
湘南美容クリニックのHRタブレットF(フィナステリド)は国産ではありません。
オリジナル治療薬は海外製薬メーカーで製造され、クリニックの管理のもと品質チェックを行ったうえで輸入されています。
日本国内未承認医薬品に該当するため、厚生労働省の製造販売承認を受けた国内ジェネリック(ファイザー、沢井製薬、東和薬品など)とは法的な位置づけが異なります。
国内承認薬を希望する場合は、正規のフィナステリド錠を処方している他のAGAクリニックにセカンドオピニオンを求めることも選択肢の一つです。
- 湘南美容クリニックのHRタブレットF(フィナステリド)は国産ではなく、海外製薬メーカー製造の国内未承認輸入薬
- 月額3,000円と安価だが、国内承認のジェネリックフィナステリドも同価格帯で処方するクリニックが増加中
- HRタブレットFは1錠1.3mg含有で国内承認規格(0.2mg・1mg)と異なるため、副作用被害救済制度の対象外
- 納得できる治療を選ぶために、国産フィナステリドを扱う他のAGAクリニックへのセカンドオピニオンも検討を
湘南美容クリニックのフィナステリド「HRタブレットF」は国産なのか
HRタブレットFは海外製薬メーカーで製造された輸入薬

結論から言うと、湘南美容クリニックのHRタブレットFは国産ではありません。
湘南美容クリニック(湘南AGA*1クリニック)の公式サイトには、オリジナル治療薬について「海外製薬メーカーで当院管理のもと、定期的な品質チェック・厳密な管理を行い、製造した輸入薬です」と明記されています。
当院で処方しております、オリジナル薬のミノキシジル内服も国内では製造できませんので、海外製薬メーカーで当院管理のもと、定期的な品質チェック・厳密な管理を行い、製造した輸入薬です。

つまり、HRタブレットFは日本国内の製薬会社が製造した薬ではなく、海外の製薬メーカーに製造を委託し、それを個人輸入の手続きで仕入れている薬ということになります。
ここで「個人輸入」と聞くと、ネット通販で海外から怪しい薬を買うイメージを持つ方がいるかもしれません。

しかし、湘南美容クリニックの場合は、医師の判断のもとで医療機関としての輸入手続きを行っています。
個人が勝手に海外サイトで購入する行為とは仕組みが異なる点は、知っておくべきでしょう。
ただし、医療機関が輸入する場合であっても、日本国内未承認の医薬品であることに変わりはありません。
公式サイトにも「本施術は、日本国内未承認医薬品または医療機器を用いて処置を行います」と記載があります。
本施術は、日本国内未承認医薬品または医療機器を用いて処置を行います。
治療に際し使用する医薬品、機器等はSBCグループに所属する医師の判断の元、個人輸入手続きを行っています。
「国内未承認」と「国内承認」の違いとは

AGA治療のフィナステリド*2内服薬には、「国内承認薬」と「国内未承認薬」の2種類が存在します。
この違いを知らないまま薬を選んでしまうと、後から「そんなの知らなかった」ということになりかねません。
まず、国内承認薬とは、厚生労働省が有効性と安全性を審査し、製造販売を正式に許可した医薬品のことです。先発品のプロペシア(オルガノン社)は2005年に日本で承認されました。ジェネリック(後発品)としては、2015年にファイザー(現ヴィアトリス)が国内初の承認を取得し、その後、沢井製薬、東和薬品、クラシエ、富士化学工業、辰巳化学など複数のメーカーが続いています。
これらの国内承認ジェネリックは、いずれもフィナステリド1mgを有効成分として含んでおり、プロペシアと同等の効果が期待できます。

もちろん、品質試験や溶出試験などを厚生労働省の基準に則ってクリアした薬です。
一方、国内未承認薬とは、日本の厚生労働省による審査を受けていない(あるいは通っていない)医薬品を指します。
HRタブレットFはここに該当します。
未承認だからといって直ちに危険というわけではありません。
海外では広く使用されている成分であっても、日本での承認手続きを経ていないケースは珍しくありません。
ただし、未承認薬には一つ大きなデメリットがあります。
それは「医薬品副作用被害救済制度」の対象外になるという点です。
国内承認薬を使用して万が一重篤な副作用が起きた場合、独立行政法人PMDAによる医薬品副作用被害救済制度が適用される可能性があります。
しかし、国内未承認薬でトラブルが起きた場合は、この救済制度の適用を受けることができません。
もちろん、フィナステリド1mgで重篤な副作用が発生する確率は極めて低いです。
それでも「万が一」に備える意味では、この違いを理解しておくことは大切です。
HRタブレットFの有効成分は「フィナステリド1.3mg」

もう一つ押さえておきたいポイントがあります。
国内承認されているフィナステリド製剤の含有量は「0.2mg」と「1mg」の2規格。

一般的なAGA治療では1mgが主流とされています。
ところが、湘南美容クリニックのHRタブレットFには、1錠あたりフィナステリドが「1.3mg」配合されていると公式サイトに記載があります。
国内承認薬の規格は1mgまでなので、1.3mgという用量は承認の枠を超えています。だからこそ国内では未承認の扱いとなっており、厚生労働省の審査を経ていないのです。
「含有量が多いほうが効くのでは?」と思うかもしれませんが、フィナステリドの臨床試験では0.2mgと1mgの比較が行われており、1mgのほうが数値上は優れた結果を示しています。
しかし、1mgを超える用量で効果がさらに高まるかどうかについて、大規模な臨床データは十分に蓄積されていません。
:Finasteride in the treatment of Japanese men with male pattern hair loss|アメリカ国立生物工学情報センター
これは「1.3mgだから危険」という話ではなく、「1mgとの差がどれほどあるのか、現時点では判断が難しい」ということです。
処方する医師がリスクとベネフィットを考慮したうえでの判断になりますが、こういった事実は知っておいて損はありません。
価格が安い理由を考える

HRタブレットFの月額3,000円という価格は、AGA治療薬としてはかなり安い部類に入ります。
参考までに、国内承認の先発品であるプロペシア錠1mgを処方しているクリニックでは、28錠(約1ヶ月分)で7,000円~9,000円前後が一般的な相場。

国内承認ジェネリック(フィナステリド錠1mg「サワイ」「トーワ」など)を扱うクリニックでも、3,800円~5,000円程度が目安となります。
それに対して、HRタブレットFは月額3,000円。
なぜここまで安くできるのでしょうか。

考えられる理由はいくつかあります。
- 海外製薬メーカーへの委託製造であるため、国内のジェネリックメーカーが負担する承認申請コストや品質管理基準のコストが異なる可能性がある
- 湘南美容クリニックのグループ規模(全国展開の大手)によるスケールメリットで、大量発注による仕入れコストの抑制が見込める
- AGA治療薬を「集客の入り口」として位置づけ、他の治療メニュー(メソセラピーや外用薬セットなど)への動線を設計するマーケティング戦略が背景にある可能性
いずれも推測の域を出ませんが、「安い=品質が悪い」と短絡的に考える必要はないでしょう。
一方で、「安いから最高」とも言い切れません。
価格の安さには必ず理由があり、国内承認薬と未承認薬のどちらを選ぶかは、コストだけでなくリスク許容度も含めた総合的な判断になります。
国内承認のフィナステリドジェネリック一覧


ここで、国内で正規に製造販売承認を取得しているフィナステリドのジェネリック医薬品を確認しておきます。いずれも厚生労働省に認可された国産(国内流通)の正規品です。
- フィナステリド錠1mg「VTRS」(ヴィアトリス製薬)── 2015年承認、国内初のプロペシアジェネリック
- フィナステリド錠1mg「サワイ」(沢井製薬)── 2016年承認
- フィナステリド錠1mg「クラシエ」(クラシエ製薬/大興製薬)── 2016年承認
- フィナステリド錠1mg「トーワ」(東和薬品)── 2016年承認
- フィナステリド錠1mg「SN」(あすか製薬)── 2016年承認
- フィナステリド錠1mg「FCI」(富士化学工業)── 2018年承認
- フィナステリド錠1mg「TCK」(辰巳化学/本草製薬)── 2016年承認
これらの国内承認ジェネリックを処方するクリニックでは、月額3,000円台~5,000円程度で処方を受けられるところが増えてきています。
とくにオンライン診療に対応したAGAクリニックでは、国内承認のフィナステリドを月3,000円以下で処方しているケースも見つかります。
つまり、「国内承認薬だから高い」「未承認薬だから安い」という図式は、必ずしも成り立たなくなってきているのです。
フィナステリドの有効性と副作用を臨床データから確認する
日本人男性532名を対象とした10年間の長期投与試験

フィナステリド1mg/日の長期的な有効性について、日本人男性を対象にした大規模な研究があります。
東京メモリアルクリニック平山で実施されたこの試験では、AGA(男性型脱毛症)と診断された日本人男性532名に対し、フィナステリド1mg/日を10年間継続投与しました。
医師による頭部写真評価(MGPA:7段階評価)の結果、10年間の治療後に「改善」(スコア5以上)が認められた割合は91.5%、「進行の抑制」(スコア4以上)が認められた割合は99.1%でした。
The proportions of patients with improvement (MGPA ≥ 5) or prevention of disease progression (MGPA ≥ 4) at treatment year 10 were 91.5% (487/532) and 99.1% (527/532), respectively.
注目すべきは、治療開始時のAGAステージが早期(ノーウッド・ハミルトン分類のI〜III)だったグループのほうが、後期(IV〜VII)のグループより治療効果が高かったという点。
この研究では、早期に治療を開始した患者群は10年間にわたって改善が持続し、5年目から10年目にかけてもさらなる向上が確認されました。
逆に、AGAが進行してからの治療では、改善のスコアが頭打ちになる傾向がありました。

こう考えると、「薄毛かもしれない」と気づいた時点でAGAクリニックへ足を運ぶことが、治療の効果を最大化するうえで極めて重要だとわかります。
韓国人男性126名を対象とした5年間の長期投与試験

アジア人を対象とした研究は日本だけではありません。
韓国のソウル大学ブンダン病院と釜山大学病院で実施された研究では、AGA患者126名に対してフィナステリド1mg/日を5年間投与し、経過が追跡されています。
5年間の治療後、全体の85.7%(108名/126名)に改善が認められ、進行抑制を含めると98.4%(124名/126名)が効果を実感しました。
Of the total 126 patients, 108 (85.7%) showed improvement after 5 years of treatment.
この研究では、BASP分類法を用いて脱毛パターンごとの効果が分析されています。
頭頂部(V型)の改善率が89.7%と最も高く、前頭部(F型)が61.2%、生え際(基本型)が44.4%という結果でした。
ここから見えてくるのは、頭頂部の薄毛はフィナステリドに対する反応が比較的良好であるという傾向。

一方で、生え際の後退に対しては効果がやや穏やかであり、治療戦略として外用薬やミノキシジル*3との併用を検討する余地があるとも言えます。
なお、副作用については126名中12名(9.5%)に何らかの有害事象が報告されました。
そのうち性機能関連の症状が10名(7.9%)で、内訳は性欲減退4名(3.1%)、勃起不全3名(2.4%)、精液量減少3名(2.4%)でした。
ほとんどの症状は軽度で、自然に軽快しています。
日本人男性3,177名を対象とした有効性・安全性評価

さらに規模の大きい研究として、日本人男性3,177名を対象にフィナステリド1mg/日の有効性と安全性を評価した試験があります。
2006年1月から2009年6月にかけて単一施設で実施されたこの研究では、写真評価が可能だった2,561名のうち87.1%(2,230名)に発毛効果が確認されました。
内訳は、「著明改善」11.1%、「中等度改善」36.5%、「軽度改善」39.5%です。
The overall effect of hair growth was seen in 2230 of 2561 men (87.1%), in whom hair greatly (11.1%), moderately (36.5%) and slightly (39.5%) increased.
安全性について見ると、副作用の発生率は0.7%(23名/3,177名)で、うち7名が治療を中断しています。
長期使用に伴う特別な安全上の問題は認められませんでした。
この数値は、フィナステリド1mgの副作用リスクが比較的低いことを示しています。
もちろん、ゼロではない以上、服用を始める前に医師と副作用のリスクについてしっかり話をしておく必要があります。
フィナステリドの主な副作用と注意点


フィナステリドの副作用として報告されている主な症状を確認しておきます。
国内の臨床試験(276例)では、副作用が9例(3.3%)に12件(4.3%)報告されています。
- 性欲(リビドー)減退:1.1%(3例)
- 勃起機能不全:0.7%(2例)
- 射精障害:0.4%(1例)
- 精液量減少:0.4%(1例)
- 消化管症状(下痢、胃不快感など):各0.4%
ほとんどが軽度の症状であり、治療を中止すれば回復するケースが多いとされています。
ただし、2023年8月に改訂された添付文書では、因果関係は不明ながら「自殺念慮」「自殺企図」の報告例が追記されました。
こうした情報は過度に恐れるためのものではなく、少しでも気になる変化を感じたときに速やかに医師へ相談するための判断材料です。
もう一つ忘れてはならないのが、女性への影響。
フィナステリドは、妊娠中の女性が成分を体内に吸収すると、男性胎児の生殖器の発育異常を引き起こす可能性があります。
パートナーが妊娠中、または妊娠の可能性がある場合には、錠剤を割ったり砕いたりしないようにしてください。

経皮吸収のリスクがあるためです。
治療の効果はいつごろ実感できるのか


フィナステリドの効果が現れるまでには、一定の時間がかかります。
前述の韓国人男性を対象とした5年間の研究では、治療開始から6ヶ月後にIGA(医師による全体的な評価)スコアが大きく向上しており、2年目にピークに達しています。
その後、3年目から5年目にかけてはほぼ横ばいで推移しました。

また、前述の日本人男性532名の10年間追跡研究では、1年目から10年目まで継続的にスコアが改善し続けるという結果が出ています。
とくに初期ステージ(ハミルトン・ノーウッド分類I〜III)の患者群は、5年目以降もスコアの向上が統計的に有意でした。
:Long-term (10-year) efficacy of finasteride in 523 Japanese men with androgenetic alopecia
ここで押さえておきたいのは、「効果が出るまでに時間がかかるからこそ、早く始めることに意味がある」ということです。
6ヶ月間服用しても改善の兆候が見られない場合は、薬の変更や追加治療を医師と相談するのが一般的な判断基準とされています。
一方で、「効かないから」と自己判断で服用をやめてしまうのは避けるべきです。
AGA治療は継続によって効果が蓄積されていくものであり、中断すると再び進行が始まる可能性が高いからです。
初期脱毛について知っておくべきこと


フィナステリドの服用を始めてから数週間〜数ヶ月の間に、一時的に抜け毛が増える「初期脱毛」を経験する人がいます。
これは、ヘアサイクル*4が正常化する過程で起きる現象と考えられています。
フィナステリドの作用によって毛母細胞が活性化し、新しい成長期の毛が増えると、すでに休止期に入っていた毛が押し出されて抜け落ちるのです。
もし、薬を飲み始めてすぐに抜け毛が増えたとしても、それは薬が作用し始めたサインである可能性があります。
ただし、あまりに脱毛が長引いたり量が多かったりする場合には、自己判断で放置せず、処方元のクリニックに相談してください。
フィナステリドだけで十分なのか、併用が必要なのか


「フィナステリドだけ飲んでいれば髪は生えてくるの?」という疑問を持つ方は多いです。

フィナステリドの主な役割は、AGAの原因物質であるDHT(ジヒドロテストステロン*5)の生成を抑制し、脱毛の進行を食い止めることです。

言ってしまえば「守りの薬」です。

現状維持を目的とする場合や、まだAGAが初期段階にある場合には、フィナステリド単剤で十分な効果が期待できるケースもあります。
実際、前述の研究データでは、フィナステリド単剤での改善率が高い水準で示されています。
しかし、すでにある程度進行が進んでいる場合や、「抜け毛を止めるだけでなく、積極的に髪を増やしたい」という場合には、ミノキシジル(内服・外用)やビタミン・ミネラル製剤との併用が推奨されるのが一般的です。

湘南美容クリニックでも、発毛を希望する場合にはHRタブレットF(フィナステリド)に加え、HRタブレットM(ミノキシジル)やHRタブレットV(ビタミン/ミネラル/アミノ酸)、外用薬のHRアクアスプレーとのセット使用を推奨しています。
ここで注意しておきたいのは、セットで購入すると当然費用が上がるということです。
HRタブレットのF・M・Vセットは月額12,380円、外用薬も加えたスプレーセットになると月額17,360円。
単剤の3,000円だけで済むと思っていたら、診察時に「発毛にはセットがおすすめです」と案内され、思ったより費用がかかったという声は少なくありません。
こうした料金設計を事前に把握しておくことも、クリニック選びにおいて重要なポイントです。
オンライン診療と対面診療の価格差

湘南美容クリニックでは、HRタブレットFの対面診療価格とオンライン診療価格が設定されています。
対面診療の場合、HRタブレットFは購入期間にかかわらず月額3,000円で一律。
1ヶ月分でも12ヶ月分でも、1ヶ月あたりの単価は変わりません。
一方、オンライン診療では継続購入に応じた割引制度が設けられています。
たとえば、再診で2回目以降の購入となる場合、12ヶ月分をまとめて購入すると月額換算で1,650円まで下がります。
これは他のAGAクリニックと比較してもかなり低い水準。
ただし、12ヶ月分を一括で購入する必要がある点は見落とさないでください。
一括購入の総額は19,800円。
仮に途中で薬が合わないと感じても、返金は全額返金制度の条件に合致しなければ難しい可能性があります。

また、湘南AGAクリニック(専門院)限定でトライアルモニター価格も用意されており、6ヶ月分で12,800円(月あたり約2,133円)という設定もあります。
ただし、初めてAGA治療を受ける方限定で、審査がある点は留意してください。
全額返金制度の条件を確認する

湘南美容クリニックのHRタブレットFは「全額返金制度」の対象メニューとなっています。
これは「処方された薬を一定期間使用しても効果が見られなかった場合に全額返金する」という制度です。
一見すると安心感のある仕組みですが、適用には条件があります。
対象は初回処方の方に限られ、半年以上の継続使用が前提。
また、医師が「効果なし」と判断した場合に限られるため、自分では効果がないと感じていても医師の判断次第では対象外となる可能性があります。
どのクリニックの返金保証でも言えることですが、「返金保証があるから安心」と過信するのではなく、適用条件を事前にしっかり確認しておくことが大切です。
カウンセリング・診察料・血液検査の費用


湘南美容クリニックでは、AGA治療薬の処方を前提とした場合、カウンセリングと初診・再診料が無料に設定されています。
- ドクターカウンセリング(30〜50分程度):0円
- 初診・再診料(マイクロスコープ使用の頭皮チェック含む):0円
- 血液検査:3,870円

なお、AGA治療薬を処方しない場合には診察料3,000円が発生します。
また、診察日から6ヶ月以内の血液検査結果を持参すれば、採血は不要です。
こうした「診察料無料」の仕組みは、初回のハードルを下げてくれる反面、「無料だからとりあえず行こう」で終わらせず、しっかり質問や疑問点を投げかけることが大事です。
国産フィナステリドが安いAGAクリニックでセカンドオピニオンを受ける
なぜセカンドオピニオンが重要なのか

AGA治療は保険適用外の自由診療。

そのため、クリニックによって薬の種類、価格、治療方針、さらには処方される薬が国内承認薬なのか未承認薬なのかまで異なります。
だからこそ、一つのクリニックだけで治療を決めてしまうのではなく、複数のクリニックを比較してみることに意味があります。
湘南美容クリニックのHRタブレットFは月額3,000円と安価ですが、国内未承認の海外製造薬。
一方で、国内承認のフィナステリドジェネリックを月額3,000円前後で処方しているAGAクリニックも増えています。
とくにオンライン診療に対応したクリニックでは、国内承認の「フィナステリド錠1mg」を月額数千円で処方するケースが出てきています。
ここで大切なのは、「どちらが正解」ということではなく、自分が納得できる選択をするために比較検討の手間を惜しまないことです。
比較検討する際にチェックしたいポイント

AGA治療のクリニックを比較する際に、確認しておきたい項目はいくつかあります。
- 処方される薬が国内承認薬か未承認薬か
- フィナステリドの製造元(国内メーカーか海外メーカーか)
- 月額費用だけでなく、初診料・再診料・血液検査費用を含めたトータルコスト
- オンライン診療に対応しているか
- 治療の選択肢が複数提示されるか(フィナステリド単剤、デュタステリド*6、ミノキシジル併用など)
- 薬の処方以外に、不要な追加メニューを強く勧められないか
- 万が一の副作用時に、医薬品副作用被害救済制度の対象となるかどうか
「安いから」という理由だけでクリニックを選ぶと、後から「知らなかった」と後悔する可能性があります。
逆に、「有名だから」「大手だから」というだけで決めてしまうのも早計です。
実際にカウンセリングを受けてみて、医師が自分のAGAの状態を丁寧に診てくれるか、治療の選択肢をきちんと説明してくれるか、費用の内訳を明確にしてくれるか。
こうした点を自分自身で確認するのが一番確実です。
「まず相談する」が最善の一歩

AGAは進行性の症状であり、何もしなければ徐々に悪化していきます。
前述の日本人男性を対象とした10年間の研究が示すように、ハミルトン・ノーウッド分類のI〜III(初期〜中期)で治療を始めた群は、IV〜VII(中期〜後期)で始めた群と比べて、10年後の改善度に統計的に有意な差がありました。
:Long-term (10-year) efficacy of finasteride in 523 Japanese men with androgenetic alopecia
つまり、同じ薬を使うなら、早く始めたほうが効果を得やすいということです。
「もう少し様子を見よう」「まだ大丈夫だろう」と先延ばしにしている間にも、AGAは静かに進行しています。
とくに20代後半〜30代で「最近ちょっと気になる」と感じ始めた方こそ、早めの相談が将来の選択肢を広げてくれます。
最初の一歩として、湘南美容クリニックのような大手で相談してみるのも一つの方法。
同時に、国内承認の薬を扱う他のAGAクリニックにもカウンセリングを申し込んで、セカンドオピニオンを取ることをおすすめします。
多くのAGAクリニックでは初回カウンセリングを無料で実施しています。
複数のクリニックで話を聞いてから「自分にとって最も納得のいく治療」を選んでも、まったく遅くはありません。
むしろ、比較検討すること自体が、長く続けるAGA治療を成功に導く最初のステップだと言えます。
まとめ:湘南美容クリニックの海外製フィナステリドが不安なら国産のAGAクリニックへ相談を
記事のポイントのまとめです。

ここまで、湘南美容クリニックのHRタブレットF(フィナステリド)について、製造元、国内承認・未承認の違い、価格の仕組み、そしてフィナステリドの臨床データまで幅広く見てきました。
あらためて要点をまとめると、以下の通りです。
- HRタブレットFは国産ではなく、海外製薬メーカーで製造された国内未承認の輸入薬である
- 有効成分のフィナステリドは1錠あたり1.3mg配合されており、国内承認薬の規格(0.2mg/1mg)とは異なる
- 月額3,000円という価格は手頃だが、国内承認のジェネリックフィナステリドも同等かそれに近い価格帯で処方するクリニックが増えている
- フィナステリドの有効性は、日本人・韓国人を対象とした複数の臨床研究で長期的な改善効果が確認されている
- 副作用のリスクは比較的低いが、ゼロではないため、医師の管理下で服用することが前提となる
- 国内未承認薬は医薬品副作用被害救済制度の対象外であり、この点は国内承認薬との明確な違いである
AGA治療は長期にわたるものです。
だからこそ、最初のクリニック選び・薬選びが非常に重要になります。
もし「薬の製造元が気になる」「国産のフィナステリドを使いたい」「他のクリニックの意見も聞いてみたい」と少しでも思ったなら、遠慮なく複数のAGAクリニックに相談してみてください。













































































































































































































































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