基本的には、正しく使えば髪質が著しく悪化することはありません。
育毛剤は頭皮に、トリートメントは髪の毛に作用するため役割が異なり、互いの効果を直接打ち消し合うことは考えにくいです。
もし髪質の変化を感じた場合、それは育毛剤の成分による一時的な手触りの変化か、新しく生えてきた健康な素の髪との質感の違いである可能性が高いです。
AGA・FAGAは進行性の病気です。
実は、気にしている今も進行しています。
正しい対策をしなければ、髪の毛の数は減り続け、抜け毛・薄毛が徐々に目立ってきます。
そして、治療を開始するタイミングが遅れれば遅れるほど、回復が難しくなり、治療の選択肢も限られてしまいます。


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- 髪質改善トリートメントと育毛剤の役割の違いと併用の可否
- 育毛剤によって髪質が変わったと感じる具体的な理由
- トリートメントと育毛剤を併用する際の正しい順番と注意点
- セルフケアで改善しない薄毛の悩みに対する専門的な解決策
育毛剤と髪質改善トリートメントの併用で髪質は変わる?
結論から申し上げますと、適切な製品を選び、正しい使い方をすれば、髪質改善トリートメントと育毛剤の併用は可能で、育毛剤の使用によって、髪質改善トリートメントの効果が直接的に失われることや、髪質が極端に悪化することは基本的に考えにくいでしょう。
ただ、いくつかの要因によって「髪質が変わった」と感じてしまうケースがあるのも事実です。
まず大前提として、髪質改善トリートメントと育毛剤では、その目的とアプローチする場所が全く異なります。
この違いを理解することが、併用に関する疑問を解消する第一歩となります。
髪質改善トリートメントとは?髪の「外側」を整えるケア
髪質改善トリートメントは、その名の通り「今ある髪の毛の質感を向上させる」ことを目的とした施術です。
主に作用するのは、髪の毛の表面を覆う「キューティクル」や、内部の大部分を占める「コルテックス」といった毛髪そのものです。
ダメージによって乱れたキューティクルを整えたり、内部の栄養を補給したりすることで、髪のうねり、パサつき、広がりなどを抑え、指通りの良いまとまりやすい髪へと導きます。
代表的なものには、グリオキシル酸などを用いて髪の内部構造に働きかける「酸熱トリートメント」や、髪の主成分であるケラチンを補給するトリートメントなどがあります。
これらは、あくまで既にある髪に対する「補修・補強」であり、頭皮やこれから生えてくる髪に直接作用するものではありません。
そのため、効果は永続的ではなく、美しい状態を維持するためには定期的な施術が必要となります。
言ってしまえば、建物の「内装リフォーム」のようなものです。
壁紙を張り替えたり、傷んだ床を修繕したりして、見た目や手触りを美しく整える作業と言えるでしょう。
育毛剤とは?髪の「内側(頭皮)」を育むケア
一方、育毛剤は「健やかな髪が育つための土台作り」を目的としています。
その主戦場は、髪の毛そのものではなく、髪を生み出す工場である「頭皮」や「毛根」です。
育毛剤には、頭皮の血行を促進する成分や、毛母細胞の働きをサポートする成分、炎症を抑える成分などが配合されています。
これらが頭皮環境を健やかに整えることで、抜け毛を予防し、ハリやコシのある丈夫な髪が育つのを助けるのです。
製品の分類としては「医薬部外品」に指定されているものが多く、「治療」ではなく「予防・育成」に主眼が置かれています。
効果を実感するまでには、ヘアサイクル*1(毛周期)の関係から最低でも3ヶ月から6ヶ月程度の継続的な使用が必要となるのが一般的です。
こちらは、建物の「基礎工事」や「耐震補強」に例えられます。
目には見えにくい部分ですが、建物全体を支えるための最も重要な土台をメンテナンスする作業です。
作用する場所が「髪」と「頭皮」で全く異なる
このように、髪質改善トリートメントは「髪の毛」に、育毛剤は「頭皮」に、それぞれ異なる場所へアプローチします。
- 髪質改善トリートメント:現在生えている髪のダメージを補修し、質感を向上させる(対症療法)
- 育毛剤:頭皮環境を整え、これから生えてくる髪を健やかに育む(根本改善・予防)
両者は役割が重複しないため、基本的には互いの効果を打ち消し合ったり、直接的な悪影響を及ぼし合ったりすることはありません。
むしろ、美しい髪を維持し、未来の髪も健やかに育てていくという観点から見れば、両立を目指すことは理にかなっているとも言えるのです。
育毛剤の使用で髪質が変わると感じるのはなぜ?発毛剤との違い
「役割が違うのは分かったけれど、実際に育毛剤を使ったら髪がパサついた、ごわついたという話を聞くのはなぜ?」と感じる方もいらっしゃるでしょう。
そのように感じるのには、いくつかの理由が考えられます。
原因1:育毛剤に含まれるアルコール(エタノール)の影響
多くの育毛剤には、有効成分の浸透を助けたり、製品の品質を保ったり、使用時にスーッとした清涼感を与えたりする目的で、アルコール(エタノール)が配合されています。
このアルコールには揮発性(蒸発しやすい性質)があるため、頭皮に塗布した育毛剤が髪の毛に付着すると、蒸発する際に髪の内部にある水分まで一緒に奪ってしまうことがあります。
その結果、髪が乾燥し、パサつきや手触りの悪化を感じることがあるのです。
特に、髪質改善トリートメント後の髪は、外部からの刺激に敏感になっている場合があります。
健康な髪であれば気にならない程度のアルコールでも、デリケートな状態の髪にとっては乾燥の原因となり、「髪質が変わった」と感じる一因になる可能性があります。
対策としては、アルコールフリー(ノンアルコール)処方の育毛剤や、アルコールの配合量が少ない低刺激性の製品を選ぶことが有効です。
原因2:育毛剤の成分と髪質改善トリートメントの相性
可能性としては非常に低いものの、育毛剤に含まれる特定の成分と、髪質改善トリートメントで髪の内部に定着させている成分との相性が良くないケースも理論上は考えられます。
また、より現実的な問題として、育毛剤に含まれるコーティング成分や保湿成分などが髪の表面に付着し、髪質改善トリートメントによって得られたサラサラとした質感を覆い隠してしまうことで、手触りが変わったと感じることもあります。
これは髪質そのものが悪化したわけではなく、あくまで表面的な質感の変化です。
原因3:新しく生えてきた髪の「本当の髪質」
これが、おそらく「髪質が変わった」と感じる最も大きな理由であり、実はポジティブな変化である可能性を秘めています。
育毛剤を継続して使用し、頭皮環境が改善されると、新しく髪の毛が生えてきます。
この新生毛は、カラーやパーマ、紫外線などのダメージをまだ受けていない、あなたの「本来の髪質」を持つ健康な髪です。
一方で、毛先の方はこれまでに何度も髪質改善トリートメントを重ねてきた部分。
つまり、根元は「素の健康な髪」、中間から毛先は「トリートメントで整えられた髪」というように、一本の髪の毛の中で質感が異なる状態が生まれます。
この根元と毛先のギャップが、「なんだか全体の質感が変わった」「ごわつく部分がある」といった違和感の正体であることが多いのです。
例えば、もともとくせ毛の方が育毛剤によって健康な髪を取り戻した場合、根元から本来の「くせ」がしっかりと現れるようになります。
これを、髪質が悪化したと勘違いしてしまうケースは少なくありません。
しかし、これは育毛ケアが順調に進んでいる証拠とも言えます。
ダメージのない健康な髪が育ってきているという、喜ばしい兆候なのです。
原因4:心理的な要因と勘違い
育毛剤を使い始めると、これまで以上に自分の髪や頭皮の状態に注意が向くようになります。
そのため、普段なら気にも留めないような些細な質感の変化を、「育毛剤のせいだ」と過敏に捉えてしまうことがあります。
また、髪質は育毛剤以外にも様々な要因で変化します。
- 季節の変化:特に湿度の高い梅雨や、乾燥する冬は髪の状態が変わりやすいです。
- 生活習慣:睡眠不足や栄養バランスの乱れ、ストレスなどは頭皮環境や髪質に直接影響します。
- ヘアケア製品の変更:シャンプーやコンディショナーを変えたタイミングと、育毛剤を使い始めたタイミングが重なっているかもしれません。
- 加齢:年齢とともに髪の水分量や油分量は変化し、ハリやコシが失われやすくなります。
このように、育毛剤とは別の要因が髪質の変化を引き起こしている可能性も十分にあるため、多角的な視点で見つめ直すことが大切です。
髪質改善トリートメントと育毛剤を併用する際の注意点
両者のメリットを最大限に活かし、トラブルを避けるためには、いくつかのポイントを押さえておく必要があります。
これから紹介する注意点を守り、日々のケアに取り入れてみてください。
使用する順番を必ず守る
最も重要なのが、ヘアケア製品を使用する順番。
育毛剤の効果をしっかりと頭皮に届けるための、正しい順番を覚えましょう。
- シャンプー:頭皮の汚れや皮脂をしっかりと洗い流し、清潔な状態にします。
- (インバス)トリートメント:ダメージが気になる毛先を中心に塗布し、頭皮には付かないように注意して十分にすすぎます。
- タオルドライ:ゴシゴシと擦らず、タオルで優しく髪を挟み込むようにして水分を吸い取ります。
- 育毛剤の塗布:髪をかき分けながら、ノズルを直接頭皮につけるようにして塗布します。その後、指の腹で優しくマッサージするようになじませます。
- ドライヤー:まずは頭皮を乾かすように根元から風を当て、全体が乾いたら毛先を整えます。
- (アウトバス)トリートメント:オイルやミルクなどを、毛先を中心に塗布します。
この順番のポイントは、育毛剤を「清潔な頭皮に直接塗布する」ことです。
シャンプー後にトリートメントやコンディショナーが頭皮に残っていたり、タオルドライ後にアウトバストリートメントを先に塗布してしまったりすると、油分などが毛穴を塞ぎ、育毛剤の有効成分が浸透するのを妨げてしまう可能性があります。
育毛剤は「頭皮」に、トリートメントは「髪」に
前述の通り、それぞれの役割と作用する場所を意識して、使い分けを徹底することが肝心です。
育毛剤を塗布する際は、髪ではなく頭皮に直接届けることを意識してください。
髪に付きすぎてしまうと、乾いた後に成分が固まってごわつきの原因になったり、アルコールによる乾燥を招いたりする可能性があります。
逆に、髪質改善トリートメントや普段お使いのコンディショナー、アウトバストリートメントなどは、頭皮に付着しないように注意が必要。
特にシリコンなどのコーティング成分が含まれている製品が毛穴に詰まると、頭皮の常在菌バランスが崩れて炎症やかゆみを引き起こしたり、育毛剤の効果を損ねたりする原因になりかねません。
塗布する際は毛先を中心に、洗い流す際は頭皮にぬめりが残らないようにしっかりとすすぎましょう。
低刺激な育毛剤を選ぶ
髪質改善トリートメント後のデリケートな髪や頭皮のことを考えると、育毛剤はできるだけ刺激の少ない製品を選ぶのが賢明です。
製品を選ぶ際には、成分表示を確認し、以下のような点をチェックしてみましょう。
- アルコール(エタノール)フリー、または配合量が少ないもの
- 香料、着色料、パラベン(防腐剤)などが無添加のもの
- アレルギーテストやパッチテスト済みの表記があるもの
特に敏感肌の方や、過去に化粧品で肌トラブルを経験したことがある方は、「敏感肌用」や「女性向け」として販売されている育毛剤から試してみるのも良いでしょう。
これらは比較的マイルドな使用感の製品が多い傾向にあります。
初めて使用する育毛剤の場合は、念のため、腕の内側など目立たない部分でパッチテストを行い、赤みやかゆみが出ないことを確認してから頭皮に使うことをお勧めします。
育毛剤を使用しても薄毛や髪質の悩みが改善しない場合は
ここまでのセルフケアを試しても、抜け毛が減らない、髪のボリュームが戻らない、といった悩みが続く場合、その原因は単なる頭皮環境の乱れだけではないかもしれません。
特に、薄毛が進行していると感じる場合は、次のステップを検討する必要があります。
「育毛剤」と「発毛剤」の違いを理解する
まず知っておくべきなのは、「育毛剤」と「発毛剤」は全くの別物であるという事実です。
- 育毛剤(医薬部外品):主な目的は、今ある髪を健康に育て、抜け毛を「予防」することです。頭皮環境を整えることで、ヘアサイクルを正常に保つサポートをします。
- 発毛剤(第一類医薬品):主な目的は、新しい髪を「生やす」ことです。日本で唯一、発毛効果が認められている有効成分「ミノキシジル*2」などが配合されており、壮年性脱毛症に対して毛包を活性化させ、発毛を促す効果が期待できます。
もしあなたの悩みが「抜け毛予防」の段階を超えて、「明らかに髪が減った部分に新しく毛を生やしたい」というものであれば、育毛剤によるケアでは目的を達成できない可能性が高いのです。
セルフケアには限界があることを認識する
育毛剤や頭皮マッサージ、生活習慣の改善といったセルフケアは、頭皮環境を整える上で非常に重要。
しかし、薄毛の原因がAGA*3(男性型脱毛症)やFAGA(女性男性型脱毛症)といった進行性の脱毛症である場合、これらのセルフケアだけで進行を食い止め、改善に導くことは極めて困難です。
AGAやFAGAは、男性ホルモンや遺伝が関与する疾患であり、専門的な治療が必要となります。
自己判断でケアを続けている間に症状が進行してしまい、治療の選択肢が狭まってしまうケースも少なくありません。
貴重な時間や費用を無駄にしないためにも、セルフケアの限界を知っておくことが重要です。
専門クリニックへの相談
薄毛の悩みを根本的に解決したいと考えるのであれば、最も確実で効果的な方法は、皮膚科やAGA・FAGAを専門とするクリニックに相談することです。
専門クリニックでは、医師がマイクロスコープで頭皮の状態を詳細に診察したり、問診や血液検査を行ったりして、薄毛の根本原因を正確に突き止めてくれます。
そして、その診断結果に基づいて、あなたに最適な治療法を提案してくれます。
クリニックで受けられる主な治療法には、以下のようなものがあります。
- 内服薬・外用薬による治療:科学的根拠に基づいた、最も標準的な治療法です。AGAの進行を抑制するフィナステリド*4やデュタステリド*5、発毛を促進するミノキシジルなどが、症状や体質に合わせて処方されます。
- 植毛:薄毛が進行してしまった部分に、後頭部などの影響を受けにくい自分の髪の毛を移植する外科的な手術です。根本的な解決策であり、確実な効果が期待できます。
もちろん、治療には費用がかかり、効果には個人差があります。
しかし、専門医の監督のもとで適切な治療を受けることは、一人で悩みながら手探りでケアを続けるよりも、はるかにゴールへの近道と言えるでしょう。
多くのクリニックでは無料カウンセリングを実施していますので、まずは話を聞いてみるだけでも、大きな一歩となります。
まとめ:育毛剤で髪質は変わることはないが改善が見られない場合は専門クリニックへ相談しよう
記事のポイントのまとめです。
今回は、髪質改善トリートメントと育毛剤の併用について詳しく解説しました。
髪質改善トリートメントは「髪」に、育毛剤は「頭皮」に作用するため、基本的な役割が異なり、併用は可能です。
育毛剤で髪質が変わったと感じる主な原因は、アルコールによる乾燥や、新しく生えてきた健康な「素の髪」との質感のギャップによるものです。
併用する際は、「シャンプー → 育毛剤 → ドライヤー → アウトバストリートメント」という順番を守り、それぞれの塗布場所に注意することが大切です。
セルフケアで抜け毛や薄毛の改善が見られない場合は、AGAやFAGAの可能性も考えられます。
その際は、育毛剤ではなく発毛剤の使用や、専門クリニックへの相談を検討することが、根本的な解決方法です。