抜け毛

髪の毛が痛みもなくプチプチ抜ける状態は大丈夫?癖になる前に相談を

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    質問:髪の毛が痛みもなくプチプチ抜ける状態は放置しても大丈夫ですか?
    回答
    female-doctor-smiling
    エジエ 先生

    痛みがなくプチプチ抜ける状態は、休止期に入った髪が自然脱落しているだけの場合もあれば、毛包のミニチュア化やヘアサイクルの短縮が始まっているサインの場合もあります。

    とくに抜けた髪が以前より細く短い場合や、特定の部位だけ地肌が透けてきた場合は、AGA(男性型脱毛症)やFAGA(女性男性型脱毛症)の初期段階にある可能性があります。

    female-doctor-neutral
    エジエ 先生

    あなたの抜け毛は、本当に自然な抜け毛でしょうか?

    まず、ご自身の抜け毛を以下の実寸の線と比べてみてください。

    自然
    太め
    (0.12mm)
    自然
    普通
    (0.08mm)
    危険
    細め
    (0.06mm)
    危険
    細め
    (0.04mm)

    続いて、頭皮の状態が以下のイラストのいずれかに当てはまる場合、あなたはAGA(男性型脱毛症)やFAGA(女性男性型脱毛症)の可能性があります。

    男性の薄毛の進行状況のリアルな当サイトオリジナル解説図
    AGA
    女性の薄毛の進行状況のリアルな当サイトオリジナル解説図
    FAGA(FPHLとも言う)

    AGA・FAGAは、残念ながら自然に治ることがなく今も進行し続けています。

    正しい対策をしなければ、髪の毛の数は減り続け、抜け毛・薄毛がさらに目立ってきます。

    AGA・FAGAを放置すると1日あたり何本の髪の毛を失うのかを解説した当サイトオリジナル解説図
    AGA・FAGAを放置した場合、1日あたり7〜14本ずつ髪が減少していくと考えられています

    ただし、AGA・FAGAは原因が解明されているので、今日から正しい治療をスタートすれば改善する可能性が十分あります。

    「自分の抜け毛が正常なのか気になる」という方は、まず専門の医師に相談してみてください。

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    エジエ 先生

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    この記事をざっくり言うと
    • 痛みなく髪がプチプチ抜けるのはヘアサイクルの異常や毛根の弱体化が原因の可能性
    • 抜毛癖(トリコチロマニア)の放置は毛包の永久的なダメージにつながるリスク
    • 抜けた髪の毛根の形状や太さの変化がAGA・FAGAの早期サイン
    • 不安を感じたら様子見せず早めにAGAクリニックへ

    髪の毛がプチプチ抜けるときに考えられる原因

    髪が痛みもなくプチプチ抜ける現象には、大きく分けて「ヘアサイクルの問題」「頭皮や毛根の問題」「自分で引っ張ってしまう行動の問題」の三つがあります。

    まずは、それぞれの仕組みを知っておくことが大切です。

    ヘアサイクルの仕組みと「抜けやすい時期」の正体

    髪の毛には成長期(アナゲン期)、退行期(カタゲン期)、休止期(テロゲン期)という三つのサイクルがあります。

    成長期は2~6年ほど続き、頭髪全体の約85~90%がこの時期にあたります。

    退行期は2~3週間で毛根が萎縮しはじめ、休止期に入ると2~4か月ほど経って自然に脱落します。

    参考:Integrative and Mechanistic Approach to the Hair Growth Cycle and Hair Loss

    健康な状態であれば、一日あたり50~100本程度の抜け毛は正常な範囲。

    休止期に入った髪が押し出されるようにして抜けるため、痛みを感じないのはごく自然なことです。

    female-doctor-smiling
    エジエ 先生

    ただし、何らかの原因でヘアサイクル*1が短縮されると、成長期が極端に短くなり、十分に育たないまま休止期に移行する髪が増えます。

    *1. 参考文献
    NCBI – StatPearls
    Physiology Hair

    すると、軽く触れただけでプチプチと抜け落ちる髪が一気に目立つようになるわけです。

    female-doctor-smiling
    エジエ 先生

    こうした状態を「休止期脱毛(テロゲンエフルビウム)」と呼びます。

    急激なストレス、栄養不足、ホルモンバランスの乱れ、あるいは高熱や手術後の身体的負荷がきっかけになることが多く、男女ともに起こりえます。

    参考:Telogen Effluvium: A Review of the Literature

    なお、テロゲンエフルビウムは一時的なものとされるケースもありますが、原因が解消されなければ慢性化するリスクがあります。

    「しばらくすれば治るだろう」と考えていても、実はAGA*2(男性型脱毛症)やFAGA(女性男性型脱毛症)が同時に進行していたという事例も少なくありません。

    *2. 参考文献

    毛根が弱って「軽い力でも抜ける」状態になる背景

    毛根がしっかりしていれば、多少引っ張っても髪は簡単には抜けません。

    ところが、毛根の力が弱まると、軽い力だけで根元からスルッと抜けてしまいます。

    プチプチという感触で次々に抜ける場合、毛根そのものが縮小している(ミニチュア化している)可能性があります。

    ミニチュア化とは、毛包が徐々に小さくなり、太くて長い「硬毛」が細くて短い「軟毛」に変わっていく現象。

    female-doctor-smiling
    エジエ 先生

    AGA・FAGAの典型的な症状であり、DHT(ジヒドロテストステロン*3)というホルモンが毛乳頭に作用することで引き起こされます。

    *3. 参考文献
    Mayo Clinic
    Testosterone therapy: Potential benefits and risks as you age

    参考:Cause of Androgenic Alopecia: Crux of the Matter

    男性の場合、5α-リダクターゼという酵素がテストステロンをDHTに変換し、感受性の高い前頭部や頭頂部の毛包を徐々に萎縮させていきます。

    韓国人男性を対象にした研究では、全年齢でのAGA有病率が14.1%であり、年齢が上がるほどその割合は上昇すると報告されています。

    参考:The prevalence and types of androgenetic alopecia in Korean men and women

    女性の場合も、加齢やホルモンバランスの変化によって頭頂部を中心にびまん性の薄毛が進行します。

    韓国人女性のAGA有病率は全年齢で5.6%とされ、50代以降で急増する傾向が見られます。

    参考:Characteristics of Androgenetic Alopecia in Asian

    つまり、「痛くないのに簡単に抜ける」という状態は、すでに毛根のミニチュア化が始まっているサインかもしれないということです。

    female-doctor-smiling
    エジエ 先生

    とくに、以前より髪が細くなった、短い毛が増えた、抜けた髪の毛根が細く小さいと感じる場合は注意が必要です。

    自分で抜いてしまう「抜毛癖」の境界線

    もう一つ見逃せないのが、自分の手で髪を抜いてしまう行動。

    無意識のうちに頭皮に手がいき、プチプチと髪を引っ張って抜いてしまう。

    こうした行為が習慣化した状態は「抜毛症(トリコチロマニア)」と呼ばれ、強迫性障害の関連疾患として位置づけられています。

    米国の成人約10,000人を対象にした大規模調査では、現在進行中のトリコチロマニアの有病率は1.7%と報告されました。

    男女差はほとんどなく、男性1.8%、女性1.7%という結果が出ています。

    発症年齢の平均は17.7歳で、女性のほうがやや早い傾向(平均14.8歳)でした。

    参考:Prevalence, Gender Correlates, and Co-morbidity of Trichotillomania

    female-doctor-smiling
    エジエ 先生

    「ただの癖だから」と本人は思っていても、繰り返し同じ場所の髪を抜くことで毛包にダメージが蓄積します。

    初期であれば非瘢痕性(毛包が壊れていない状態)にとどまりますが、長期間にわたって続けると瘢痕性脱毛(毛包が線維化し、永久に毛が生えなくなる状態)に移行するリスクがあります。

    参考:Traction alopecia: the root of the problem

    ここで大切なのは、抜毛症は意志の弱さや性格の問題ではないということです。

    ストレスや不安、退屈といった感情がトリガーになりやすく、不安障害やうつ病、ADHDなどを併発しているケースが約79%にのぼるとされています。

    一人で解決しようとせず、専門の医療機関に相談することが回復への近道です。

    ストレス・栄養不足・ホルモンの変化が重なるケース

    実際の脱毛は、単一の原因ではなく複数の要因が重なって起きるケースがほとんどです。

    仕事や人間関係のストレスでヘアサイクルが乱れ、不規則な食生活で毛根に必要な栄養が届かず、さらにホルモンバランスが崩れてDHTの影響が強まる。

    こうした「複合的な悪循環」がプチプチ抜ける髪を増やしていきます。

    female-doctor-smiling
    エジエ 先生

    例えば、たんぱく質や鉄分、亜鉛が不足すると、毛母細胞の分裂が滞り、ヘアサイクルが短縮されやすくなります。

    女性では月経や出産、更年期によるエストロゲンの変動が薄毛の引き金になることがあります。

    男性でも、過度なダイエットや睡眠不足が間接的にホルモンバランスを乱すことが分かっています。

    こう考えると、「痛くないのに抜ける」という現象は、体からのサインとして捉えるべきです。

    一つの原因に絞り込めない場合こそ、早い段階で専門家に相談してほしいところです。

    「痛くない=安全」ではない理由

    ここまでの内容をまとめると、痛みがないのに髪が抜ける状態には、ヘアサイクルの異常、毛根のミニチュア化、自分で抜いてしまう癖、そして複合的な体調変化という、複数の可能性があります。

    共通しているのは、「痛みがないからといって安全とは限らない」という点。

    female-doctor-smiling
    エジエ 先生

    むしろ、休止期に入った髪や、すでに弱りきった毛根からの脱毛は痛みを伴わないことのほうが多いのです。

    逆に言えば、痛みがないことで危機感を持ちにくく、対処が遅れてしまうのがこの症状の落とし穴。

    female-doctor-smiling
    エジエ 先生

    髪は一度失われると取り戻すのに時間がかかります。

    「もう少し様子を見よう」と先延ばしにしている間に、毛包が完全にミニチュア化してしまえば、回復は一層難しくなります。

    もしかしたら、今のあなたは「まだ大丈夫だろう」と感じているかもしれません。

    しかし、プチプチと抜ける頻度が増えている、抜けた髪が以前より細い、特定の箇所だけ地肌が透けて見えるといった変化があるなら、できるだけ早く次のアクションを起こすことをおすすめします。

    抜けた髪の毛から読み取れる脱毛のサインと見分け方

    「なんとなく抜け毛が多い気がする」という漠然とした不安を放置するのは得策ではありません。

    実は、抜けた髪の毛をよく観察することで、今の状態がどの程度深刻なのか、ある程度のヒントを得ることができます。

    ここでは、抜け毛の状態から読み取れるサインと、その見分け方を具体的に解説していきます。

    抜けた毛根の形状でわかること

    抜けた髪の毛をよく見ると、毛根の部分に白っぽい膨らみがついていることがあります。

    丸みを帯びた棍棒状(こんぼうじょう)の毛根は、正常なヘアサイクルの休止期に自然脱落した髪の特徴です。

    一方で注意したいのは、以下のような毛根の変化です。

    • 毛根がほとんど見えないほど小さい場合は、毛包のミニチュア化が進行しているサインです。成長期が短縮され、十分に育つ前に抜け落ちている可能性があります。
    • 毛根にゼリー状の透明な付着物がある場合は、成長期の途中で強制的に引き抜かれた髪です。自分で抜いてしまっている場合に見られやすい特徴です。
    • 毛根が黒ずんでいたり、いびつな形をしている場合は、毛包に何らかのダメージが生じている可能性があります。

    もちろん、毛根の観察だけで正確な診断を下すことはできません。

    female-doctor-smiling
    エジエ 先生

    ただ、こうした変化を自分で確認できれば、「今すぐ相談したほうがいいかどうか」の判断材料にはなります。

    抜け毛の本数と太さの変化に注目する

    一日あたり50~100本の抜け毛は正常範囲。

    female-doctor-smiling
    エジエ 先生

    シャンプーのときや起床時の枕につく髪が明らかに増えたと感じたら、注意が必要です。

    本数だけでなく、抜けた髪の太さにも着目してみてください。

    以前は太くてしっかりした髪が抜けていたのに、最近は細くて短い髪ばかり抜けるようになった。

    こうした変化は、ミニチュア化が進行している兆候です。

    韓国の男性を対象にした毛髪径の多様性(Hair Diameter Diversity, HDD)に関する研究では、頭頂部の細い毛と太い毛の比率を測定することで、AGAの早期発見に有効であると報告されています。

    参考:Quantitative measurement of hair diameter diversity as a diagnostic indicator of androgenetic alopecia in Korean males: A cross-sectional study

    少なくとも、抜けた髪を見て「細い毛が増えた」と感じる段階であれば、すでにAGAやFAGAが始まっている可能性は十分にあります。

    部位ごとの抜け方で疑うべき原因が変わる

    どの部位から抜けているかも、重要な判断材料になります。

    男性のAGAでは、前頭部(生え際)や頭頂部から進行するのが典型的なパターン。

    female-doctor-smiling
    エジエ 先生

    韓国人男性の場合、前頭部の後退(M字型)から始まるケースが特に多いとされています。

    タイでの調査では、アジア人男性のAGA有病率は38.52%にのぼり、年齢とともに進行する傾向がはっきり確認されています。

    参考:Characteristics of Androgenetic Alopecia in Asian

    女性のFAGAでは、頭頂部の分け目が広がるように薄くなっていく「びまん型」が多く見られます。

    生え際は比較的保たれるのが男性との違いです。

    一方、特定の箇所(こめかみ付近、前髪の生え際、いつも髪を引っ張っている部分など)だけがまばらに薄くなっている場合は、牽引性脱毛症(トラクションアロペシア)や抜毛症の可能性を考える必要があります。

    ちなみに、頭全体からまんべんなく抜ける場合は、テロゲンエフルビウムや栄養不足、甲状腺の問題といった全身的な原因が疑われます。

    このように、部位によって疑うべき原因が変わるため、「どこから」「どのくらい」「どんな髪が」抜けているのかを記録しておくと、専門家に相談する際にスムーズです。

    男性と女性で異なる進行パターンを知る

    AGAとFAGAは名前こそ似ていますが、進行のしかたは異なります。

    男性のAGAは、前頭部と頭頂部の髪が選択的に細く短くなり、最終的には地肌が完全に露出する「パターン型」の脱毛。

    アジア人男性を対象にした複数の研究から、欧米人に比べて発症はやや遅い傾向があるものの、40代以降の進行速度は大きな差がないことが示されています。

    参考:Characteristics of Androgenetic Alopecia in Asian

    女性のFAGAは、頭頂部を中心に広範囲にわたって毛量が減少していくのが特徴。

    完全にツルツルになるケースは稀ですが、分け目の広がりや地肌の透け感が徐々に進行するため、自分では気づきにくいという難点があります。

    中国人女性を対象にした地域研究では、AGA有病率が6.0%で、40代以降に急増するパターンが報告されています。

    参考:Prevalence of androgenetic alopecia in China: a community-based study

    いずれにしても、「痛みなくプチプチ抜ける」状態は、初期のAGA・FAGAで起こりうる症状の一つです。

    男性であれば生え際や頭頂部の変化、女性であれば分け目のボリュームダウンに注意を向けてみてください。

    写真記録を活用した変化の追跡方法

    脱毛の進行は非常にゆるやかなため、日々の変化に気づけないことがあります。

    そこで有効なのが、定期的に同じ角度・同じ照明で頭頂部や生え際の写真を撮っておく方法です。

    一か月ごと、あるいは二週間ごとに記録すると、微妙な密度の変化が目に見える形で確認できます。

    自分では「変わっていない」と思い込んでいても、写真を並べてみると進行が一目瞭然だったというケースは珍しくありません。

    なお、スマートフォンのカメラで十分。

    浴室の同じ場所で、同じ方向から撮影するだけで、かなり正確な経過記録になります。

    専門クリニックに相談する際にもこの記録が役立つため、「気になった今日」から始めてみるのが最善です。

    「まだ大丈夫」の判断が一番危ない

    female-doctor-smiling
    エジエ 先生

    抜け毛が気になりつつも、「まだ地肌は見えていないから」「周囲に指摘されていないから」と様子を見ている人は多いでしょう。

    しかし、AGA・FAGAにおいては、自覚症状が出た時点ですでにミニチュア化がかなり進んでいることがあります。

    台湾の研究では、AGAの家族歴がある人ほど早期発症のリスクが高く、発症時期が早いほど重症化する傾向が確認されています。

    だからこそ、「早期に気づいてアクションを起こすこと」が将来の毛量を守るうえで極めて重要なのです。

    参考:Association of androgenetic alopecia with smoking and its prevalence among Asian men: a community-based survey

    「もう少し待ってみよう」と思った今が、実は一番相談に適したタイミングです。

    髪の毛がプチプチ抜ける症状を放置せず、早めにAGAクリニックへ相談すべき理由

    ここまで読んで、「やはり一度ちゃんと診てもらったほうがいいかもしれない」と感じた方も多いのではないでしょうか。

    最後に、放置のリスクと、AGA・FAGA治療の専門クリニックに相談するメリットについて触れておきます。

    放置すると毛包が「戻れない段階」に進む

    AGAやFAGAは進行性の脱毛症。

    つまり、何もしなければ症状は少しずつ確実に悪化していきます。

    毛包のミニチュア化が初期の段階であれば、適切な治療を行うことで毛の太さや密度が改善する可能性があります。

    しかし、ミニチュア化が極限まで進行し、毛包が完全に休眠状態に入ると、どんな治療でも回復させるのが非常に困難になります。

    これは抜毛症の場合も同様。

    前述の通り、繰り返し引き抜くことで毛包周囲に線維化(瘢痕)が起きると、その部位からは二度と髪が生えなくなるおそれがあります。

    だからこそ、「プチプチ抜けるのが気になる」と思った段階で、一度専門家に状態を見てもらうことが大切。

    早ければ早いほど、治療の選択肢は広がります。

    AGA・FAGA治療の専門クリニックで受けられること

    AGAクリニックでは、まずマイクロスコープなどを使って頭皮と毛根の状態を視覚的に確認してくれます。

    ミニチュア化の程度、頭皮の炎症の有無、毛密度の変化などを客観的なデータとして把握できるため、「自分の状態がどのレベルなのか」が明確になります。

    治療方針は個人ごとに異なりますが、AGA・FAGAと診断された場合には、医学的根拠に基づいた治療が提案されます。

    男性であればフィナステリド*4やデュタステリド*5の内服、ミノキシジル*6の外用が代表的な選択肢。

    *4. 参考文献
    American Urological Association
    Benign Prostatic Hyperplasia(BPH)Guideline
    *5. 参考文献
    StatPearls(NCBI Bookshelf)
    Dutasteride — StatPearls
    *6. 参考文献
    Cleveland Clinic
    Minoxidil Topical Solution or Foam(Rogaine)

    女性の場合は、ミノキシジルの外用を中心に、個々の症状に合わせた治療が検討されます。

    ただし、すべての治療には効果だけでなく副作用のリスクも伴います。

    例えば、フィナステリドでは稀に性機能に関する副作用が報告されていますし、ミノキシジルでは初期脱毛(使用開始直後に一時的に抜け毛が増える現象)が起きることがあります。

    こうしたメリットとデメリットの両方を医師から直接説明を受けたうえで、納得して治療に進めるのが専門クリニックの強みです。

    もっと言えば、AGAクリニックでの相談は「すぐに治療を始めなければならない」というものではありません。

    female-doctor-smiling
    エジエ 先生

    現在の状態を正確に把握し、今後の見通しを知るだけでも大きな価値があります。

    不安を抱えたまま過ごすよりも、プロの目で一度チェックを受けたほうが、気持ちの面でも楽になることが多いです。

    抜毛癖が疑われる場合の相談先

    自分で髪を抜いてしまう行為が止められない場合、心療内科や精神科での相談が有効。

    female-doctor-smiling
    エジエ 先生

    トリコチロマニアは適切な心理療法(とくに認知行動療法)や薬物療法によって改善が期待できる疾患であり、前述の米国の大規模調査では、過去にトリコチロマニアを経験したが現在は症状がない人のうち、80.8%が治療を受けずに改善したと報告されています。

    参考:Prevalence, Gender Correlates, and Co-morbidity of Trichotillomania

    一方で、約79%の人が不安障害やうつ病などの併存疾患を抱えていたというデータもあるため、抜毛の背景にある心理的な問題を含めてトータルで対処することが望ましいといえます。

    なお、抜毛症によって薄毛が進行している場合、同時にAGAやFAGAが進んでいるケースも否定できません。

    そのため、まずはAGAクリニックでマイクロスコープを用いた頭皮チェックを受け、脱毛の種類を見極めたうえで、必要に応じて心療内科への橋渡しをしてもらうという流れが合理的です。

    家族歴がある人はとくに注意が必要

    female-doctor-smiling
    エジエ 先生

    AGAやFAGAには遺伝的要因が強く関与しています。

    父親や祖父に薄毛がある場合はもちろん、母方の親族に薄毛が多い場合もリスクが高まるとされています。

    韓国の研究では、AGA患者のうち男性48.5%、女性45.2%に家族歴が認められました。

    中国の研究でも、男性55.8%に陽性の家族歴が確認されています。

    参考:Characteristics of Androgenetic Alopecia in Asian

    female-doctor-smiling
    エジエ 先生

    台湾での調査では、家族歴のある人ほど早期にAGAを発症し、かつ重症化しやすいという用量依存的な関連が示されています。

    つまり、家族歴がある場合は「いずれ自分も薄くなるかもしれない」ではなく、「早めに備えたほうがいい」と考えるべきです。

    参考:Association of androgenetic alopecia with smoking and its prevalence among Asian men: a community-based survey

    家族に薄毛の傾向がある方が、プチプチ抜ける髪に気づいたのなら、それは決して偶然ではない可能性があります。

    早めの相談が、将来の選択肢を大きく広げてくれます。

    喫煙習慣がAGA進行のリスクを高める可能性

    日頃の生活習慣もAGAの進行に影響を及ぼします。

    なかでも喫煙は、アジア人男性を対象にした研究で有意なリスク因子として報告されています。

    台湾の地域調査では、喫煙状況、一日あたりの喫煙本数、そして喫煙の累積量(喫煙強度)のすべてが、年齢と家族歴を調整したあとでもAGAと統計的に有意な関連を示しました。

    参考:Association of androgenetic alopecia with smoking and its prevalence among Asian men: a community-based survey

    喫煙は血行を悪化させ、毛根への栄養供給を妨げるだけでなく、酸化ストレスを増大させてヘアサイクルの乱れを加速させると考えられています。

    プチプチ抜ける髪が気になっているなら、禁煙を検討することも選択肢の一つです。

    ただし、禁煙だけで薄毛の進行が止まるわけではありません。

    生活習慣の改善はあくまでサポートであり、根本的な原因に対しては医学的なアプローチが必要です。

    まとめ:髪の毛がプチプチ抜ける場合はすぐにAGAクリニックに相談を

    記事のポイントのまとめです。

    髪の毛がプチプチ抜ける場合は、AGAクリニックで相談してみましょう。

    相談=治療開始ではありません。

    female-doctor-smiling
    エジエ 先生

    現状を正しく知り、自分に合った選択肢を把握するだけでも、不安は大きく軽減されます。

    AGAクリニックの多くは無料カウンセリングを実施しているため、費用面のハードルも低く抑えられます。

    髪の悩みは非常にデリケートな問題であり、誰かに相談するのは勇気がいるかもしれません。

    しかし、一人で悩み続けて対処が遅れるほうが、結果的にずっと大きな代償を支払うことになります。

    AGA・FAGAは進行性。

    プチプチ抜ける髪が気になっている今こそ、最初の一歩を踏み出す最適なタイミング。

    専門家に現状を見てもらい、「今の自分がどの段階にいるのか」を知ることから始めてみてください。