
健康な人でも1日に50〜100本程度の髪が自然に抜けており、そのうち枕に残る分は一部にすぎないため、10〜30本程度であれば通常の範囲と考えて問題ありません。
ただし、以前と比べて明らかに枕の抜け毛が増えた、枕一面に大量の髪が付着している、といった「変化」がある場合は注意が必要です。
本数だけでなく、抜けた毛が細い・短い場合はAGAやFAGAの進行が疑われるため、できるだけ早く専門の医療機関に相談することをおすすめします。
AGA・FAGAは進行性の病気です。
実は、気にしている今も進行しています。


正しい対策をしなければ、髪の毛の数は減り続け、抜け毛・薄毛が徐々に目立ってきます。

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- 寝起きの枕につく抜け毛は1日50〜100本の自然な脱毛の一部であり、10〜30本程度なら正常の範囲
- 本数よりも「以前との変化」や「髪の細さ・短さ」が危険サインの判断基準
- 季節・ストレス・ホルモン変動による一時的な抜け毛と、AGA・FAGAによる進行性の抜け毛の見極めが重要
- 枕の抜け毛に違和感を覚えた段階でAGAクリニックへの早めの相談が最善の選択
寝起きの枕に抜け毛が増える原因と正常な範囲の目安
そもそも人間の髪は1日にどれくらい抜けるのか


人間の頭皮にはおよそ10万本の毛髪が生えているとされています。
そして、健康な状態であっても1日あたり50〜100本ほどの髪が自然に抜けます。
これは「多い」と感じるかもしれませんが、10万本に対しての50〜100本なので、全体のわずか0.05〜0.1%に過ぎません。
つまり、日常的な抜け毛はごくわずかであり、通常は気にするレベルではないのです。
ただし、100本という数字はあくまで目安であり、個人差があります。
髪の太さ、密度、年齢、季節、体調、生活習慣などによって変動するため、「毎日ぴったり100本」と決まっているわけではありません。
もっと言えば、研究によっては正常な範囲を「1日30〜150本」としている報告もあります。
参考:Telogen Effluvium: A Review

こうした幅があるため、「何本から危ない」という明確なラインを引くのは実はとても難しいのです。
とはいえ、一つの基準はあります。
それは次の項目で解説します。
枕につく抜け毛は何本くらいが正常なのか

1日50〜100本の髪が抜けるとしても、すべてが枕に残るわけではありません。
日中に髪を洗ったり、ブラッシングしたり、外出中に風で飛ばされたりと、さまざまなタイミングで髪は自然に落ちていきます。
このため、枕に残る髪の毛はそのうちの一部。
一般的には、枕につく抜け毛は1日の抜け毛全体の一部にすぎず、10〜30本程度であれば特に問題はないと考えられています。
少なくとも、枕に数本〜十数本の髪が残っていた程度であれば、過度に心配する必要はありません。
朝起きて枕をチェックしたときに「パッと見て目立つほどではない量」であれば、正常な生理的抜け毛の範囲と考えてよいでしょう。

一方で、「枕一面にびっしり髪がついている」「手で触れるだけで何十本もまとまって抜ける」といった場合は、通常の生理的な抜け毛の範囲を超えている可能性があります。
こうした状態が続いているなら、早めに専門の医療機関への相談を検討したほうが安心です。
ヘアサイクルの仕組みを知ると抜け毛の理由がわかる


髪の毛には「ヘアサイクル*1」と呼ばれる成長周期があります。

ヘアサイクルは大きく3つのフェーズに分かれており、髪はこのサイクルを繰り返しながら生え変わっています。
- 成長期(アナゲン期):毛母細胞が活発に分裂し、髪が成長する期間。全体の約85〜90%の毛髪がこのフェーズにあり、男性で2〜4年、女性で3〜6年ほど続くとされています。
- 退行期(カタゲン期):毛母細胞の分裂が徐々に止まり、毛根が縮小する移行期間。全体の約1%の毛髪がこのフェーズにあり、2〜3週間ほど続きます。
- 休止期(テロゲン期):髪の成長が完全に止まり、やがて自然に脱落する期間。全体の約10〜15%の毛髪がこのフェーズにあり、2〜3か月ほど続きます。
参考:Integrative and Mechanistic Approach to the Hair Growth Cycle and Hair Loss
このように、頭皮に生えている髪はすべてが同じタイミングで成長・脱落するわけではなく、1本1本が異なるタイミングでサイクルを回しています。
だからこそ、毎日一定数の髪が休止期を終えて抜け落ち、同時に新しい髪が成長期に入るというサイクルが保たれるのです。
つまり、毎朝枕に髪が残るのは、このヘアサイクルによって「寿命を迎えた髪」がちょうど夜間に抜け落ちただけに過ぎません。

寝ている間は頭が枕に密着する時間が長いため、休止期を終えた髪が枕の摩擦で落ちやすくなります。
これが「朝起きたときに抜け毛が目立つ」理由です。
男女で異なる抜け毛のパターンと特徴

抜け毛の本数は男女で大きな差はないとされていますが、薄毛に至るプロセスや進行パターンには違いがあります。
男性の場合、AGA*2(男性型脱毛症)では額の生え際が後退する「M字型」や頭頂部が薄くなる「O字型」など、特徴的なパターンで進行することが多いです。
これはDHT(ジヒドロテストステロン*3)という男性ホルモンの影響が、前頭部や頭頂部の毛包に強く作用するためです。
女性の場合は、FAGA(女性男性型脱毛症)やFPHL(女性型脱毛症)と呼ばれ、頭頂部を中心にびまん性(全体的)に薄くなるパターンが一般的。
男性のように生え際が大きく後退するケースは少なく、分け目が目立つようになったり、全体のボリュームが減少したりするのが特徴です。
ちなみに、AGAは70歳までに男性の約80%に、女性の約50%に何らかの形で発症するとされています。
参考:Androgenetic Alopecia: Therapy Update

この数字を見ると、薄毛は決して珍しい悩みではないことがわかります。
男性に限らず、女性でも年齢とともにリスクが高まるため、「女性だから大丈夫」とは言い切れません。
季節によって抜け毛の量は変わるのか

「秋になると抜け毛が増える気がする」という話を聞いたことがある方もいるかもしれません。

実はこの感覚には科学的な裏付けがあります。
2009年に発表された研究では、823名の健康な女性のトリコグラム(毛髪検査)データを6年間にわたって分析した結果、休止期(テロゲン期)の毛髪の割合が夏に最大になることが確認されました。

テロゲン期の髪が増えるということは、そこから2〜3か月後の秋にかけて抜け毛が増えるということを意味します。
参考:Seasonality of hair shedding in healthy women complaining of hair loss
また、2017年にジョンズ・ホプキンス大学の研究チームがGoogle Trendsのデータを分析した研究でも、8か国すべてにおいて夏から秋にかけて「hair loss(抜け毛)」の検索が増加する傾向が示されています。
参考:Seasonality of hair loss: a time series analysis of Google Trends data 2004-2016
こう考えると、夏の終わりから秋にかけて枕の抜け毛が増えたとしても、それがすぐに深刻な問題とは限りません。
ただし、季節性の抜け毛は通常数週間〜2か月程度でおさまるものです。
それ以上にわたって抜け毛が続く場合は、季節以外の原因が隠れている可能性を考える必要があります。
抜け毛と生活習慣の関係

寝起きの枕に見られる抜け毛は、ヘアサイクルだけでなく日常の生活習慣にも左右されます。
例えば、睡眠不足が続くと成長ホルモンの分泌が乱れ、毛母細胞の働きに影響を与える場合があります。
成長ホルモンは主に深い睡眠中に分泌されるため、睡眠の質が悪い状態が長期間続くことは、髪にとって好ましくありません。
また、食事の偏りも見逃せない要因。
髪の主成分であるケラチンはタンパク質でできており、タンパク質の摂取が極端に不足すると髪の成長に影響が出やすくなります。
加えて、鉄分や亜鉛といったミネラルの不足もテロゲン・エフルビウム(休止期脱毛)のトリガーになり得ることが報告されています。
参考:Telogen Effluvium: A Review
これ以外にも、過度のダイエットや激しいストレスは抜け毛を増加させる要因として広く知られています。
2021年にNatureに発表されたハーバード大学の研究では、慢性的なストレスによって分泌されるコルチコステロン(ヒトではコルチゾールに相当)が、毛包幹細胞の休止期を延長させることが明らかにされました。
参考:Corticosterone inhibits GAS6 to govern hair follicle stem-cell quiescence
なぜならば、ストレスホルモンが毛包幹細胞の活性化を妨げることで、新しい髪の成長サイクルが開始されにくくなるためです。
日常的にストレスを抱え込んでいると、抜け毛の本数は同じでも「新しく生えてくる髪」の量が追いつかなくなり、結果的に髪が薄くなっていくリスクが生じます。
枕の抜け毛が何本以上だと危険?注意すべきサインと原因
「1日100本以上」は本当に危険ラインなのか

よく「1日100本以上の抜け毛は要注意」と言われますが、この数字だけを基準にするのは少し危険です。
そもそも、1日に抜ける髪を正確に数えること自体がとても難しいという問題があります。
シャワーで流れた分、ドライヤーで飛んだ分、外出先で落ちた分……これらをすべて合計することは現実的ではありません。

ここで重要なのは、「本数」よりも「変化」に目を向けることです。
いつもより明らかに枕につく髪の量が増えた、シャンプー時に排水口にたまる髪が目に見えて多くなった、髪全体のボリュームが減ったと感じる、こうした「以前との変化」が最も信頼できるサインになります。

臨床の現場でも、抜け毛の評価には「ヘアプルテスト」という方法が用いられることがあります。

40〜60本の髪を指でつまんで軽く引っ張り、抜ける本数が2本以下であれば正常とされています。
参考:Hair pull test: Evidence-based update and revision of guidelines

もちろんこれは医療機関で行うべき検査ですが、「自分でシャンプー中に髪を軽く引っ張ったとき、明らかにごっそり抜ける」ような場合は、通常の範囲を超えていると判断する材料になります。
いずれにしても、枕の抜け毛がいきなり増えて1〜2週間以上続くようであれば、それは体や髪に何かしらの変化が起きているサインとして捉えるべきです。
テロゲン・エフルビウム(休止期脱毛)の可能性

テロゲン・エフルビウムとは、何らかのきっかけで通常よりも多くの毛髪がテロゲン期(休止期)に入ってしまい、2〜3か月後に一斉に抜け落ちる現象。
1961年にKligmanによって初めて報告されたもので、びまん性(広範囲)の脱毛を引き起こす最も一般的な原因の一つとされています。
参考:Telogen Effluvium: A Review
通常、頭皮の毛髪のうちテロゲン期にあるのは5〜10%程度ですが、テロゲン・エフルビウムの状態ではこの割合が30%以上に跳ね上がることがあります。
テロゲン・エフルビウムのきっかけとなりやすい要因には、以下のようなものが挙げられます。
- 高熱を伴う感染症やインフルエンザなどの急性疾患
- 出産後のホルモン変動(産後脱毛)
- 急激な体重減少や極端なダイエット
- 精神的な強いストレス(離別、失業、事故など)
- 外科手術後の全身ストレス
- 甲状腺機能の異常(亢進症・低下症)
- 鉄欠乏性貧血
- 一部の薬剤(降圧薬、抗凝固薬、レチノイドなど)
こうした要因に心当たりがある場合で、2〜3か月前から枕の抜け毛が増えているのであれば、テロゲン・エフルビウムの可能性が考えられます。
テロゲン・エフルビウムは基本的に一過性であり、原因が解消されれば3〜6か月程度で落ち着くケースがほとんどです。

ただし、6か月以上にわたって抜け毛が続く場合は「慢性テロゲン・エフルビウム」と分類され、別の原因が絡んでいる可能性があります。
自己判断での経過観察を長引かせるよりも、なるべく早い段階でAGAクリニックなどの専門機関に相談するのが賢明です。
AGA・FAGAによる抜け毛の特徴

テロゲン・エフルビウムとは異なり、AGA(男性型脱毛症)やFAGA(女性男性型脱毛症)は進行性の脱毛症。
放置しておくと徐々に進行し、毛髪が細く短くなる「ミニチュア化」が起こります。
AGAの最大の特徴は、ジヒドロテストステロン(DHT)という男性ホルモンが毛包に作用し、成長期を短縮させてしまうことです。
成長期が短くなると、髪が十分に太く長くなる前に抜けてしまうため、結果として薄毛が進行していきます。
男性では前頭部や頭頂部から薄くなるのが典型的なパターンで、その進行度はノーウッド・ハミルトン分類と呼ばれるI〜VII型のスケールで評価されます。
女性の場合はルードヴィヒ分類というスケールが用いられ、頭頂部の分け目が広がるI〜III型で段階分けされます。
女性は男性のように完全にツルツルになることは少なく、全体的にボリュームが減っていく形が多いです。
もしかしたら、「枕の抜け毛が増えた」と感じている今の状態が、テロゲン・エフルビウムなのかAGA・FAGAなのかを自分で見分けるのは難しいかもしれません。
しかし、見分け方のヒントはあります。
テロゲン・エフルビウムの場合、抜けた髪の毛根に白い「クラブヘア(棍棒毛)」がついていることが多く、比較的太い毛が抜ける傾向にあります。

一方、AGA・FAGAでは細くて短い毛(ミニチュア化した毛)が多く混じっている傾向が見られます。
枕に残った抜け毛を何本か手に取ってみて、やけに細い毛や短い毛が目立つようであれば、AGA・FAGAが進行しているサインかもしれません。
こうした変化に気づいたら、できるだけ早くAGAクリニックで診てもらうことをおすすめします。
AGAもFAGAも、早期に対処すればするほど治療の効果が出やすいと言われているためです。
抜け毛だけでなく「髪質の変化」にも注目すべき理由

枕についた抜け毛の「本数」だけに意識が向きがちですが、実は「髪質の変化」もまた、見逃してはいけないサインです。
たとえ抜け毛の本数が極端に増えていなくても、以下のような変化を感じている場合は注意が必要です。
- 以前より髪が細くなった気がする
- 髪にハリやコシがなくなったと感じる
- 分け目の地肌が以前より透けて見えるようになった
- 前髪やおでこ周りの毛が産毛のように変わってきた
- スタイリングしても髪がペタンとつぶれやすくなった
これらの変化は、毛包のミニチュア化が始まっている可能性を示唆します。
AGAやFAGAでは、いきなりごっそり抜けるのではなく、1本1本の毛が少しずつ細く・短くなっていくのが特徴です。
そのため、「抜け毛の本数はそこまで増えていないけど、なんとなく髪が薄くなった」という状態が実はAGA・FAGAが進行中のサインであるケースは少なくありません。
逆に言えば、抜け毛の本数ばかり気にしていると、こうした初期の変化を見逃してしまうことがあります。
枕の抜け毛チェックと合わせて、鏡で分け目や生え際の状態を定期的に確認する習慣をつけておくと安心です。
女性特有の抜け毛が増えやすいタイミング

女性の場合、ホルモンバランスの変動が抜け毛に直結しやすいことが知られています。
男性よりもホルモンの変動が大きい場面が多いため、特定のライフイベントをきっかけに枕の抜け毛が増えることがあります。
代表的なタイミングとしては、まず出産後が挙げられます。
妊娠中はエストロゲン(女性ホルモン)の分泌が増加し、本来テロゲン期に入るはずだった髪が成長期にとどまり続けます。
出産後にホルモンレベルが急激に低下すると、それまで成長期に維持されていた髪が一斉にテロゲン期へ移行し、2〜3か月後にまとめて抜けるのです。
いわゆる「産後脱毛」で、多くの場合は一過性であり、出産後6か月〜1年程度で元の状態に戻ります。
もう一つ見落としやすいのが更年期。
閉経前後になるとエストロゲンの分泌が大幅に減少し、相対的にアンドロゲンの影響が強まります。
これが女性のFAGAを引き起こす要因の一つです。
ある研究では、閉経後の女性におけるFPHL(女性型脱毛症)の有病率は約52%に達するという報告もあります。
参考:Prevalence of female pattern hair loss in postmenopausal women
また、ピルの服用開始・中止や、月経不順、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)といったホルモン関連の状態も、抜け毛に影響を与えることがあります。
このように、女性はホルモンの変動に伴って一時的に抜け毛が増えるタイミングがいくつも存在します。
ただし、「一時的なもの」と自分で判断して放置していたら、実はFAGAが進行していたというケースもあるため、違和感が長期化する場合は早めの相談が大切です。
加齢による影響と年代別の抜け毛リスク

年齢を重ねると、男女ともに抜け毛のリスクは自然と高まっていきます。
これは毛包自体の老化や、ホルモンバランスの変化が関係しています。
トルコの皮膚科外来で行われた954名を対象とした研究によると、AGAの有病率は年齢とともに上昇し、男性では17〜29歳で43.2%、30〜39歳で71.1%、50〜59歳で83.3%、70歳以上では94%に達していました。
女性でも17〜29歳では8.7%だったのが、50〜59歳で43%、60〜69歳で68.3%と大きく上昇しています。
この研究からわかるのは、20代の男性でもすでに約4割がAGAの兆候を示している可能性があるということです。
女性も30代後半〜40代にかけて有病率が上がり始め、50代以降は急増します。
こう考えると、「まだ若いから大丈夫」「女性だから関係ない」という考え方は必ずしも正しくありません。
年齢による自然な変化なのか、AGAやFAGAの初期サインなのかを見極めるためにも、枕の抜け毛が気になり始めた段階で一度専門家に相談しておくことが望ましいでしょう。
見落としやすい内科的な原因

枕の抜け毛が増えたとき、まず疑うのは「ストレス」や「AGA」かもしれません。
しかし、内科的な疾患が原因で抜け毛が増加しているケースも決して少なくはありません。
代表的な内科的原因の一つが甲状腺機能の異常。
甲状腺ホルモンは毛髪の成長サイクルに直接影響を及ぼすため、甲状腺機能亢進症・低下症のいずれでもびまん性の抜け毛が起こりうることが報告されています。
参考:Telogen Effluvium: A Review
他にも、鉄欠乏性貧血はとくに女性に多い抜け毛の原因。
鉄はDNA合成に必要なリボヌクレオチドレダクターゼの補因子であり、鉄が不足すると毛母細胞の増殖に支障をきたします。
月経のある女性では、気づかないうちに鉄が不足しているケースもあるため注意が必要です。
これ以外にも、亜鉛欠乏、腎機能障害、肝機能障害、膠原病(全身性エリテマトーデスなど)、梅毒の二次症状として抜け毛が生じることもあります。
だからこそ、枕の抜け毛が「明らかに増えた」と感じたときには、AGAクリニックなどの専門機関で血液検査を含めた総合的な評価を受けることが重要。

AGAクリニックの多くは、血液検査を通じて甲状腺機能や鉄の値なども確認してくれるため、内科的な原因の早期発見にもつながります。
寝起きの髪の抜け毛が気になったら早めに専門機関へ相談
「様子を見よう」が裏目に出るケースがある

枕の抜け毛が増えたと感じたとき、多くの方がまず「しばらく様子を見よう」と考えるのではないでしょうか。
確かに、季節的な変動や一時的なストレスなど、自然に解消する抜け毛も存在します。

しかし、AGAやFAGAのように進行性の脱毛症が原因だった場合、「様子を見ている間」にも脱毛は静かに進行し続けています。
毛包のミニチュア化が進んでしまうと、治療の効果が出にくくなったり、効果が出るまでにより長い期間を要したりすることがあります。
もちろん、すべての抜け毛が即座に治療を要するわけではありません。
ただ、「気になる」と思った時点で一度だけでも専門家に相談しておけば、「治療が必要な状態かどうか」を早い段階で把握できます。
仮に問題がなければ、それはそれで安心材料になります。

とくにAGAクリニックでは、マイクロスコープによる頭皮や毛髪の状態チェック、血液検査によるホルモン値や栄養状態の確認など、自分ではわからない情報を得ることができます。
初回のカウンセリングを無料で行っているクリニックも多いため、金銭的なハードルも比較的低いと言えるでしょう。
AGA治療・FAGA治療という選択肢について

AGA・FAGAと診断された場合には、専門の治療を受けることで進行を食い止めたり、改善を目指したりすることが可能です。
男性のAGA治療で代表的なのは、フィナステリド*4やデュタステリド*5といった5αリダクターゼ*6阻害薬の内服と、ミノキシジル*7の外用。
フィナステリドはテストステロンからDHTへの変換を阻害し、AGAの進行を抑制します。
ミノキシジルは毛細血管の血流を改善し、毛母細胞の活性化を促す作用があります。
女性の場合は、男性とは使用できる薬が一部異なります。
フィナステリドは妊娠の可能性がある女性には禁忌とされているため、ミノキシジルの外用やスピロノラクトン*8などの抗アンドロゲン薬が選択肢となることが多いです。

なお、これらの治療薬はすべて医師の処方のもとで使用するものです。
個人輸入などを通じて自己判断で服用すると、副作用のリスク管理ができなくなるため推奨できません。
AGA治療は保険適用外の自由診療であることがほとんどですが、AGAクリニックでは一人ひとりの状態に応じた治療プランを提案してもらえるため、まずは相談から始めるのが安全です。
繰り返しますが、AGA・FAGAは進行性。

「もう少し待ってみよう」と先延ばしにするよりも、早い段階で専門医の意見を聞くほうが、結果的に治療の選択肢を広く保つことにつながります。
まとめ:寝起きに髪が抜けること自体は自然な現象
記事のポイントのまとめです。

ここまで解説してきたように、寝起きの枕に髪が残ること自体はごく自然な現象。
ヘアサイクルの一環として毎日一定数の髪が抜け落ちるのは正常であり、枕に数本〜十数本の髪がついていても、通常は心配いりません。
ただ、「以前より明らかに枕の抜け毛が増えた」「髪質が変わってきた」「分け目や生え際が薄くなった」と感じているなら、それは体や毛髪に何らかの変化が起きているサインです。
大切なのは、正常な抜け毛と異常な抜け毛の違いを知り、変化に気づいたら早い段階で行動を起こすことです。
とくにAGA・FAGAの可能性がある場合は、時間が経つほど治療の難易度が上がります。
枕の抜け毛が気になり始めたその瞬間が、専門機関に相談するベストなタイミングかもしれません。
AGAクリニックでの無料カウンセリングを活用して、まずは自分の髪の状態を正確に把握するところから始めてみてください。














































































































































































































