
はい、あります。
急激なカロリー制限や栄養不足は、休止期脱毛(テロゲン・エフルビウム)という症状を引き起こすことがあり、ダイエット開始から2〜3か月後にまとまった量の髪が抜け落ちるケースが報告されています。
韓国の慶熙大学校病院で行われた140名を対象とした研究では、体重の約15%を急速に減らした場合に休止期脱毛のリスクが高まることが示されており、女性は男性よりも少ない体重減少量で発症しやすいこともわかっています。
参考:Telogen Effluvium Associated With Weight Loss: A Single Center Retrospective Study
ダイエット中に抜け毛が増えた場合は、栄養不足によるものか、AGAやFAGA(女性男性型脱毛症)といった進行性の脱毛症が隠れていないか、AGAクリニックで早めに確認してもらうことが重要です。

あなたの抜け毛は、本当に自然な抜け毛でしょうか?
まず、ご自身の抜け毛を以下の実寸の線と比べてみてください。
(0.12mm)
(0.08mm)
(0.06mm)
(0.04mm)
続いて、頭皮の状態が以下のイラストのいずれかに当てはまる場合、あなたはAGA(男性型脱毛症)やFAGA(女性男性型脱毛症)の可能性があります。


AGA・FAGAは、残念ながら自然に治ることがなく今も進行し続けています。
正しい対策をしなければ、髪の毛の数は減り続け、抜け毛・薄毛がさらに目立ってきます。

ただし、AGA・FAGAは原因が解明されているので、今日から正しい治療をスタートすれば改善する可能性が十分あります。
「自分の抜け毛が正常なのか気になる」という方は、まず専門の医師に相談してみてください。
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- 急激なダイエットは休止期脱毛を引き起こし、男女ともに大量の抜け毛につながるリスク
- タンパク質・鉄分・亜鉛・ビタミンD不足が髪のサイクルを乱す主な原因
- プロテインは栄養不足の補助にはなるが、AGAやFAGAの進行は止められない
- 抜け毛が気になったら自己判断で様子見せず、早めにAGAクリニックへ相談を
ダイエットで髪の毛が抜けるのはなぜ?
ダイエット中の抜け毛は、医学的にも説明できる現象。

ここでは、そのメカニズムと背景にある原因を一つずつ見ていきます。
髪の毛のサイクルと抜け毛の関係

まず知っておいてほしいのが、髪の毛には成長サイクルがあるということです。
髪は「成長期(アナジェン期)」「退行期(カタジェン期)」「休止期(テロジェン期)」という3つのフェーズを繰り返しています。
健康な状態では、頭皮の髪のおよそ85〜90%が成長期にあり、残りの約10%ほどが休止期にあたります。
成長期は2〜6年続き、この間に髪はぐんぐん伸びていきます。
一方、退行期は2〜4週間ほどの移行期間で、その後に訪れる休止期は2〜4か月ほど。

休止期を終えた髪は自然に抜け落ち、同じ毛根から新しい髪が生えてくる仕組みです。
ところが、体に強いストレスや栄養不足が加わると、このサイクルが一斉に乱れてしまいます。
具体的には、本来まだ成長期にあるはずの毛髪が、一気に休止期へ移行してしまうのです。
こうなると、2〜3か月後にまとまった量の髪が同時に抜け落ちることになります。
この現象は「休止期脱毛(テロゲン・エフルビウム)」と呼ばれ、ダイエットによる抜け毛の多くがこのメカニズムで説明できます。
参考:Integrative and Mechanistic Approach to the Hair Growth Cycle and Hair Loss
急激なカロリー制限がもたらす影響

ダイエットのなかでもとくに危険なのが、短期間で大幅なカロリー制限を行うケースです。
韓国の慶熙大学校病院で行われた140名を対象とした後ろ向き研究(過去のデータを含んだ研究)では、休止期脱毛を発症した患者の平均体重減少率は約15.2%、平均減少速度は月あたり約3.54kgでした。
つまり、体重の約15%を急速に落とすと、髪がごっそり抜けるリスクが高まるということです。
さらに注目すべきは、女性のほうが男性より少ない体重減少量でも脱毛が起こりやすいという点。
同研究では、男性の平均減少速度が月5.03kgだったのに対し、女性は月3.14kgと低い数値でも休止期脱毛を発症していました。
言ってしまえば、「1か月に3kgのペースでもリスクがある」ということになります。
これは多くの人が目標にしがちなダイエットペースでしょう。
また、加齢とともに少ない体重変動でも影響が出やすくなる傾向も報告されています。
10代の患者では平均18.4%の体重減少で脱毛が生じていたのに対し、年齢が上がるほど、より少ない減少率で抜け毛が起きていたのです。
参考:Telogen Effluvium Associated With Weight Loss: A Single Center Retrospective Study
不足しやすい栄養素とは

カロリーを減らすということは、それだけ体に入ってくる栄養素の総量も減るということです。
とくに以下の栄養素は、ダイエット中に欠乏しやすく、髪の毛への影響が報告されています。
- タンパク質:髪の主成分であるケラチンの原料。不足するとヘアサイクル*1が停止しやすくなります。
- 鉄分:毛母細胞の分裂に必要な酵素の補因子。体内の細胞分裂が最も活発な組織の一つである毛母細胞は、鉄不足の影響を受けやすい部位です。
- 亜鉛:タンパク質の合成や細胞分裂に関与するミネラル。亜鉛の血中濃度が低い人は、脱毛症を発症しやすいことが複数の研究で確認されています。
- ビタミンD:毛包のサイクル調節に関わるビタミン。アジア圏では日光浴の習慣や紫外線対策の影響でビタミンD不足の人が多いとされています。
2017年に発表された栄養と脱毛に関する総説論文では、急激な体重減少やタンパク質摂取量の減少は休止期脱毛の明確な原因として広く認められていると報告されています。
ここで気をつけたいのは、これらの栄養素は単体で不足するのではなく、ダイエットによって複合的に欠乏しやすいという点。
炭水化物だけを減らすつもりが、実際には肉や魚の摂取量も減っていて、タンパク質と鉄分と亜鉛がまとめて不足している、というケースは珍しくありません。
参考:Diet and hair loss: effects of nutrient deficiency and supplement use
タンパク質不足が髪に与えるダメージ


髪の毛の約85%はケラチンというタンパク質で構成されています。
だからこそ、タンパク質が不足すると、まず髪に影響が出るのは想像しやすいでしょう。
インドの美容皮膚科で行われた98名を対象とした研究では、AGA*2(男性型脱毛症)患者の約90%がタンパク質不足であり、そのうち55%は1日の摂取量が30g未満という深刻な不足状態でした。
女性の薄毛パターンでも90.9%、休止期脱毛の患者でも75%が重度のタンパク質不足に該当していました。
この研究は非常に興味深い仮説を提唱しています。
体はタンパク質が不足すると、筋肉や免疫系など生命維持に直結する組織を優先し、生存に不可欠ではない皮膚や髪への供給を「意図的に」減らす可能性があるというものです。
つまり、ダイエットでタンパク質の摂取量が減ると、体は「髪よりも心臓や筋肉に栄養を回そう」と判断するのかもしれません。
組織の生検でも、低タンパク食のグループでは毛包周囲の炎症や線維化が確認されており、高タンパク食のグループでは正常な毛包構造が保たれていました。
こう考えると、ダイエット中のタンパク質不足は、単に「髪がやせる」というレベルではなく、毛包そのものにダメージを与えている可能性があるわけです。
鉄分・亜鉛・ビタミンD不足と脱毛の関連

タンパク質以外にも、ダイエットで不足しやすい微量栄養素が髪に深刻な影響を及ぼすことがわかっています。
まず鉄分について。
WHOのデータによると、東南アジア地域の女性は世界でも特に鉄欠乏性貧血の有病率が高く、その割合は約46.3%に達します。
ダイエットで食事量を極端に減らすと、もともと鉄が不足しがちなアジア人女性はさらに欠乏が進みやすくなります。
毛母細胞は体内で最も細胞分裂が活発な組織の一つです。
鉄はDNA合成の律速酵素であるリボヌクレオチド還元酵素の補因子として働いているため、鉄が足りなくなると髪の成長が直接的に阻害されるのです。
次に亜鉛について。
312名の脱毛患者(AGA、女性型脱毛症、休止期脱毛、円形脱毛症)を対象とした研究では、すべてのグループで健常者と比較して血清亜鉛濃度が有意に低いという結果が示されました。

亜鉛は数百もの酵素反応や遺伝子発現の調節に必要なミネラルであり、特に細胞分裂やタンパク質合成が盛んな毛母細胞にとって不可欠な栄養素です。
参考:Analysis of Serum Zinc and Copper Concentrations in Hair Loss
ビタミンDに関しても、毛包のサイクルに深く関与していることが動物実験やin vitro研究で明らかになっています。
日本では50%以上の人がビタミンD欠乏症に該当するとされ、韓国でも同様の傾向があります。
食事制限によって魚やきのこ類の摂取が減り、なおかつ外出を控えて日光を浴びない生活が続けば、ビタミンDの欠乏はさらに深刻化するでしょう。
これらの栄養素はどれも「髪がなくても生きていける体」にとっては優先度が低く、不足すると真っ先に髪への供給が絞られてしまいます。
ダイエットで食事の質が落ちると、複数の栄養欠乏が同時に進行しやすいことを覚えておいてください。
ダイエット以外の原因が隠れていることも

ただし、注意しなければならないことがあります。
「ダイエットを始めた時期」と「抜け毛が増えた時期」が重なっていても、抜け毛の原因がダイエットだけとは限りません。
休止期脱毛はダイエット以外にも、精神的ストレス、出産後のホルモン変動、甲状腺機能の異常、薬の副作用など、さまざまな原因で起こり得ます。
もっと言えば、ダイエットによる抜け毛だと思っていたものが、実はAGA(男性型脱毛症)やFAGA(女性男性型脱毛症)の初期症状だったというケースも少なくありません。
AGAやFAGAは進行性の脱毛症であり、栄養改善だけでは止まらない可能性が高いのです。
特に以下のような特徴がある場合は、単なる栄養不足による脱毛ではなく、AGAやFAGAが関与している可能性があります。
- 生え際や頭頂部を中心に薄くなっている
- 髪の毛が細く短くなっている(軟毛化)
- 分け目が目立つようになった
- 家族に薄毛の人がいる
このような症状がある場合、栄養面の改善だけでは根本的な解決にならないことが多いです。
「ダイエットのせいだろう」と自己判断せず、早めにAGAクリニックで専門的な診察を受けることをおすすめします。
男性と女性で抜け方が異なる理由

ダイエットによる抜け毛は男女ともに起こりますが、抜け方のパターンや原因のバランスが異なります。
男性の場合、ダイエットによる休止期脱毛とAGAが重なりやすい傾向があります。
もともとAGAの遺伝的素因を持っている男性が急激なダイエットを行うと、栄養不足が引き金となってAGAの進行が早まる可能性があるのです。
男性のAGAは生え際の後退やM字型の薄毛として現れることが多く、ダイエット前から薄毛の兆候があったかどうかを振り返ることが大切です。
一方、女性の場合は、びまん性(頭部全体に広がる)の脱毛パターンが多くみられます。
女性はもともとダイエット中に鉄分が不足しやすいうえ、月経による鉄の喪失もあるため、男性よりも少ない体重減少量で脱毛が起こりやすいことが、前述の韓国の研究でも示されています。
女性の薄毛がFAGA(女性男性型脱毛症)に該当する場合、分け目の拡大や頭頂部の地肌が透けて見えるようになるのが特徴的。
FAGAは休止期脱毛と合併することも多く、自分で原因を見分けるのは困難です。
だからこそ、男女いずれの場合も、抜け毛が気になったらなるべく早い段階でAGAクリニックに相談することが重要。
「もう少し様子を見よう」と先延ばしにすると、進行性の脱毛症だった場合に対応が遅れてしまいます。
プロテインでダイエット中の抜け毛は治るのか?

「プロテインを飲めばダイエット中の抜け毛が治るのでは?」と期待する方は多いでしょう。
結論から言うと、タンパク質不足が原因の場合には改善が期待できますが、すべての抜け毛にプロテインが効くわけではありません。
なぜ「プロテインで抜け毛が治る」と思われがちなのか

髪の毛の主成分がケラチンというタンパク質であることは、よく知られた事実。
そのため「タンパク質を補えば髪が生える」という連想が生まれやすいのでしょう。
実際、タンパク質が極度に不足した状態(1日30g未満など)から摂取量を改善すると、休止期脱毛の回復が促される可能性はあります。
前述の研究でも、低タンパク食のグループでは毛包に炎症や線維化が見られたのに対し、十分なタンパク質を摂取していたグループでは正常な毛包構造が維持されていました。
しかし、こうした研究結果はあくまで「欠乏状態の改善」に対するものであり、「プロテインを追加で飲めば髪が生える」ということを証明しているわけではありません。
すでに十分なタンパク質を摂っている人がプロテインを追加しても、髪が増えるという科学的根拠は限定的なのです。
ここで誤解してほしくないのは、プロテインが悪いということではないという点。

あくまで「万能薬ではない」ということを理解しておく必要があります。
プロテインが有効なケースとそうでないケース

プロテインが有効なのは、明らかにタンパク質不足が起きている場合に限られます。
例えば、極端な食事制限で1日の総タンパク質摂取量が30g未満の人、野菜中心のダイエットで動物性タンパク質をほとんど摂っていない人、あるいは朝食を抜いて昼も軽食で済ませているような生活パターンの人。
こうしたケースでは、プロテインを活用してタンパク質摂取量を適正レベルまで引き上げることが、抜け毛の改善につながる可能性があります。
体重1kgあたり0.8〜1.0gのタンパク質が1日の最低目安とされていますので、体重60kgの人であれば最低48〜60gが必要。
ダイエット中でもこのラインを下回らないようにすることが基本です。
逆に、以下のようなケースではプロテインだけでは不十分です。
- タンパク質は十分に摂れているが、鉄分や亜鉛、ビタミンDが不足している場合
- AGA(男性型脱毛症)やFAGA(女性男性型脱毛症)が進行している場合
- 甲状腺機能障害やホルモンバランスの乱れが原因の場合
- 精神的ストレスが主因の場合
特にAGAやFAGAは、ジヒドロテストステロン*3(DHT)というホルモンが毛包を萎縮させることで進行する脱毛症。
どれだけタンパク質を摂っても、DHTの作用を抑えなければ薄毛は止まりません。
この点は非常に重要なので、覚えておいてください。
プロテインの種類による違い

市販されているプロテインにはいくつかの種類があります。
代表的なものとしては、ホエイプロテイン(乳清由来)、カゼインプロテイン(牛乳由来)、ソイプロテイン(大豆由来)の3種類が挙げられます。
ホエイプロテインは吸収が速く、筋トレ後の栄養補給としてよく使われています。
ただ一つ知っておいてほしいのは、ホエイプロテインのなかでもWPI(ホエイプロテインアイソレート)はBCAA(分岐鎖アミノ酸)の含有量が高く、一部の研究では筋トレとの組み合わせでテストステロンやIGF-1の上昇に寄与する可能性が指摘されている点です。
テストステロンの上昇はDHTの産生増加につながる可能性があり、遺伝的にAGAのリスクがある人にとっては、間接的に薄毛を進行させる要因になりかねません。
ただし、これはあくまで理論上の懸念であり、プロテインの摂取量が常識的な範囲内であれば大きな問題にはならないと考えられています。
ソイプロテインには大豆イソフラボンが含まれており、エストロゲン様の作用を持つとされています。
女性にとっては比較的使いやすい選択肢といえるでしょう。
ただし、イソフラボンの過剰摂取にも注意が必要であり、あくまでも食事の補助としてバランスよく取り入れることが大切です。
いずれにしても、プロテインはあくまで栄養補助食品であり、脱毛治療薬ではないということをしっかり認識しておく必要があります。
サプリメントの過剰摂取に注意

「栄養が足りないなら、サプリメントでまとめて補えばいい」と考える方もいるかもしれません。
しかし、これには落とし穴があります。
栄養素のなかには、過剰に摂取するとかえって抜け毛を悪化させるものがあるのです。
例えば、セレンの過剰摂取は全身性の脱毛を引き起こす可能性があります。
ビタミンAの過剰摂取も脱毛の原因として知られています。
ビタミンEの大量摂取は甲状腺ホルモンの低下を招くことがあり、これも間接的に髪に悪影響を及ぼします。
鉄分に関しても、欠乏が問題になる一方で、過剰な鉄はヘモクロマトーシス(鉄過剰症)のリスクを高めます。
亜鉛の過剰摂取は、逆に銅の吸収を阻害したり、免疫機能を低下させたりすることがわかっています。
参考:Diet and hair loss: effects of nutrient deficiency and supplement use
少なくとも、自己判断で大量のサプリメントを摂るのは避けたほうが安全。

栄養素の過不足を正確に把握するには血液検査が最も確実であり、検査結果に基づいて必要なものだけを適切に補うのが正しいアプローチでしょう。
繰り返しますが、サプリメントは「多ければ多いほど良い」ものではありません。

不足を補うためのものであって、余分に摂れば効果が倍増するものではないのです。
食事で意識すべきポイント


プロテインやサプリメントに頼る前に、まずは日々の食事を見直すことが基本です。
髪に必要な栄養素を含む食品としては、以下のようなものが挙げられます。
- タンパク質:鶏肉、魚、卵、大豆製品、乳製品
- 鉄分:赤身肉、レバー、あさり、ほうれん草、小松菜
- 亜鉛:牡蠣、牛肉、豚レバー、納豆、アーモンド
- ビタミンD:鮭、サンマ、しらす干し、きくらげ、干しシイタケ
ダイエット中であっても、これらの食品をバランスよく取り入れることは可能。
例えば、鶏むね肉やささみは高タンパク低脂質の代表格であり、ダイエット食としても優秀です。
なお、インドの研究では、朝食を早い時間帯にしっかり摂る人は平均タンパク質摂取量が35.42gであったのに対し、朝食を抜く人は15.64g、遅い朝食の人は9.39gにとどまっていました。
朝食を抜くダイエットは、タンパク質不足を加速させる一因になりかねません。
ダイエットと髪の健康を両立させるためには、「何を減らすか」だけでなく「何を残すか」を意識することが大切。
カロリーだけに注目してしまうと、どうしても栄養バランスが崩れやすくなります。
プロテインを飲んでも改善しないときに考えるべきこと

タンパク質の摂取量を見直し、食事バランスも改善したのに、それでも抜け毛が止まらない。
そんなときは、栄養不足以外の原因が関与している可能性を疑ったほうがよいでしょう。
とくに、次のような状況に当てはまるなら、AGAやFAGAといった進行性の脱毛症が背景にあるかもしれません。
- 栄養改善を始めて数か月経っても改善しない
- 抜ける髪が細く短い(ミニチュア化した毛が多い)
- 特定の部位だけが薄くなっている
- 家族にAGAやFAGAの人がいる
AGAやFAGAは放っておくと進行する脱毛症。
毛包がDHTの影響で徐々に縮小していくため、時間が経つほど回復が難しくなります。
そのため、食事やプロテインで改善しない抜け毛に対しては、「もう少し待とう」と様子見をするのではなく、早い段階でAGAクリニックに相談することが最善策です。
AGAクリニックでは、マイクロスコープによる頭皮診察や血液検査を通じて、抜け毛の原因が栄養性なのか、それともAGA・FAGAなのかを鑑別してもらえます。
原因に応じた適切な治療を早く始めることが、将来の髪を守る最も確実な方法です。
ダイエット中の抜け毛を放置すると起こること、そして正しい対処法
「ダイエットが終われば髪も戻るだろう」。
そう楽観的に考えている方もいるかもしれません。
確かに、純粋な休止期脱毛であれば栄養を戻せば回復する可能性はあります。
しかし、すべてのケースがそう簡単にはいかないのが現実です。
放置した場合のリスク

休止期脱毛だけであれば、原因となったストレスや栄養不足が解消されてから数か月以内に髪の回復が始まることが多いとされています。
前述の韓国の研究でも、患者の回復期間は平均4.83か月と報告されていました。
しかし、ここに落とし穴があります。

栄養不足が長期間続くと、休止期脱毛が慢性化する可能性があるのです。
急性の休止期脱毛は一過性のイベントですが、慢性化すると6か月以上にわたって抜け毛が続き、髪のボリュームが徐々に失われていきます。
さらに深刻なのは、栄養不足がAGAやFAGAの発症・進行を加速させるリスク。
もともとAGAやFAGAの遺伝的素因を持っている人がダイエットによる栄養不足に陥ると、本来なら数年後に発症するはずだった薄毛が前倒しで進行してしまうことがあります。
インドの研究で報告された「タンパク質不足のAGA患者の多くが、家族のAGA発症年齢よりも早期かつ重症で発症していた」という観察結果は、この仮説を裏付けるものです。
つまり、ダイエットによる栄養不足は、単なる一時的な抜け毛にとどまらず、将来的な薄毛の進行を早める「引き金」になりかねないということです。
だからこそ、「たかがダイエットの抜け毛」と軽く見ないほうがよいでしょう。
栄養改善だけでは対処しきれないケース

ダイエットをやめ、食事のバランスを戻し、タンパク質や鉄分もしっかり摂っている。
それでも髪のボリュームが回復しない。
そんな場合は、やはりAGAまたはFAGAの可能性を考える必要があります。
AGAは、テストステロンが5α還元酵素によってDHTに変換され、そのDHTが毛包のアンドロゲン受容体に結合することで毛包が萎縮し、髪が細く短くなっていく疾患。
遺伝的な要因が大きく、男性では50歳までに約50%が影響を受けるとも言われています。
FAGAも同様のメカニズムが関与していますが、女性特有のホルモンバランスの影響で、びまん性の薄毛として現れることが多いです。
分け目が広がったり、頭頂部の地肌が透けてきたりするのが典型的な症状です。
これらは栄養状態を改善するだけでは根本的に治らない脱毛症であり、医学的なアプローチが必要になります。
参考:Diet and hair loss: effects of nutrient deficiency and supplement use
AGAクリニックで受けられる治療


AGAやFAGAと診断された場合、医師の判断のもとで薬物療法が検討されることがあります。
男性のAGAに対してはフィナステリド*4やデュタステリド*5といった内服薬やミノキシジル*6外用薬、女性のFAGAに対してはミノキシジル外用薬やスピロノラクトン*7などが選択肢として存在します。
なお、治療薬の効果や副作用には個人差があり、すべての人に同じ結果が得られるとは限りません。
治療は必ず医師の診察と処方のもとで行われるべきものであり、個人輸入薬などの自己判断での使用は推奨されていません。
大切なのは、「ダイエットの抜け毛だから大丈夫」と決めつけず、専門家に相談して正しい原因を特定することです。
早期相談が大切な理由

AGAもFAGAも、進行性の脱毛症。
これが意味するのは、時間が経てば経つほど、元の状態に戻すのが難しくなるということです。
毛包がDHTによって萎縮を続けると、やがて毛包自体が消失してしまうことがあります。
一度消失した毛包からは、どんな治療を行っても新しい髪を生やすことは極めて困難です。
逆に言えば、毛包がまだ機能している早い段階で治療を開始すれば、回復の可能性は大幅に高まります。
「少し抜け毛が気になる」という段階で一度クリニックに相談しておけば、仮にAGAやFAGAだったとしても、軽症のうちに対処を始められるのです。
AGAクリニックでは無料のカウンセリングを実施しているところも多く、いきなり治療を始めなければいけないわけではありません。

まずは自分の抜け毛の原因を正しく知ることが、最初の一歩です。
「ダイエットのせいだからそのうち治るだろう」と放置するのではなく、気になった時点でプロに相談する。
それが結果的に、将来の髪を守るもっとも確実な選択肢になります。
ダイエットと髪の健康を両立するために

まず、急激な体重減少は避けることが鉄則。
月に体重の5%以上を減らすようなペースは、休止期脱毛のリスクを高めます。
無理のないペースで、ゆるやかに体重を落としていくことが髪を守ることにもつながります。
次に、タンパク質は体重1kgあたり0.8〜1.0gを最低ラインとし、ダイエット中であってもこの量を維持してください。
鶏むね肉、魚、卵、大豆製品などから効率よく摂取できます。
食事だけで足りない場合に限り、プロテインを補助的に活用するのは合理的な選択です。
鉄分、亜鉛、ビタミンDについても意識的に摂取するようにしましょう。
特に女性は鉄欠乏に陥りやすいため、赤身肉やレバー、あさりなどの鉄分を含む食品を積極的に取り入れてください。
そして、もし抜け毛がすでに目立ち始めているのであれば、早い段階でAGAクリニックへの相談を検討してください。
栄養改善で回復する抜け毛なのか、進行性のAGA・FAGAが関与しているのか、専門家の判断を仰ぐことで最適な対処法が見えてきます。
ダイエットは体を変えるための手段ですが、髪を失ってしまっては本末転倒。
正しい知識と早めの行動で、理想の体と健康な髪の両方を手に入れましょう。
まとめ:ダイエットで髪の毛が抜けるときはAGAクリニックに相談しよう
記事のポイントのまとめです。

ダイエットによる抜け毛が気になったとき、最初にどこに相談すればよいのか迷う方も多いのではないでしょうか。
結論として、AGAクリニックが最も適した相談先です。
なぜなら、AGAクリニックは薄毛・抜け毛に特化した専門機関であり、休止期脱毛の診断からAGA・FAGAの鑑別、さらには必要に応じた治療の提供まで、一貫して対応できる体制が整っているからです。
一般的な内科や婦人科でも血液検査は受けられますが、毛髪診断や薄毛の進行度判定といった専門的な評価は、AGAクリニックならではの強みです。
また、AGA・FAGA治療には薬機法で定められた医薬品を用いる場合があり、処方には医師の診断と判断が不可欠。
信頼できるクリニックを選び、まずは気軽にカウンセリングを受けてみることが、不安の解消と正しい対処への近道になるでしょう。
抜け毛の原因がダイエットによる一時的なものであったとしても、専門家に確認してもらえれば安心できます。
逆に、AGAやFAGAが見つかった場合でも、早期の相談が将来の髪を大きく左右します。










































































































































































































































