
M字はげかどうかを確認するには、まず額の両端(こめかみ上部)の生え際を観察し、以前より後退しているか、髪が細くまばらになっていないかをチェックします。
学生時代の写真などと比較すると変化がわかりやすくなります。
また、医療現場で使われる「ノーウッド・ハミルトン分類」という基準を参考にすることも有効で、II型以降であればM字はげの初期段階と判断される可能性があります。
自己判断が難しい場合は、専門クリニックでマイクロスコープを使った診断を受けることで、より正確に状態を把握できます。
AGA・FAGAは進行性の病気です。
実は、気にしている今も進行しています。


正しい対策をしなければ、髪の毛の数は減り続け、抜け毛・薄毛が徐々に目立ってきます。

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- M字はげは生え際の形状変化や抜け毛の質から自己チェックが可能
- 男性ホルモンDHTと遺伝がM字はげの主な原因
- 女性も閉経後やホルモン異常でM字型の薄毛が起こることがある
- 早期発見と専門クリニックでのAGA・FAGA治療が進行抑制になる
M字はげかどうかをチェックする方法と判断基準

M字はげとは、額の左右から生え際が後退していく薄毛のパターンを指します。
名前の通り、上から見ると生え際がアルファベットの「M」のような形になることからこう呼ばれています。
ただ、「自分がM字はげかどうかわからない」「もともとおでこが広いだけなのか判断できない」という声は非常に多いです。
ここでは、自分でできる具体的なチェック方法と、医学的な判断基準について詳しく解説します。
生え際の形状を確認する

まず最初に行うべきは、自分の生え際の形状をしっかり観察することです。
M字はげの初期段階では、こめかみの上あたり、つまり額の左右の角の部分から徐々に髪が薄くなり始めます。
チェックの方法としては、明るい場所で鏡を見ながら、前髪をすべて上げておでこを露出させます。
そこで額の両端(剃り込みを入れる位置)を確認してください。
この部分が以前より後退している、あるいは髪が細くまばらになっていると感じる場合は、M字はげの可能性があります。
一方で、生まれつき額が広い方や、もともと生え際がM字型の方もいます。
これはいわゆる「富士額」と呼ばれるもので、病的な脱毛とは異なります。
区別するポイントは「以前と比べて変化があるかどうか」です。
学生時代の写真や、数年前の免許証の写真などと見比べてみると、変化がわかりやすくなります。
ノーウッド・ハミルトン分類を参考にする

M字はげを含む男性型脱毛症の進行度を測る指標として、医療現場でよく使われるのが「ノーウッド・ハミルトン分類」という基準です。
これは1975年にノーウッド医師が、それ以前のハミルトン分類を改良して発表したもので、薄毛の進行パターンをI型からVII型までの7段階に分類しています。
- I型:生え際に目立った後退がなく、ほぼ正常な状態
- II型:額の両端(こめかみ付近)にわずかな後退が見られる段階。M字はげの初期に該当
- III型:前頭部の後退がさらに進み、M字の形がはっきりしてくる段階
- IV型:前頭部の後退に加え、頭頂部にも薄毛が見られ始める段階
- V型以降:前頭部と頭頂部の薄毛がつながり、全体的に進行している段階
一般的に、III型以降は「明確な薄毛」と判断されることが多いです。
ノーウッド・ハミルトン分類は世界中で広く使用されており、専門クリニックでの診察時にも活用されています。
参考:Classification of Male-pattern Hair Loss
女性の場合はルードヴィッヒ分類を参考に


女性の薄毛パターンは男性とは異なることが多く、生え際がM字型に後退するよりも、頭頂部から全体的に薄くなる「びまん性脱毛」のパターンが一般的です。
しかし、女性でもM字型に薄毛が進行するケースはあります。
女性の薄毛を評価する際には「ルードヴィッヒ分類」という基準が用いられます。
これは1977年にルードヴィッヒ医師が発表したもので、I〜IIIの3段階で薄毛の進行度を判定します。
- I型:分け目の部分が少し広がって見える程度の軽度の薄毛
- II型:頭頂部の薄毛がより顕著になり、地肌が透けて見える状態
- III型:頭頂部の髪がほとんど失われ、かなり広範囲に地肌が露出している状態
女性の場合、男性のように生え際が大きく後退することは比較的まれですが、前頭部も含めて全体的に薄くなることはあります。
もし女性で生え際の後退が気になる場合は、ホルモンバランスの乱れや多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)などが関係している可能性もあるため、専門医への相談をおすすめします。
指を使った簡易チェック法

医療機関を受診する前に、自宅で簡単にできるセルフチェックの方法があります。
よく知られているのが「指を使ったチェック」です。
やり方は、額に手の指を横に当てて、眉毛の上から生え際までの距離を測るというものです。
一般的に、指4本分(約6〜7cm)程度であれば標準的な額の広さと言われています。
ただし、これはあくまで目安であり、医学的に確定された基準ではありません。
もともと額が広い方もいれば、狭い方もいるからです。
重要なのは「以前より広くなっているかどうか」という変化の有無です。
指でのチェックに加えて、定期的に同じ角度・同じ照明で頭部の写真を撮影しておくと、経時的な変化を客観的に把握できます。
半年から1年おきに比較することで、進行しているかどうかを確認できるでしょう。
抜け毛の量と質を観察する

日々の抜け毛をチェックすることも、M字はげの早期発見に役立ちます。
人間の髪は通常、1日に50〜100本程度は自然に抜け落ちます。
これは髪の毛の正常なサイクル(成長期、退行期、休止期、脱毛期)の一環であり、心配する必要はありません。
しかし、明らかに抜け毛が増えたと感じる場合や、排水口にたまる髪の量が以前より多くなったと感じる場合は注意が必要です。
さらに重要なのが、抜けた髪の「質」を確認することです。
M字はげを含むAGA*1(男性型脱毛症)では、髪の毛が細く短くなる「軟毛化」という現象が起こります。
これは毛髪が十分に成長する前に抜けてしまうことで起こる変化です。
抜けた髪の中に、細くて弱々しい毛や、短い毛が多く混じっているようであれば、AGAが進行しているサインかもしれません。
シャンプー時や枕についた抜け毛を観察し、以前より細い毛が増えていないかチェックしてみてください。
頭皮の状態を確認する


M字はげが進行している場合、生え際付近の頭皮にも変化が見られることがあります。
具体的には、頭皮が硬くなっている、血色が悪い(青白い、または赤みがある)、毛穴が目立たなくなっている、といった状態です。
健康な頭皮は適度な弾力があり、指で押すと少し動きます。
一方、血行不良や緊張により硬くなった頭皮では、毛根への栄養供給が滞りやすくなります。
また、毛穴から複数の髪が生えているのが正常ですが、M字はげが進行している部分では、1つの毛穴から1本しか生えていない、あるいは毛穴自体が見えにくくなっていることがあります。
こうした頭皮の変化を自分で確認するのは難しいため、家族やパートナーに協力してもらうか、専門クリニックでマイクロスコープを使った診断を受けることをおすすめします。
家族の薄毛歴を確認する

AGAには遺伝的な要因が強く関係しています。
研究によると、父親がAGAの場合、息子のAGA発症リスクは5〜6倍高くなるとされています。
母方の祖父や叔父に薄毛の方がいる場合も、リスクが高まる傾向があります。
これは、AGA感受性遺伝子の一部がX染色体上にあり、母親から受け継がれるためです。
ただし、AGA遺伝は複数の遺伝子が関与する多因子遺伝であり、必ずしも「親が薄毛だから自分も薄毛になる」というわけではありません。
逆に、両親に薄毛がなくてもAGAになる可能性はあります。
家族歴は「リスクの目安」として参考にしつつ、実際の頭皮状態をチェックすることが大切です。
発症しやすい年齢を知っておく

M字はげを含むAGAは、思春期以降であればいつでも発症する可能性があります。
統計的に見ると、年齢とともに発症率は上昇します。
欧米の研究では、18〜29歳の男性の約16%、40〜49歳では約50%がAGAを発症しているという報告があります。
参考:Epidemiological landscape of androgenetic alopecia in the US: An All of Us cross-sectional study

つまり、20代であっても油断はできず、40代になると約半数の男性が何らかの薄毛症状を経験することになります。
女性の場合は、閉経後にホルモンバランスの変化により薄毛が顕在化することが多いです。
ただし、若い女性でも多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)などホルモン異常を伴う疾患がある場合は、薄毛が起こりやすくなります。
早期発見・早期対策が進行を遅らせるカギとなるため、20代のうちから定期的なセルフチェックを習慣にしておくことをおすすめします。
M字はげになる原因とメカニズム
M字はげの対策を考える前に、なぜこのような薄毛が起こるのかを理解しておくことが重要です。
原因を知ることで、どのような対策が有効なのかが見えてきます。
ここでは、M字はげが発生するメカニズムについて、男性・女性それぞれの観点から解説します。
男性ホルモンDHTの影響

M字はげの主な原因は、男性型脱毛症(AGA)です。
AGAの発症には、DHT(ジヒドロテストステロン*2)という男性ホルモンが深く関与しています。
DHTは、男性ホルモンの一種であるテストステロンが、5αリダクターゼ*3という酵素によって変換されることで生成されます。
このDHTが毛乳頭細胞のアンドロゲン受容体に結合すると、毛髪の成長期が短縮され、髪が十分に育つ前に抜けてしまいます。
これが繰り返されることで、髪は徐々に細く短くなり(軟毛化)、最終的には目に見える薄毛へと進行します。
参考:Cause of Androgenic Alopecia: Crux of the Matter
特にM字部分、つまり額の左右の生え際は、頭頂部と並んでDHTの影響を受けやすい部位です。
これは、この部分の毛乳頭細胞にアンドロゲン受容体が多く存在しているためと考えられています。
逆に、後頭部や側頭部はDHTの影響を受けにくく、AGAが進行しても髪が残りやすい傾向があります。
遺伝的素因の役割

AGAには強い遺伝的要因があります。
どの程度AGAになりやすいかは、生まれ持った遺伝子によってある程度決まっています。
具体的には、アンドロゲン受容体の感受性や、5αリダクターゼの活性度などが遺伝的に受け継がれます。
例えば、アンドロゲン受容体の感受性が高い人は、少量のDHTでも強く反応し、薄毛が進行しやすくなります。
また、5αリダクターゼの活性が高い人は、テストステロンからDHTへの変換効率が高く、結果として毛髪への影響が大きくなります。
こうした遺伝的な素因は、両親や祖父母から受け継がれるものです。
しかし、遺伝だからといって必ず薄毛になるわけではなく、生活習慣やストレス、栄養状態なども影響します。
遺伝的にリスクが高い方ほど、早めの予防意識を持つことが大切です。
女性特有の原因

女性の場合、AGAは「FAGA(女性男性型脱毛症)」や「FPHL(女性型脱毛症)」と呼ばれることがあります。
女性も体内に男性ホルモンを持っており、加齢やホルモンバランスの変化によって、相対的に男性ホルモンの影響が強まることがあります。
特に閉経後は、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が急激に減少するため、男性ホルモンの影響が顕在化しやすくなります。
そのため、50〜60代以降に薄毛を自覚する女性が増える傾向があります。
また、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)を持つ女性は、若い年齢でも薄毛が起こりやすいことが知られています。
PCOSでは男性ホルモンの分泌が過剰になることがあり、ニキビや多毛と並んで薄毛が症状として現れることがあります。
女性の薄毛は男性とは異なる原因が絡んでいることも多いため、気になる症状がある場合は婦人科も含めた総合的な診察を受けることが望ましいです。
生活習慣との関係


遺伝やホルモンだけでなく、日々の生活習慣もM字はげの進行に影響を与えます。
特に関係が深いとされているのが、睡眠、食事、ストレス、喫煙、飲酒です。
睡眠不足は成長ホルモンの分泌を妨げ、毛髪の成長サイクルに悪影響を及ぼす可能性があります。
髪の毛は主に夜間に成長するため、質の高い睡眠を確保することは髪の健康にとって重要です。
食事面では、タンパク質、亜鉛、鉄分、ビタミン類など、髪の成長に必要な栄養素の不足が薄毛を促進することがあります。
極端なダイエットや偏った食生活は避け、バランスの良い食事を心がけることが大切です。
ストレスも無視できない要因です。
慢性的なストレスは自律神経やホルモンバランスを乱し、頭皮の血行不良を引き起こします。
喫煙は血管を収縮させ、頭皮への血流を減少させることで、毛根への栄養供給を妨げます。
飲酒についても、過度のアルコール摂取は肝臓の負担を増やし、髪に必要な栄養素の代謝に影響を与える可能性があります。
こうした生活習慣の改善だけでAGAを完全に止めることは難しいですが、進行を遅らせる一助にはなります。
加齢による自然な変化との違い


「歳をとれば誰でも髪が薄くなる」という認識は間違いではありませんが、AGAによる薄毛と加齢による自然な毛量減少には違いがあります。
加齢による髪の変化は、全体的に髪のコシがなくなったり、1本1本が細くなったりする傾向がありますが、特定のパターン(M字型や頭頂部)で顕著に薄くなることは少ないです。
一方、AGAは特定部位から始まり、進行パターンが明確です。
M字部分や頭頂部から薄くなり始め、後頭部や側頭部は比較的維持されるという特徴があります。
また、加齢による毛量減少は緩やかに進行しますが、AGAは放置すると比較的早いスピードで進行することがあります。
20代や30代で明らかなM字はげの兆候がある場合は、単なる加齢ではなくAGAである可能性が高いと考えられます。
他の脱毛症との見分け方

M字はげと似たような症状を示す脱毛症がいくつかあるため、正しく見分けることが大切です。
代表的なのが円形脱毛症です。
円形脱毛症は、コイン状に円形に髪が抜ける自己免疫疾患であり、AGAとは原因もメカニズムも異なります。
ストレスがきっかけになることもありますが、自己免疫反応により毛根が攻撃されることで起こります。
また、休止期脱毛(テロジェンエフルビウム)という状態もあります。
これは、出産、手術、高熱、強いストレス、栄養不足などをきっかけに、髪が一時的に大量に抜ける状態です。
AGAとは異なり、原因が解消されれば髪は自然に回復することが多いです。
さらに、牽引性脱毛症という、髪を強く引っ張るヘアスタイル(ポニーテール、編み込みなど)を続けることで生え際が後退する脱毛症もあります。

これは物理的な刺激が原因であり、ヘアスタイルを変えることで改善が期待できます。
自分の薄毛がどのタイプなのかを正確に判断するためには、専門医の診察を受けることが最も確実な方法です。
M字はげに該当した場合の対策方法
セルフチェックの結果、M字はげの可能性が高いと感じた場合、次に考えるべきは「どのような対策を取るか」です。
M字はげを含むAGAは進行性の症状であるため、早めに対策を始めることが非常に重要です。
ここでは、医療機関で受けられる治療法を中心に、実践可能な対策について詳しく解説します。
医療機関を受診するメリット

M字はげが気になり始めたら、まずは専門の医療機関を受診することをおすすめします。
皮膚科や、AGA・FAGA専門のクリニックでは、視診やマイクロスコープを使った頭皮診断により、薄毛の状態を正確に評価してもらえます。
専門医を受診する最大のメリットは、自分の薄毛の原因を特定できることです。
M字はげの原因がAGAなのか、それとも他の要因(甲状腺異常、鉄欠乏、ストレスなど)なのかを判断してもらえます。
原因が明確になれば、それに応じた最適な治療法を選択できます。
また、医療機関では医学的エビデンスに基づいた治療薬を処方してもらえます。
市販品やサプリメントとは異なり、科学的に効果が実証された治療を受けられることは大きなメリットです。
さらに、定期的な経過観察により、治療効果の確認や、副作用のモニタリングも行ってもらえます。
内服薬による治療


男性のAGA治療において、最も広く使用されている内服薬がフィナステリド*4とデュタステリド*5です。

フィナステリドは、5αリダクターゼII型という酵素の働きを阻害し、テストステロンからDHTへの変換を抑える薬です。
これによりDHTの量が減少し、髪の軟毛化や脱毛の進行を抑制します。
臨床試験では、フィナステリドの服用により約90%の患者で薄毛の進行が抑えられ、約65%の患者で毛髪の増加が見られたという報告があります。
デュタステリドは、5αリダクターゼのI型とII型の両方を阻害するため、フィナステリドよりも強力にDHTを抑制します。
フィナステリドで十分な効果が得られない場合に、デュタステリドが選択されることがあります。
ただし、これらの内服薬には副作用のリスクもあります。
性欲減退、勃起機能の低下、精液量の減少などが報告されていますが、多くの場合は軽度であり、服用を中止すれば回復することが多いとされています。
女性、特に妊娠の可能性がある女性は、これらの薬を服用することはできません。

胎児(特に男児)の生殖器発達に悪影響を及ぼす可能性があるためです。
外用薬による治療

外用薬として最も広く使用されているのがミノキシジル*6です。
ミノキシジルは、もともと高血圧治療薬として開発されましたが、副作用として発毛効果が確認されたことから、脱毛症治療薬として使用されるようになりました。
ミノキシジルは血管を拡張させ、毛乳頭への血流を改善することで、毛髪の成長を促進すると考えられています。
男性用としては5%濃度、女性用としては1〜2%濃度の製剤が一般的です。
日本では市販薬として購入できる製品もあります。
ミノキシジルの外用薬は、男性・女性ともに使用できる点が大きなメリットです。
副作用としては、頭皮のかゆみ、発赤、フケなどが報告されていますが、重篤な副作用は比較的まれです。
ただし、心臓に疾患がある方は使用前に医師に相談する必要があります。
また、近年では外用のフィナステリドやミノキシジルとフィナステリドを組み合わせた外用剤も登場しており、内服薬の副作用が心配な方の選択肢として注目されています。
女性に対する治療

女性のFAGA治療では、男性とは異なるアプローチが必要になります。
前述の通り、フィナステリドやデュタステリドは妊娠可能な女性には使用できません。
そのため、女性の治療ではミノキシジル外用薬が第一選択となることが多いです。
また、スピロノラクトン*7という薬が女性の薄毛治療に使用されることがあります。
スピロノラクトンは本来、利尿薬・降圧薬として開発された薬ですが、抗アンドロゲン作用があり、男性ホルモンの影響を抑える効果があります。
特に多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)を伴う女性の薄毛に対して有効性が示唆されています。
参考:Efficacy and safety profile of oral spironolactone use for androgenic alopecia in women
閉経後の女性に対しては、フィナステリドが処方されるケースもあります。
妊娠の可能性がない場合、男性と同様の治療を受けられることがあるためです。
女性の薄毛は男性よりも原因が多岐にわたることがあるため、婦人科や内分泌科と連携した総合的な診療が望ましいケースもあります。
治療を継続することの重要性

AGA・FAGA治療において最も大切なことの一つが「継続すること」です。

内服薬や外用薬を使用しても、効果が実感できるまでには通常4〜6か月程度かかります。
髪の毛のサイクルは長く、治療を始めてすぐに目に見える変化が現れるわけではありません。
また、治療を中止すると、抑えられていたDHTの作用が再び活発になり、薄毛が再進行してしまいます。
そのため、AGA治療は基本的に長期間、場合によっては一生続ける必要があります。
この点を理解した上で治療を開始することが重要です。
「すぐに効果が出ない」「面倒になった」という理由で治療を中断してしまうと、それまでの努力が無駄になってしまいます。
専門クリニックでは定期的な診察を通じて経過を確認し、必要に応じて治療内容を調整してくれます。
モチベーションを維持するためにも、定期的な通院は有効です。
治療にかかる費用の目安

AGA・FAGA治療は保険適用外の自由診療となるため、費用は全額自己負担となります。
一般的な費用の目安として、内服薬(フィナステリドやデュタステリド)は月額5,000〜10,000円程度、ミノキシジル外用薬は月額3,000〜8,000円程度が相場です。
クリニックによっては、内服薬と外用薬のセットプランや、オンライン診療による割引プランなどを提供しているところもあります。
また、初診料や再診料、血液検査などの費用が別途かかることもあるため、事前に確認しておくことをおすすめします。
長期的に治療を続けることを考えると、費用は決して小さくありません。
しかし、進行してしまった薄毛を回復させることは、初期段階で食い止めるよりもはるかに難しく、費用もかさみます。
早期に対策を始めることで、トータルの費用を抑えられる可能性があります。
治療の副作用とリスク

どのような医薬品にも副作用のリスクはあり、AGA治療薬も例外ではありません。
正しい情報を知った上で、治療を受けるかどうかを判断することが大切です。
フィナステリドやデュタステリドの副作用として報告されているのは、性欲減退、勃起機能低下、精液量減少などです。
発現頻度は数%程度とされており、多くの場合は服用を続けるうちに軽減したり、中止すれば回復したりします。
ただし、まれに服用中止後も症状が続く「ポストフィナステリド症候群」が報告されています。
ミノキシジル外用薬の副作用としては、頭皮のかゆみ、発赤、フケ、接触性皮膚炎などが挙げられます。
また、使い始めに一時的に抜け毛が増える「初期脱毛」が起こることがありますが、これは薬が効いている証拠であり、通常は1〜2か月で収まります。
副作用が心配な方は、治療開始前に医師と十分に相談し、自分に合った治療法を選択してください。
AGA治療・FAGA治療の検討をおすすめする理由

M字はげの原因がAGAやFAGAである場合、医学的な治療を受けることが最も効果的な対策です。
市販の育毛剤や育毛シャンプーには、AGAの根本原因であるDHTを抑制する作用はありません。
一時的に頭皮環境を整えたり、髪のハリ・コシを改善したりする効果は期待できますが、AGAの進行を食い止めることはできません。
一方、AGA・FAGA治療で使用されるフィナステリドやミノキシジルは、多くの臨床試験でその効果が実証されています。
これらの治療薬は、AGAの進行を抑えるだけでなく、毛髪の回復も期待できます。
もちろん、効果には個人差があり、すべての方に劇的な改善が見られるわけではありません。

しかし、治療を受けなければ、AGAは確実に進行していきます。
特に20〜30代の若い段階で治療を開始すれば、髪を維持できる可能性は高まります。
「まだ大丈夫」と思っているうちに、できるだけ早く専門医に相談することをおすすめします。
初回カウンセリングを無料で行っているクリニックも多いため、まずは気軽に相談してみてください。
まとめ:M字はげをチェックして早めの対策を
記事のポイントのまとめです。

M字はげは、放置すると進行してしまう可能性が高い症状です。
しかし、早期に発見し、適切な対策を取れば、進行を抑えたり、髪を回復させたりすることが可能です。
この記事で紹介したセルフチェック方法を参考に、自分の生え際の状態を確認してみてください。

「少し気になる」「以前より後退している気がする」と感じたら、それは対策を始めるサインです。
男性も女性も、髪の悩みは一人で抱え込まず、専門家に相談することが解決への第一歩です。
現在は、AGA・FAGA治療の選択肢も増え、オンライン診療で手軽に相談できる環境も整っています。
勇気を出して一歩踏み出すことで、数年後の自分の髪に大きな違いが生まれるかもしれません。























































































































































































































































