
朝風呂や朝シャンを習慣にしていると、髪の毛が抜けやすくなるリスクは高まります。
起床直後はストレスホルモン「コルチゾール」の分泌がピークを迎えるため、このタイミングでシャンプーによる頭皮刺激が加わると、成長期にある毛髪が退行期へ早期に移行しやすくなると考えられています。
さらに、夜にシャンプーをせず朝に回すと、1日分の皮脂・汗・汚れが頭皮に蓄積されたまま就寝することになり、Malassezia(マラセチア)などの常在菌が増殖して頭皮の酸化ストレスが増大します。
ただし、朝風呂だけが抜け毛の原因とは限らず、AGA(男性型脱毛症)やFAGA(女性男性型脱毛症)が背景にある場合は早めにAGAクリニックで診断を受けることが重要です。
あなたの抜け毛は、本当に自然な抜け毛でしょうか?

頭皮の状態が、以下のイラストに当てはまる場合、あなたはAGA(男性型脱毛症)やFAGA(女性男性型脱毛症)の可能性があります。


もし、AGA・FAGAの場合、残念ながら自然に治ることがなく今も進行し続けています。
正しい対策をしなければ、髪の毛の数は減り続け、抜け毛・薄毛が徐々に目立ってきます。

ただし、AGA・FAGAは原因が解明されているので、今日から正しい治療をスタートすれば改善する可能性が十分あります。
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- 朝風呂はコルチゾール上昇・皮脂バリア低下・すすぎ残しなど抜け毛リスクが重なりやすい習慣
- 夜のシャンプーをメインにすることで頭皮環境の改善が期待できる
- 洗髪タイミングの見直しだけでは進行性のAGA・FAGAは止められない
- 抜け毛が気になったら早めにAGAクリニックで専門的な診断を受けることが重要
朝風呂で髪の毛が抜ける原因
朝の入浴にはいくつかの”髪に不利な条件”が重なりやすく、結果的に抜け毛のリスクを高めてしまうことがあります。
ここでは、代表的な原因をひとつずつ掘り下げていきます。
朝はコルチゾール(ストレスホルモン)が急上昇する時間帯

人間の体には「コルチゾール覚醒反応(CAR)」と呼ばれるホルモンの仕組みがあります。
これは、起床後30〜45分でコルチゾールの分泌量が38〜75%も急上昇する現象です。
コルチゾールは「ストレスホルモン」とも呼ばれ、体を活動モードに切り替えるために必要なホルモンですが、髪の毛にとっては歓迎できない側面があります。
参考:Cortisol awakening response
なぜなら、コルチゾールが高い状態では、成長期(アナゲン期)にある髪の毛が退行期(カタゲン期)へ早期に移行してしまうことが研究で確認されているからです。
Arckらの研究では、心理的ストレスによってコルチゾール濃度が上昇すると、毛包が本来のサイクルより早くカタゲン期に入り、毛髪の成長が阻害されることが示されました。

つまり、朝のコルチゾールがピークに達するタイミングで入浴し、さらに急いでシャンプーをすると、頭皮への物理的刺激とホルモンの影響が重なりやすくなります。
もちろん、朝に顔を洗うだけであれば問題ありませんが、髪や頭皮をゴシゴシとこする行為は、このタイミングでは避けたほうが賢明です。
頭皮の皮脂バリアが奪われてしまう

頭皮から分泌される皮脂は、単なる「油汚れ」ではありません。
皮脂には、外部刺激から頭皮を守るバリア機能があり、毛穴周辺の環境を適度に保湿する働きを担っています。
夜に入浴して皮脂を落とした場合、就寝中にゆっくりと皮脂膜が再形成されます。
しかし朝にもう一度シャンプーをすると、再形成されたばかりの薄い皮脂膜がふたたび取り除かれてしまいます。

この状態で外出すると、紫外線やホコリ、大気汚染物質などに頭皮が直接さらされることになります。
頭皮が乾燥してバリア機能が低下すると、酸化ストレスの影響を受けやすくなり、毛髪の質にも悪影響が及びます。
実際に、頭皮の酸化ストレスが毛髪の早期脱落に関与していることは、Trüebらのレビュー論文でも指摘されています。
参考:Scalp Condition Impacts Hair Growth and Retention via Oxidative Stress
一方で、「皮脂をまったく落とさないほうがいいのか」というと、それも違います。
後述しますが、皮脂が過剰に蓄積された状態も頭皮環境を悪化させます。
大切なのは「適切なタイミングで、適度に皮脂を管理すること」であり、1日2回のシャンプーによる過剰な皮脂除去は避けるべきでしょう。
熱いお湯が髪のキューティクルと頭皮にダメージを与える

朝は時間がないため、ついつい熱めのシャワーでパッと済ませてしまう方も多いのではないでしょうか。

しかし、高温のお湯は髪と頭皮の両方に負担をかけます。
毛髪のキューティクル(表面を覆うウロコ状の層)は、温度が上がると開く性質があります。
キューティクルが開くと内部の水分やタンパク質が流出しやすくなり、髪が乾燥・脆弱化してしまいます。
Leeらの研究では、60〜90℃の高温に繰り返しさらされた毛髪は、キューティクルの剥離やタンパク質の溶出が進み、引っ張り強度が低下することが報告されています。
参考:Hair Shaft Damage from Heat and Drying Time of Hair Dryer
もちろん、シャワーの温度は60℃以上になることは通常ありませんが、40℃を超える高めの温度でも、毎日続けばキューティクルへのダメージは蓄積されていきます。
頭皮に関しても同様で、熱いお湯は必要以上に皮脂を溶かし出し、頭皮の乾燥を招きます。
理想的なシャンプー時の湯温は38℃前後とされており、朝に急いで熱いシャワーを浴びる習慣がある方は注意が必要です。
時間のなさが雑な洗い方・すすぎ残しにつながる

朝風呂の最大の問題は「時間的余裕のなさ」にあるとも言えます。
出勤や通学の時間が迫っているなかで洗髪すると、どうしても以下のようなことが起こりがちです。
- シャンプーを泡立てずに頭皮につけ、ゴシゴシと力任せに洗ってしまう
- すすぎが不十分で、シャンプーの洗浄成分(界面活性剤)が頭皮に残留する
- ドライヤーをかける時間がなく、髪が濡れたまま外出してしまう

シャンプーのすすぎ残しは、頭皮の毛穴詰まりや炎症の原因になります。
毛穴周辺に炎症が起きると、毛包の環境が悪化し、ヘアサイクル*1が乱れるリスクが高まります。

また、髪が濡れた状態はキューティクルが開いたままになっており、外部からのダメージを非常に受けやすい状態です。
濡れた髪同士がこすれるだけでも摩擦によるダメージが生じるため、自然乾燥に頼るのは避けたほうがよいでしょう。
睡眠時間の短縮がヘアサイクルに与える影響

朝風呂を習慣にしている方の多くは、入浴の時間を確保するために通常より早く起きています。
言ってしまえば、その分だけ睡眠時間が短くなっている可能性があるということです。
睡眠と髪の毛には密接な関係があります。
成長ホルモンは主に深い睡眠(ノンレム睡眠)のあいだに分泌され、毛母細胞の分裂を促進します。
睡眠時間が不十分だと成長ホルモンの分泌量が減り、毛髪の成長が妨げられる可能性があります。
さらに、睡眠不足はコルチゾール値の上昇とも関連しています。
Kimらの研究では、睡眠の質が低下した群ではコルチゾールの日内リズムが乱れ、毛包が休止期(テロゲン期)へ移行しやすくなることが示唆されています。
参考:The role of sleep in telogen effluvium and trichodynia: A commentary
このように、朝風呂そのものだけでなく、朝風呂を可能にするための生活リズムの変化が、間接的に抜け毛のリスクを高めている場合もあるのです。
夜のシャンプーを省略することで起こる頭皮環境の悪化

朝風呂派の方に多いのが、「夜は疲れてそのまま寝てしまい、朝にシャワーで済ませる」というパターンです。
ここで問題になるのは、1日の汚れを落とさないまま就寝していることです。
日中に蓄積された皮脂や汗、整髪料、外気中のホコリや花粉、これらが頭皮に残ったまま枕に頭を乗せると、雑菌の繁殖につながります。
中国・西安で行われた1,500人を対象としたアジア人の大規模疫学調査では、洗髪頻度が低い群ほど頭皮のフケ・かゆみ・乾燥が悪化し、酸化脂質(酸化ストレスのバイオマーカー)の蓄積が増加することが確認されました。
参考:The Impact of Shampoo Wash Frequency on Scalp and Hair Conditions
この調査では、週に5〜6回洗髪するグループが客観的にも主観的にも頭皮・毛髪の状態がもっとも良好でした。
逆に、週1〜2回の洗髪では頭皮に酸化した皮脂が蓄積し、頭皮環境が著しく悪化していたのです。
そのため、朝風呂のために夜のシャンプーを飛ばしてしまうのは、頭皮にとって好ましくありません。
理想を言えば、1日の終わりに汚れを落とし、清潔な状態で就寝するのがベストです。
頭皮の常在菌バランスの乱れとAGAの関係

頭皮にはCutibacterium(キュウティバクテリウム)、Staphylococcus(ブドウ球菌)、Corynebacterium(コリネバクテリウム)などの常在菌と、Malassezia(マラセチア)という真菌が共存しています。
健康な頭皮では、これらの菌がバランスを保ちながら皮脂膜を代謝し、弱酸性の環境を維持しています。
しかし、皮脂の過剰蓄積や不十分な洗髪が続くと、脂質を好むMalassezia restricta(マラセチア・レストリクタ)などが異常に増殖しやすくなります。
118名の日本人男性を対象にした研究では、AGA*2(男性型脱毛症)の患者群はAGAでない群に比べてMalassezia(マラセチア)の定着量が約2倍多く、皮脂中のトリグリセリドやパルミチン酸の割合も有意に高いことが報告されました。

この研究は、頭皮の皮脂組成とマイクロバイオームのバランスがAGAの進行に関与している可能性を示しています。
もっと言えば、「夜に洗わず朝に洗う」という習慣で皮脂が長時間放置されると、Malassezia(マラセチア)の増殖環境を整えてしまうということです。
Malassezia(マラセチア)が増殖すると酸化脂質が増加し、毛包周辺で慢性的な微小炎症(マイクロインフラメーション)が生じます。
この炎症がヘアサイクルの乱れにつながり、抜け毛や薄毛を悪化させる一因になると考えられています。
そもそも「抜けた」のではなく「抜ける時期だった」可能性もある

少し視点を変えてみましょう。
朝風呂で抜け毛が多いと感じる方のなかには、そもそもヘアサイクルの自然な脱毛を目撃しているだけというケースもあります。
人間の髪の毛は約10万本あり、そのうちの85〜90%は成長期(アナゲン期:2〜6年)にあります。
残りの約10〜15%が退行期(カタゲン期:約2〜3週間)から休止期(テロゲン期:約2〜4ヶ月)に入っており、テロゲン期が終わると自然に脱落します。
参考:Integrative and Mechanistic Approach to the Hair Growth Cycle and Hair Loss
この自然脱毛の本数は、1日あたり50〜100本程度が正常範囲です。
夜に洗髪せず朝にまとめてシャンプーした場合、前日のぶんの脱毛分も合わせて排水口に流れるため、一見すると大量に抜けたように見えることがあります。
実際には、テロゲン期の髪はすでに毛包から離れかけている状態なので、シャンプーやブラッシングの際に抜け落ちるのは自然な現象です。
だからこそ、「本当に異常な抜け毛なのか」「自然脱毛の範囲なのか」を冷静に見極めることが大切です。
ただし、1日に150本以上の抜け毛が2週間以上続く場合や、特定の部位(前頭部・頭頂部など)だけが明らかに薄くなっている場合は、AGA(男性型脱毛症)やFAGA(女性男性型脱毛症)の可能性が考えられます。
こうした場合は早めにAGAクリニックで診察を受けることをおすすめします。
朝風呂をやめたら髪の毛は増えるのか、抜ける本数は減るのか
ここまで読んで、「じゃあ朝風呂をやめればそれだけで髪は増えるの?」と疑問に思った方もいるでしょう。
結論から言うと、朝風呂をやめること”だけ”で劇的に髪が増えるという単純な話ではありません。
しかし、頭皮環境を改善するための重要な一歩にはなり得ます。
ここでは、朝風呂をやめた場合に期待できる変化と、それでも抜け毛が止まらないときに考えるべきことをお伝えします。
夜洗髪に切り替えることで頭皮環境はどう変わるか

朝風呂から夜洗髪に切り替えるだけでも、頭皮にとってはいくつかのメリットがあります。
まず、1日の汚れ(皮脂・汗・整髪料・外気の汚れ)を就寝前にリセットできるため、寝ている間の頭皮環境が清潔に保たれます。
前述の通り、中国の大規模研究でも、定期的な洗髪によって頭皮の酸化脂質が減少し、フケやかゆみなどのトラブルが改善されることが確認されています。
また、夜は時間的な余裕があるため、丁寧なシャンプーとしっかりしたすすぎ、そして十分なドライヤー乾燥が可能です。
これだけでも、シャンプー残留による毛穴詰まりや、濡れた髪の摩擦ダメージを大幅に防ぐことができます。
さらに、朝の入浴をやめることで睡眠時間を確保できれば、成長ホルモンの分泌リズムが整い、毛母細胞の活動にもプラスに働く可能性があります。
こう考えると、「朝風呂をやめること」自体が髪を増やす魔法ではないものの、頭皮環境を最適化するための合理的な選択であることは間違いありません。
洗髪頻度の「適切な回数」はどのくらいか

「毎日洗うべきか」「数日おきがいいのか」この議論は昔から繰り返されてきました。
少なくとも、アジア人を対象にした研究データでは、週5〜6回の洗髪が頭皮と髪の両方にとってもっとも良好な結果をもたらしています。
前述の中国・西安での研究では、1,500人のアジア人被験者において、洗髪頻度が高い群のほうがフケ・かゆみ・皮脂蓄積のすべてが低く、毛髪の自己評価も高いことが明らかになりました。
さらに同研究の治療群試験(60名)では、7日間洗髪しなかった期間と毎日洗髪した期間を比較したところ、毎日洗髪した群のほうが頭皮の酸化脂質・フケ・臭い・皮脂量がすべて有意に改善し、毛髪の内部脂質(キューティクル構造を支える脂質)には悪影響がなかったと報告されています。
参考:The Impact of Shampoo Wash Frequency on Scalp and Hair Conditions
このため、「洗いすぎると髪に悪い」という通説は、少なくとも適切なシャンプー製品を使用している限り、アジア人のストレートヘアにおいてはデータで否定されていると言ってよいでしょう。
ただし、これは洗浄力がマイルドなシャンプーを使った場合の話です。
高級アルコール系の強い洗浄成分が配合されたシャンプーで毎日ゴシゴシ洗えば、頭皮のバリアが過度に破壊される恐れはあります。

アミノ酸系やベタイン系など、洗浄力が穏やかなシャンプーを選ぶことも重要なポイントです。
シャンプーの方法を見直すだけでも抜け毛は変わる

洗髪のタイミングだけでなく、「どう洗うか」も抜け毛に影響します。
正しいシャンプー方法のポイントは以下の通りです。
- シャンプー前にぬるま湯(38℃前後)で1〜2分かけて予洗いし、髪と頭皮の汚れを大まかに落とす
- シャンプー剤は手のひらでしっかり泡立ててから頭皮につける(原液を直接つけない)
- 爪を立てずに指の腹でやさしくマッサージするように洗う
- すすぎは最低でも2〜3分、シャンプーの泡が完全に流れるまで丁寧に行う
- 洗髪後は速やかにタオルで軽く水気を取り、ドライヤーで根元から乾かす
特にすすぎの工程は軽視されがちですが、洗浄成分の残留は頭皮トラブルの大きな原因になります。
逆に言えば、すすぎをしっかり行うだけでも頭皮環境はかなり改善されます。
ちなみに、コンディショナーやトリートメントは毛先を中心につけ、頭皮には極力つけないようにしましょう。
頭皮にコンディショナーの油分が残ると、毛穴の詰まりにつながる可能性があります。
抜け毛が改善しないなら「ヘアサイクルの乱れ」を疑おう

朝風呂をやめて夜洗髪に切り替え、シャンプーの方法も見直した。
それなのに抜け毛が減らない、あるいは特定の部位(前頭部・頭頂部・分け目)が目に見えて薄くなってきた。
そんな場合は、生活習慣の問題ではなく、ヘアサイクル自体の乱れを疑うべきです。
ヘアサイクルの乱れの代表的な原因には、以下のようなものがあります。
- AGA(男性型脱毛症):男性ホルモン(DHT)の影響で成長期が短縮し、毛が細く短くなる進行性の脱毛症
- FAGA(女性男性型脱毛症):女性でも加齢やホルモンバランスの変化により、びまん性に薄毛が進行する脱毛症
- 休止期脱毛(テロゲン・エフルビウム):強いストレス・栄養不足・出産・病気などをきっかけに、多くの毛包が一斉にテロゲン期へ移行して大量脱毛が起きる状態
特にAGAとFAGAは進行性であるという点が重要です。
「そのうち治るだろう」と様子見をしているあいだにも、毛包の萎縮は進んでいきます。
毛包が完全にミニチュア化(萎縮)してしまうと、治療しても元の太さの髪に戻すことが難しくなるため、異変に気づいた時点でなるべく早くAGAクリニックに相談することが大切です。
生活習慣の改善だけでは止められない脱毛がある


ここまで解説してきたように、朝風呂をやめる・夜にしっかり洗髪する・睡眠時間を確保するといった生活習慣の改善は、頭皮環境を整えるうえで非常に効果的です。
しかし、AGAやFAGAの根本原因はホルモンや遺伝的要因にあるため、生活習慣の見直しだけでは進行を止められないケースが多いのも事実です。
中国人男性を対象にした大規模疫学調査では、AGAの有病率は全年齢平均で21.3%にのぼり、50代以降では31.9%に達することが報告されています。
参考:Prevalence of androgenetic alopecia in China: a community-based study in six cities
また、日本人男性においてもAGAの平均発症率は約30%とされ、30代以降で徐々に増加していくことが知られています。
女性の場合も、FAGAは閉経前後のホルモン変動期に発症しやすく、びまん性(全体的)に薄毛が進行する特徴があります。
男性のように生え際が後退するパターンとは異なり、分け目やつむじ周辺の地肌が透けて見えるようになる形で進行するため、初期段階では気づきにくいことがあります。
こうした進行性の脱毛症に対しては、医学的なアプローチが有効です。
AGAクリニックでは、フィナステリド*3やデュタステリド*4といった内服薬、ミノキシジル*5の外用薬など、ガイドラインに基づいた治療法が提供されています。
もちろん、治療にはメリットだけでなく、副作用の可能性やコスト面のデメリットもあります。
だからこそ、まずは専門医に相談して「自分の状態に合った選択肢」を知ることが重要です。
「たかが抜け毛」と放置せず、気になった段階でAGAクリニックの無料カウンセリングなどを活用してみてください。
男性と女性で気をつけるポイントは異なるのか

朝風呂と抜け毛の関係について、男性と女性で注意すべきポイントには共通点もあれば違いもあります。
男性の場合、AGAの影響で前頭部や頭頂部の毛が細くなりやすい傾向があります。
もともとAGAの素因がある男性が、朝風呂で頭皮環境を悪化させてしまうと、DHT(ジヒドロテストステロン*6)による毛包の萎縮と環境要因が重なり、薄毛が加速するリスクがあります。
女性の場合は、ホルモンバランスの変動が大きい点に注意が必要です。
月経周期、妊娠・出産、更年期など、ライフステージごとにホルモン環境が大きく変わるため、それに伴ってヘアサイクルも影響を受けやすくなります。
また、女性は男性に比べてロングヘアの方が多いため、朝の濡れた髪をまとめる際にブラシやヘアゴムで引っ張ることによる「牽引性脱毛」のリスクもあります。
髪を結ぶときは、強く引っ張りすぎないよう心がけ、同じ分け目を続けないようにするのも頭皮への負担を軽減するポイントです。
いずれにしても、男性はAGA、女性はFAGAという進行性の脱毛症が背景にある可能性を意識しておくことが重要です。
「朝風呂をやめても改善しない抜け毛」は、生活習慣だけの問題ではないかもしれません。
朝風呂で髪の毛が抜けるリスクを最小限にする入浴習慣とは
「仕事柄、どうしても朝にシャワーを浴びないと困る」「寝癖がひどくて朝にシャンプーしたい」
そういう事情がある方もいるでしょう。
朝風呂を完全にやめることが理想ではあるものの、現実的にはそうもいかない場合があります。
ここでは、朝風呂を習慣にしている方が少しでも髪や頭皮への負担を減らすための工夫をまとめます。
夜の洗髪をメインにして朝はお湯だけで流す

もっとも推奨できるのは、「夜にシャンプーをしっかり行い、朝はぬるま湯で軽くすすぐだけ」というスタイルです。
こうすれば、夜の洗髪で1日の汚れをリセットしつつ、朝にはシャンプー剤を使わずに寝汗や寝癖を整えることができます。
朝のお湯すすぎだけでも、夜間に分泌された余分な皮脂は十分に流せます。
シャンプーの洗浄成分を使わないため、皮脂バリアが過度に奪われる心配もありません。
このとき、お湯の温度は38℃以下を意識してください。
熱すぎるお湯は、たとえシャンプーなしでも頭皮を乾燥させてしまいます。
朝にシャンプーをする場合はアミノ酸系の製品を選ぶ

どうしても朝にシャンプーが必要な場合は、洗浄力がマイルドなアミノ酸系シャンプーを使用するのがよいでしょう。
高級アルコール系(ラウリル硫酸ナトリウム、ラウレス硫酸ナトリウムなど)のシャンプーは泡立ちがよく洗浄力も高いですが、必要な皮脂まで根こそぎ奪ってしまう傾向があります。
アミノ酸系やベタイン系のシャンプーであれば、洗浄力は穏やかでありながら、適度な汚れ落ちは期待できます。
ただし、マイルドなシャンプーは泡立ちがやや控えめなため、シャンプー前の予洗い(ぬるま湯での2分程度のすすぎ)が重要になります。
予洗いで汚れの7〜8割は落ちるとも言われているので、シャンプーの使用量を減らすことにもつながります。
ドライヤーは必ず使い、根元から乾かす

朝の時間がないときほどドライヤーを省略しがちですが、これは抜け毛や髪のダメージの観点からおすすめできません。
濡れた状態の髪はキューティクルが開いており、摩擦や静電気によるダメージを非常に受けやすい状態です。
そのまま外出すると、帽子やマフラーとの摩擦、風による絡まりなどで髪が傷みやすくなります。
ドライヤーを使うときのコツは、まず根元(頭皮近く)から乾かし、毛先は最後にすることです。

頭皮を速やかに乾かすことで、雑菌の繁殖を防ぐことができます。
温風を一箇所に当て続けるのではなく、常に動かしながら乾かし、最後に冷風を当ててキューティクルを閉じると、ツヤも出やすくなります。
頭皮マッサージで血行を促進する際の注意点

「頭皮マッサージをすれば血行がよくなって髪が増える」という話を聞いたことがある方も多いかもしれません。
実際に、頭皮の血流が改善されれば毛母細胞への栄養供給が向上し、髪の成長にプラスに働く可能性はあります。
しかし、やり方を間違えると逆効果になることもあります。
例えば、爪を立ててガリガリとこするようなマッサージは、頭皮に微小な傷をつけ、炎症の原因になります。
マッサージは指の腹を使い、頭皮全体をやさしく押すように行うのがポイントです。
力を入れすぎず、1回あたり3〜5分程度を目安にしてください。
なお、頭皮マッサージはあくまで「サポート的なケア」であり、AGAやFAGAの進行を食い止める治療法ではありません。
マッサージをしても薄毛が改善しない場合は、早めにAGAクリニックへ相談することをおすすめします。
食事・睡眠・ストレス管理が髪の土台をつくる

髪の毛はケラチンというタンパク質でできているため、十分なタンパク質の摂取が欠かせません。
それに加えて、亜鉛、鉄、ビタミンB群、ビタミンDなど、毛髪の成長に関わる栄養素をバランスよく摂ることも大切です。
特に女性は鉄分が不足しがちで、鉄欠乏は休止期脱毛(テロゲン・エフルビウム)の原因として知られています。
食事だけで十分な栄養を摂れない場合は、サプリメントを上手に活用するのもひとつの手段です。
睡眠については、理想的には7〜8時間の質のよい睡眠を確保したいところです。
就寝前のスマホ・PCの使用を控える、寝室の温度と湿度を整える、就寝・起床の時間を一定に保つといった基本的な睡眠衛生が、コルチゾールの日内リズムを正常に保つことに役立ちます。

ストレスに関しては、完全に排除することは現実的ではありませんが、自分に合ったストレス発散法を見つけておくことが重要です。
運動、趣味の時間、リラクゼーション、友人との会話など、日常的にストレスを解消できる手段を持つことが、コルチゾール値の安定につながります。
ここで強調しておきたいのは、これらの生活習慣改善は「頭皮環境を良好に保つための土台づくり」であり、すでに進行しているAGAやFAGAを逆転させる手段ではないということです。
土台を整えることは重要ですが、薄毛の進行を感じているなら、並行してAGAクリニックへの受診も検討してみてください。
まとめ:朝風呂の習慣を見直しても抜け毛が止まらないときはAGAクリニックへ
記事のポイントのまとめです。

朝風呂をやめて頭皮ケアを見直しても抜け毛が改善しない場合は、早期にAGAクリニックで相談しましょう。
AGA(男性型脱毛症)とFAGA(女性男性型脱毛症)は進行性の脱毛症です。
毛包が萎縮してしまうと、そこから元のように太い毛を生やすことは困難になっていきます。
「まだ大丈夫」「気のせいかも」と思っているうちに数ヶ月、あるいは数年が経過してしまうと、治療の選択肢が狭まってしまう場合があります。
AGAクリニックでは、抜け毛の原因を科学的に特定することが可能です。
「朝風呂が原因なのか」「AGAやFAGAが始まっているのか」
その答えを正確に知ることが、適切な対策の第一歩になります。
多くのAGAクリニックでは初回カウンセリングを無料で実施しているため、費用面のハードルも低いです。
「少し気になるかも」くらいの段階で一度足を運んでおくと、仮にAGAやFAGAだった場合でも早期に対処でき、治療効果も高まりやすくなります。
もし現在、以下のような症状に心当たりがあるなら、なるべく早くAGAクリニックへの相談を検討してみてください。
- 朝のシャンプー時に排水口にたまる抜け毛が以前より明らかに増えた
- 枕に付着する抜け毛の量が目立つようになってきた
- 生え際(M字部分)が後退してきた気がする
- 頭頂部や分け目の地肌が以前より透けて見える
- 髪のハリやコシがなくなり、全体的にボリュームが減った
- 家族(特に父方・母方の祖父)に薄毛の人がいる
これらは生活習慣の改善だけでは解決しにくい症状であり、専門的な診断と治療が必要なサインかもしれません。



















































































































































































































