抜け毛

髪の毛が引っかかって抜けてしまった場合また生えてくるのか解説

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    質問:髪の毛が引っかかって抜けた場合また生えてきますか?
    回答
    female-doctor-smiling
    エジエ 先生

    毛乳頭(もうにゅうとう)という髪を生み出す司令塔が頭皮の中に残っていれば、引っかかって抜けた髪は再び生えてきます。

    抜けた毛根に白い塊が付いていても、それは毛根鞘と呼ばれる付属組織であり、毛乳頭そのものではないため過度な心配は不要です。

    ただし、AGAやFAGAが原因で毛が弱っていると軽い力で抜けることもあります。

    そのため、一度AGAクリニックで頭皮の状態を確認してもらうことをおすすめします。

    あなたの抜け毛は、本当に自然な抜け毛でしょうか?

    まず、ご自身の抜け毛を以下の実寸の線と比べてみてください。

    自然
    太め
    (0.12mm)
    自然
    普通
    (0.08mm)
    危険
    細め
    (0.06mm)
    危険
    細め
    (0.04mm)

    続いて、頭皮の状態が以下のイラストのいずれかに当てはまる場合、あなたはAGA(男性型脱毛症)やFAGA(女性男性型脱毛症)の可能性があります。

    男性の薄毛の進行状況のリアルな当サイトオリジナル解説図
    AGA
    女性の薄毛の進行状況のリアルな当サイトオリジナル解説図
    FAGA(FPHLとも言う)

    AGA・FAGAは、残念ながら自然に治ることがなく今も進行し続けています。

    正しい対策をしなければ、髪の毛の数は減り続け、抜け毛・薄毛がさらに目立ってきます。

    AGA・FAGAを放置すると1日あたり何本の髪の毛を失うのかを解説した当サイトオリジナル解説図
    AGA・FAGAを放置した場合、1日あたり7〜14本ずつ髪が減少していくと考えられています

    ただし、AGA・FAGAは原因が解明されているので、今日から正しい治療をスタートすれば改善する可能性が十分あります。

    「自分の抜け毛が正常なのか気になる」という方は、まず専門の医師に相談してみてください。

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    この記事をざっくり言うと
    • 髪が引っかかって抜けても毛乳頭が無事なら基本的に再生可能
    • 再び目に見える長さになるまで最短3か月〜半年ほど必要
    • 抜け毛が細く短くなっている場合はAGA・FAGAや牽引性脱毛症の可能性
    • 不安を感じたら自己判断で放置せずAGAクリニックへ早めに相談

    髪の毛が引っかかって抜けても基本的にまた生えてくる理由

    結論から言うと、髪の毛が引っかかって抜けたとしても、毛根(毛乳頭)が大きなダメージを受けていなければ、基本的には再び生えてきます。

    ただし、AGAやFAGAが原因で毛が弱っていると、軽く引っかかっただけで抜けてしまうこともあり、再び同じ毛が生えてこない場合もあります。

    そのため、一度AGAクリニックで頭皮の状態を確認してもらうことをおすすめします。

    毛乳頭と毛母細胞の仕組み

    まず、髪がどのようにして生えてくるのかを知っておくと、「引っかかって抜けたけど大丈夫なのか」という疑問がすっきり解消されやすくなります。

    髪の毛は、頭皮の奥にある「毛乳頭(もうにゅうとう)」という組織と、そのまわりの「毛母細胞(もうぼさいぼう)」の連携によって作られています。

    毛乳頭は、血管から届けられた栄養を受け取り、毛母細胞に「髪を作れ」という指令を出す、いわば司令塔のような存在です。

    毛母細胞がこの指令を受けて盛んに細胞分裂を繰り返すことで、新しい髪が下から押し上げられるように伸びていきます。

    ここで大事なポイントは、髪の毛が物理的に引っかかって抜けたとしても、この毛乳頭そのものは頭皮の中に残っているケースがほとんどだということです。

    毛乳頭が無事であれば、毛母細胞は再び活動を開始し、新たな髪の毛を生み出してくれます。

    つまり、「髪が抜けた=毛根が死んだ」とは限らないわけです。

    female-doctor-smiling
    エジエ 先生

    もちろん、抜けた髪の毛先を見ると白い塊のようなものが付いていることがあります。

    あれは毛根鞘(もうこんしょう)と呼ばれる組織で、毛乳頭そのものではありません。

    毛根鞘が付いたまま抜けたからといって、毛乳頭まで一緒に引き抜かれたわけではないので、過度に心配する必要はないでしょう。

    実際に、動物実験では毛球部(毛乳頭を含む下端部分)を除去しても、残った毛包から新たな毛乳頭と毛母細胞が再生され、再び毛が生えてくることが確認されています。

    参考:Role of hair papilla cells on induction and regeneration processes of hair follicles

    ヘアサイクルの基礎知識

    髪の毛には「ヘアサイクル*1(毛周期)」と呼ばれる成長のリズムがあります。

    *1. 参考文献
    Healthline
    What Are the Four Stages of Hair Growth?

    大きく分けると、成長期(アナゲン期)、退行期(カタゲン期)、休止期(テロゲン期)の3つのフェーズで構成されていて、人間の頭髪はこのサイクルをぐるぐる繰り返しながら生え変わっています。

    成長期は髪の毛がぐんぐん伸びる時期で、一般的には2〜6年ほど続きます。

    とくにアジア人の成長期は長いと言われており、最大で7年ほど継続するという報告もあります。

    参考:Integrative and Mechanistic Approach to the Hair Growth Cycle and Hair Loss

    退行期は約2〜3週間の短い期間で、毛母細胞の分裂が止まり、髪の成長がストップするフェーズです。

    休止期は約3〜4か月ほど続き、この期間が終わると古い髪は自然に抜け落ち、同じ毛穴から新しい髪が生え始めます。

    このサイクルを理解すると、ブラッシングやタオルドライで引っかかって抜けた髪が「休止期」の終わり頃にあった毛だった可能性が高いことに気づくでしょう。

    休止期を迎えた髪は毛根が浅くなっており、ちょっとした外力でも簡単に抜けやすい状態にあります。

    だからこそ、髪が引っかかっただけで抜けてしまうのは、ヘアサイクルの自然な過程であるケースが多いのです。

    1日に自然に抜ける本数の目安

    「最近やけに抜け毛が多い気がする」と不安になることがあるかもしれません。

    しかし、人間の頭皮には約8万〜14万本の毛髪が生えていて、1日あたり50〜100本程度の髪が自然に抜け落ちるのは正常範囲とされています。

    参考:Asian Hair: A Review of Structures, Properties, and Distinctive Disorders

    アジア人の場合、頭髪の密度は平均で約175本/cm²というデータがあり、欧米人と比べてやや少ない傾向にあるものの、成長期が長く太い毛が多いという特徴があります。

    50〜100本という数字を聞くと驚くかもしれませんが、全体の本数から見ればほんのわずかです。

    シャンプー中やブラッシング中に10本、20本と抜けても、範囲内であれば心配しすぎることはありません。

    female-doctor-smiling
    エジエ 先生

    ただし、明らかにそれを超える量が毎日のように抜け続けている場合は、通常の抜け毛ではない可能性があります。

    ここが、「正常な抜け毛」と「注意すべき抜け毛」の境目です。

    引っかかって抜けた髪はどのくらいで生え変わるのか

    では、引っかかって抜けた髪が再び目に見える長さになるまでにどのくらいの期間が必要なのでしょうか。

    アジア人の頭髪は1日あたり約411μm(約0.4mm)のペースで伸びるとされており、単純に換算すると1か月で約1.2cmになります。

    これは欧米人(約1.1cm/月)やアフリカ系(約0.8cm/月)よりも速い成長速度です。

    参考:Asian Hair: A Review of Structures, Properties, and Distinctive Disorders

    ただ、抜けたあとすぐに新しい髪が生え始めるわけではありません。

    毛乳頭が休止期に入っている場合、新しい成長期が始まるまでに2〜4か月ほどかかることがあります。

    こう考えると、抜けた部分から新しい髪が「あ、生えてきたな」と実感できるまでに、早くても3か月、場合によっては6か月以上かかることも珍しくありません。

    焦らずに待つことも大切ですが、半年を超えても一向に生えてくる気配がないという場合は、何らかの脱毛症が進行しているサインかもしれません。

    female-doctor-smiling
    エジエ 先生

    このとき重要なのは、自己判断で長期間放置しないことです。

    物理的に抜けた髪と病的に抜ける髪の違い

    引っかかって抜けた髪をよく観察してみると、毛根部分の状態で「正常な抜け毛」かどうかを、ある程度見分けることができます。

    正常にヘアサイクルを全うして抜けた髪は、毛根の先端が丸いマッチ棒のような形をしています。

    これは「棍棒毛(こんぼうもう)」と呼ばれ、休止期を終えて自然に脱落した毛であることを示しています。

    一方、成長期の途中で無理に引き抜かれた髪には、毛根鞘がゼリー状に付着していたり、毛根がやや歪な形をしていたりすることがあります。

    だからこそ、「引っかかって抜けた」のか「自然に抜けた」のかを見極めたいときは、抜けた毛の根元を確認してみるとよいでしょう。

    もし毛根がほとんど見えないほど細く短い毛ばかりが抜けている場合は、毛が十分に成長できていない可能性があります。

    female-doctor-smiling
    エジエ 先生

    これはAGA*2(男性型脱毛症)やFAGA(女性男性型脱毛症)で見られる「ミニチュア化」と呼ばれる現象で、ヘアサイクルの成長期が極端に短くなっている状態です。

    *2. 参考文献

    なぜならば、AGAやFAGAでは、男性ホルモンの影響で毛乳頭が髪を太く長く育てる力を徐々に失っていくためです。

    引っかかって抜けたことそのものよりも、抜けた髪の「太さ」や「長さ」に注目してみてください。

    毛根が傷ついた場合でも回復できるのか

    「かなり強い力で引っ張ってしまった」「毛根ごと引きちぎった感覚があった」というケースもあるでしょう。

    実際、物理的な力で毛根が損傷を受けた場合、回復できるかどうかはダメージの程度によります。

    軽度の損傷であれば、毛乳頭は自己修復する能力を持っており、時間はかかるものの新しい成長期を迎えて再び髪を生やすことができます。

    しかし、同じ部位に強い力が繰り返しかかり続けると、毛包周辺に炎症が起き、やがて瘢痕(はんこん)組織に置き換わってしまう場合があります。

    瘢痕化してしまった毛包からは、残念ながら二度と髪が生えてきません。

    これは「牽引性脱毛症(けんいんせいだつもうしょう)」の末期段階に見られるもので、初期の非瘢痕性(元に戻せる段階)から慢性的な瘢痕性(元に戻せない段階)へ進行するのが特徴です。

    参考:Traction Alopecia

    female-doctor-smiling
    エジエ 先生

    1回引っかかって抜けた程度でこの状態に至ることはまずありませんが、日常的に髪を強く引っ張る習慣がある方は注意が必要です。

    男性と女性で生え変わりに差はあるのか

    男性と女性で髪が引っかかって抜けた後の再生に違いがあるかというと、基本的なメカニズムは同じです。

    毛乳頭が無事であれば、性別に関係なく再び髪は生えてきます。

    ただし、背景にある脱毛リスクには男女差があります。

    男性の場合は、AGA(男性型脱毛症)の影響を受けやすく、とくに前頭部や頭頂部のヘアサイクルが短縮しやすい傾向にあります。

    韓国の大規模調査では、男性のAGA有病率は全年齢で14.1%と報告されており、加齢とともに割合が上昇します。

    参考:The prevalence and types of androgenetic alopecia in Korean men and women

    女性の場合は、FAGA(女性男性型脱毛症)による頭頂部のびまん性の薄毛が代表的です。

    韓国人女性のFAGA有病率は全年齢で5.6%ですが、70歳以上になると24.7%まで上昇するというデータがあります。

    参考:The prevalence and types of androgenetic alopecia in Korean men and women

    こうした脱毛症がすでに進行しているところに、さらに物理的な力で髪が抜けると、見た目のボリュームダウンがより顕著になりやすいという点は意識しておくとよいでしょう。

    つまり、引っかかって抜けること自体は性別で大差ないものの、背景にAGAやFAGAがあるかどうかで、見え方や回復の実感に違いが出てくるということです。

    引っかかって抜けるだけでなく抜け毛自体が増えたときに注意したいサインと原因

    引っかかって抜ける量が以前より増えたと感じたら

    「前はこんなに引っかかって抜けることはなかったのに、最近やたら多い」と感じるようになった場合、二つの可能性を考える必要があります。

    一つ目は、髪そのものが傷んで絡まりやすくなっていること。

    パーマやカラーリング、紫外線や乾燥によるキューティクルの損傷が進むと、毛髪同士が絡まりやすくなり、ブラッシング時などに引っかかって抜ける頻度が増えます。

    もう一つは、ヘアサイクルの乱れによって休止期の毛が増え、「軽い力でも簡単に抜けてしまう毛」の割合自体が多くなっていることです。

    後者の場合は、AGAやFAGAの進行、あるいはテロゲン脱毛(休止期脱毛)といった、髪のサイクルそのものに問題が起きている可能性があります。

    この2つは見た目だけでは区別しにくいため、「引っかかり」の頻度が増えたと感じたときは、早い段階で専門家に相談するのが賢明です。

    牽引性脱毛症とは何か

    牽引性脱毛症は、持続的な物理的テンション(引っ張り力)によって毛包が損傷し、髪が抜けてしまう状態です。

    英語では「Traction Alopecia(トラクション・アロペシア)」と呼ばれ、世界的に認知されています。

    「引っかかって抜ける」こととは直接イコールではありませんが、日常的に髪にテンションをかける習慣がある方は、牽引性脱毛症のリスクを知っておくことが大切です。

    原因としてよく挙げられるのは、以下のようなヘアスタイルや習慣です。

    • きつく結んだポニーテールやお団子ヘア
    • 長時間のヘアクリップやヘアピンの使用
    • エクステンション(つけ毛)やウィッグの装着
    • タイトな三つ編みやコーンロウ
    • 就寝時に髪を巻いたまま寝るなどの習慣

    重要なのは、牽引性脱毛症には「二相性パターン」があるということです。

    初期段階は非瘢痕性、つまり元に戻せる段階です。

    この時点でテンションの原因を取り除けば、毛包は回復し、再び髪を生やすことができます。

    しかし、慢性化すると瘢痕性に移行し、毛包が線維化して永久に髪が生えなくなってしまいます。

    参考:Traction Alopecia

    このため、とくに毎日きつくヘアスタイルをまとめている方は、生え際やこめかみ付近の毛が以前より薄くなっていないか定期的にチェックしてみてください。

    AGAやFAGAの初期症状との見分け方

    引っかかって抜けた髪を見て「これって普通の抜け毛じゃないかも」と感じたとき、AGAやFAGAを疑うポイントがいくつかあります。

    男性のAGAの場合、初期にはこめかみの上あたり(いわゆるM字部分)や頭頂部の髪が細くなり、ハリやコシが失われていきます。

    女性のFAGAの場合は、分け目が徐々に広がったり、頭頂部全体のボリュームが少しずつ減ったりする「びまん性」の進行が特徴です。

    見分けるためのチェックポイントは以下の通りです。

    • 抜けた毛が以前に比べて明らかに細く短くなっている
    • 前頭部や頭頂部の地肌が以前より透けて見える
    • 同世代の人と比べて明らかに髪のボリュームが減った
    • 家族(とくに父方)に薄毛の方がいる
    • 抜け毛の量が半年以上にわたって増え続けている

    アジア人を対象にした研究では、AGAは一般集団において最大73%の有病率が報告されています。

    参考:Characteristics of Androgenetic Alopecia in Asian

    この数字が示すように、AGAやFAGAは決して珍しいものではありません。

    だからこそ、「引っかかって抜けた」のか「AGAやFAGAで弱った髪が簡単に抜けている」のかを正確に判別するには、専門知識を持った医師の診察が欠かせません。

    ヘアスタイルや日常のクセが招く引っかかりやすさ

    「髪が引っかかって抜ける」という現象そのものを減らしたい場合は、日常的に髪にテンションをかけている習慣がないかを見直してみるとよいでしょう。

    例えば、毎日同じ位置できつくポニーテールにしている人は、生え際やこめかみの毛包に継続的な負荷がかかっています。

    ヘアクリップやバレッタを長時間同じ場所に留めている場合も同様です。

    男性であれば、整髪料をつけた髪を強くかき上げるクセや、タオルでゴシゴシと擦るように拭く習慣が引っかかりの原因になっていることがあります。

    また、寝ている間に枕との摩擦で髪が絡まり、朝起きてブラッシングしたときに一気に抜けてしまうというケースも少なくありません。

    こうした日常的な物理的ストレスは、一見すると大したことないように思えるかもしれません。

    しかし、毎日繰り返されることで蓄積的なダメージとなり、牽引性脱毛症のリスクにつながる場合もあります。

    パーマやカラーリングとの関係

    パーマ液やカラーリング剤は、髪の毛の内部構造(コルテックスやキューティクル)にダメージを与えます。

    ダメージを受けた髪は弾力性が低下し、乾燥して絡まりやすくなるため、結果としてブラッシング中などに引っかかって抜けやすくなります。

    ここで気をつけたいのは、薬剤処理そのものが直接的に毛包を破壊するわけではないという点です。

    問題は、ダメージを受けて弱くなった髪に対してテンションがかかることで、毛包へのストレスが増幅されることにあります。

    牽引性脱毛症の研究でも、化学的に処理された髪や熱処理された髪は、テンションに対する耐性が低下し、抜けやすくなることが示されています。

    参考:Traction Alopecia

    もっと言えば、パーマやカラーを繰り返している方が「最近引っかかりが多い」と感じている場合、それは髪のダメージと物理的なテンションの相乗効果かもしれません。

    季節やストレスによる抜け毛の増加

    「秋になると抜け毛が増える」と感じたことはないでしょうか。

    実際に、季節の変わり目、とくに秋口は休止期を迎える髪が増えやすい時期と言われています。

    これは「季節性テロゲン脱毛」とも呼ばれ、一時的に通常よりも多くの髪が抜けるものの、基本的には数か月で元に戻ります。

    テロゲン脱毛(休止期脱毛)は、急激なストレス、栄養不足、ホルモンバランスの変化、出産後などにも起こりうる一時的な脱毛で、原因が解消されてから3〜6か月ほどで抜け毛が落ち着き、6〜12か月かけて見た目のボリュームが回復していくとされています。

    参考:Telogen Effluvium: A Review

    こうした一時的な抜け毛と、AGAやFAGAによる進行性の抜け毛を見分けるのは、自分だけでは難しい場合があります。

    「最近ストレスが多くて…」と自己完結してしまい、実はAGAやFAGAが始まっていたのに気づかなかったというケースも珍しくありません。

    少なくとも、抜け毛が気になり始めたタイミングでAGAクリニックに一度相談しておくと、不要な心配を抱え続けずに済みます。

    シャンプー中やブラッシング中に大量に抜ける場合

    シャンプーのときやブラッシングのときに、排水溝やブラシにごっそり髪が残っていると不安になるものです。

    しかし、シャンプー中に抜ける毛の多くは、すでに毛根から離れかけていた休止期の毛髪です。

    日本人男性を対象としたシャンプー時の抜け毛に関する研究では、AGAのない健常者のシャンプー時の平均抜け毛本数は約28本であったのに対し、AGA患者では約52本であったという結果が出ています。

    参考:Hair Shedding Evaluation for Alopecia: A Refined Wash Test

    この差は、AGA患者のヘアサイクルが短くなっていることで、休止期に入る毛の割合が多くなっていることを反映しています。

    そのため、シャンプー時に抜ける量が急に増えたと感じたら、「引っかかって抜けた」だけではなく、ヘアサイクル自体が乱れている可能性を考慮する必要があります。

    生え際や分け目が薄くなっている場合の注意点

    引っかかりやすい場所として多いのが、生え際と分け目の周辺です。

    生え際は前髪をかき上げたり、帽子やヘアバンドをつけたりする際にテンションがかかりやすい部位です。

    分け目はブラッシングの際に集中的に力が加わりやすく、紫外線も直接当たるため頭皮環境が悪化しやすい場所でもあります。

    もし、生え際や分け目がじわじわと広がってきていると感じるなら、単なる引っかかりだけが原因とは考えにくい段階かもしれません。

    男性のAGAでは前頭部の生え際が後退する「M字型」の進行パターンが多く、女性のFAGAでは分け目を中心に頭頂部全体が薄くなるパターンが典型的です。

    いずれにしても、進行性の脱毛症は早い段階で治療を始めるほど選択肢が多く、改善が見込みやすいとされています。

    「まだ大丈夫だろう」と先延ばしにしているうちに進行してしまうと、取り戻すのが難しくなる場合もあります。

    自分では判断しにくい抜け毛の正体

    ここまで読んできて、「結局、自分の抜け毛が正常なのか異常なのかよくわからない」と感じた方もいるでしょう。

    実は、それは当然のことです。

    抜け毛の原因が牽引性脱毛症なのか、AGAやFAGAなのか、テロゲン脱毛なのか、あるいはそれらの複合なのかを正確に判断するためには、マイクロスコープによる頭皮の観察や問診、必要に応じた血液検査などが必要です。

    ちなみに、シンガポール総合病院の研究でも、牽引性脱毛症と診断された患者の全員が、もともと別の症状(FAGAなど)で受診しており、自分で牽引性脱毛症に気づいていた方はいなかったというデータがあります。

    Traction alopecia in women: An under-recognised cause of hair loss

    つまり、本人が「たまたま引っかかって抜けているだけ」と思い込んでいても、実は複数の要因が絡んでいることが珍しくないのです。

    自己判断に頼り続けるよりも、AGAクリニックで一度しっかりと診てもらうほうが、結果的に安心できるはずです。

    髪の毛が引っかかって抜けるのが不安ならAGAクリニックへ早めに相談を

    なぜAGAクリニックなのか

    female-doctor-smiling
    エジエ 先生

    「髪が抜けて心配」というとき、まず思い浮かぶのは「どこに相談すればいいのか」という問題です。

    AGAクリニックは、薄毛や抜け毛に特化した専門の医療機関であり、医師が科学的根拠に基づいた診断と治療を提供してくれます。

    とくにAGAやFAGAの診断に必要なマイクロスコープ検査やホルモンに関する知見を持った医師が在籍しているため、「引っかかって抜けた」だけなのか、それとも脱毛症が関わっているのかを的確に判断してもらえるのが大きな利点です。

    もちろん、AGAクリニックに行ったからといって、必ず治療を受けなければならないわけではありません。

    まずは相談だけ、診察だけという形で利用できるクリニックもたくさんあります。

    早期相談が大切な理由

    AGAやFAGAは進行性の脱毛症です。

    何もしなければ、時間とともに症状が進んでいきます。

    「もう少し様子を見よう」「気のせいかもしれないからもう少し待とう」と考えるのは自然なことですが、脱毛が進めば進むほど改善のハードルが上がるというのが現実です。

    アジア人のAGAに関する研究では、30歳までに約30%の男性がAGAを発症するとされており、50歳までにはおよそ50%にまで増加するとの報告があります。

    参考:Androgenetic Alopecia Treatment in Asian Men

    female-doctor-smiling
    エジエ 先生

    こうしたデータを見ると、早め早めの行動がいかに重要かがわかります。

    「引っかかって抜けた」がきっかけで、実はAGAやFAGAの初期段階が見つかるケースも決して少なくありません。

    むしろ、気になったタイミングを前向きに捉え、早い段階で専門家に診てもらうことが、将来の髪を守るための最善策と言えるでしょう。

    AGAクリニックで受けられる診断の流れ

    初めてAGAクリニックを受診する方にとっては、何をされるのかわからず不安に感じることもあるかもしれません。

    一般的な診断の流れとしては、まずカウンセリングで現在の悩みや生活習慣、家族の薄毛歴などについてヒアリングが行われます。

    次に、マイクロスコープを使って頭皮や毛髪の状態を拡大して観察します。

    毛髪の太さ、密度、毛穴の状態、頭皮の色味などを細かく確認することで、AGAやFAGAの進行度合い、牽引性脱毛症の有無などを総合的に判断してもらえます。

    必要に応じて血液検査が行われることもあります。

    こうした検査は痛みを伴うものではありませんし、結果をもとに治療を始めるかどうかはあくまで本人の判断です。

    AGA治療・FAGA治療にはどんな選択肢があるのか

    AGAクリニックで提供されている主な治療法は、内服薬と外用薬が中心です。

    男性のAGA治療では、フィナステリド*3やデュタステリド*4といった内服薬が広く使われています。

    *3. 参考文献
    *4. 参考文献
    StatPearls(NCBI Bookshelf)
    Dutasteride — StatPearls

    これらの薬剤は、男性ホルモン(テストステロン*5)がDHT(ジヒドロテストステロン)に変換されるのを抑制し、ヘアサイクルの乱れを改善することを目的としています。

    *5. 参考文献

    外用薬としてはミノキシジル*6が代表的で、頭皮の血流を改善し、毛母細胞の活性化を促す作用があります。

    *6. 参考文献
    European Dermatology Forum
    Evidence-based (S3) guideline for the treatment of androgenetic alopecia in women and in men

    女性のFAGA治療では、ミノキシジルの外用が第一選択となることが多く、ホルモンバランスを考慮した内服薬が処方されるケースもあります。

    female-doctor-smiling
    エジエ 先生

    なお、治療効果の実感には通常6〜12か月ほどかかるとされており、継続的な通院と服薬が基本です。

    参考:Characteristics of Androgenetic Alopecia in Asian

    ただし、すべての方に同じ治療が合うわけではありません。

    体質や症状の進行度、副作用のリスクなどを総合的に判断した上で、医師と相談しながら最適な治療プランを決めていくことになります。

    クリニック選びのポイント

    AGAクリニックは数多く存在し、どこを選べばよいか迷うこともあるでしょう。

    クリニックを選ぶ際にチェックしておきたいポイントをいくつか挙げておきます。

    • 無料カウンセリングを実施しているか
    • 治療内容や費用について事前に明確な説明があるか
    • 男性だけでなく女性の薄毛治療(FAGA治療)にも対応しているか
    • 医師が薄毛治療の経験・知識を十分に持っているか
    • オンライン診療に対応しているか(通院が難しい方向け)

    とくに最初の一歩が踏み出しにくいという方は、無料カウンセリングを利用してみるのがおすすめです。

    カウンセリングの場で「この抜け毛は心配する必要があるのか」「治療が必要なのか」を率直に聞いてみるだけでも、気持ちが楽になることがあります。

    まとめ:髪の毛が引っかかって抜けた場合、一度AGAクリニックへ相談を

    記事のポイントのまとめです。

    毛乳頭が無事であれば、引っかかって抜けた髪は基本的に再び生えてきます。

    ただし、抜けた毛が以前より細く短くなっていたり、抜け毛の量そのものが増え続けている場合は、AGAやFAGA、牽引性脱毛症といった進行性の脱毛症が関わっている可能性があります。

    これらの脱毛症は進行性であるがゆえに、「気になり始めたら早めに相談する」ことが何よりも重要です。

    「まだそこまでじゃない」と感じていても、AGAクリニックの無料カウンセリングを利用してプロの目で確認してもらうだけで、安心材料が得られたり、必要な対策がわかったりします。

    逆に言えば、何もせずに放置した場合、気づいたときには選択肢が限られてしまう事態にもなりかねません。

    あなたの髪の将来を守るために、まずは一度AGAクリニックに相談してみてください。