確かに、うねりがなくなることで髪がまとまりやすくなる面はあります。

    しかし、縮毛矯正はあくまで髪の形状を変える施術であり、薄毛そのものを解決する方法ではありません。

    むしろ、ストレートになることでボリュームがなくなり、薄毛がより目立ってしまうリスクもあることを忘れないでください。

    female-doctor-smiling
    エジエ 先生

    M字はげを根本的に改善したいのであれば、AGA治療を優先すべきです。

    AGA治療で髪を回復させた上で、くせ毛対策として縮毛矯正を検討するというのが、理想的な順序ではないでしょうか。

    限られた予算や時間の中で、何を優先すべきかを冷静に判断することが大切です。

    まとめ:M字はげで縮毛矯正を検討している男性へのアドバイス

    記事のポイントのまとめです。

    まず、縮毛矯正がAGAを悪化させるわけではないという点を理解した上で、判断してください。

    縮毛矯正は髪の形状を変える有効な手段であり、くせ毛に悩んでいる方にとっては生活の質を上げてくれるものです。

    ただし、縮毛矯正には髪と頭皮へのダメージリスクが伴います。

    施術を受ける場合は、信頼できる美容師を選び、髪の状態に合った薬剤を使ってもらい、施術後のケアをしっかり行うことが重要です。

    そして、M字はげを本気で改善したいのであれば、AGA治療を検討してください。

    縮毛矯正はあくまで見た目を整える手段であり、AGAという根本原因には対処できません。

    進行性の症状だからこそ、早めの対策が将来の自分への投資になります。

    くせ毛とM字はげ、どちらの悩みが大きいかは人それぞれです。

    自分の優先順位を明確にして、最適な選択をしてください。