
一般的には1日あたり50〜100本程度の抜け毛が正常範囲とされています。
人間の頭皮にはおよそ80,000〜120,000本の毛髪が生えており、そのうち約10〜15%が常に休止期(テロゲン期)にあって自然に抜け落ちる準備をしています。
中国の研究機関がシャンプー時に実際に回収した抜け毛を計測したところ、健常者の1日あたりの平均は27.9本でしたが、日常生活のさまざまな場面でも抜けるため、合計すると50〜100本に達すると考えられています。
参考:Hair Shedding Evaluation for Alopecia: A Refined Wash Test

あなたの抜け毛は、本当に自然な抜け毛でしょうか?
頭皮の状態が以下のイラストのいずれかに当てはまる場合、あなたはAGA(男性型脱毛症)やFAGA(女性男性型脱毛症)の可能性があります。


AGA・FAGAは、残念ながら自然に治ることがなく今も進行し続けています。
正しい対策をしなければ、髪の毛の数は減り続け、抜け毛・薄毛がさらに目立ってきます。

ただし、AGA・FAGAは原因が解明されているので、今日から正しい治療をスタートすれば改善する可能性が十分あります。
「自分の抜け毛が正常なのか気になる」という方は、まず専門の医師に相談してみてください。
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- 1日に抜ける髪の毛の正常範囲は50〜100本程度
- 細く短い毛が多く抜けるようならAGA・FAGAの可能性
- 季節やストレスなど抜け毛が増える原因は複数存在
- 気になった時点でAGAクリニックへ早めに相談するのが大切
髪の毛は1日に何本抜けるのが正常なのか
結論からお伝えすると、一般的に「1日あたり50〜100本」程度の抜け毛であれば正常範囲とされています。
この数字はアメリカ皮膚科学会(AAD)をはじめ、多くの医療機関が公表している目安。
ただ、この50〜100本という数字は理論上の推定値であり、実際のシャンプー時に排水口で数えられる本数とは少し異なります。
中国・北京大学人民医院で行われた研究では、健常な被験者71名がシャンプー時に実際に抜けた髪を3日間連続で集め、1日平均27.9本(±12.2本)という結果が出ました。
50〜100本という広く知られた数値よりもかなり少ないですが、研究チームは「日常生活中に知らないうちに抜け落ちている髪も多いため、シャンプー時だけの本数はあくまで一部にすぎない」と説明しています。
参考:Hair Shedding Evaluation for Alopecia: A Refined Wash Test
つまり、シャンプー中に集められる本数だけをもって「多い」「少ない」を判断するのは早計。
ブラッシング中や就寝中、外出先など、髪はさまざまな場面で少しずつ抜けています。
全部を合計すると、おおむね1日50〜100本の範囲に収まるというわけです。
なお、人間の頭皮にはおよそ80,000〜120,000本の毛髪が生えているとされています。
仮に100,000本あるとして、そのうち100本が抜けたとしても全体のわずか0.1%。
こう考えると、毎日100本程度が抜けること自体は特に心配するレベルではないと理解できるでしょう。
抜け毛の本数が変動する理由

1日に抜ける髪の本数は一定ではなく、体調や環境によって日々変動します。
もっとも大きな影響を与えるのがヘアサイクル*1(毛周期)。
髪の毛には「成長期(アナゲン)」「退行期(カタゲン)」「休止期(テロゲン)」という3つのフェーズがあり、このサイクルを繰り返しながら生え変わっています。
成長期は2〜6年ほど続き、全体の約85〜90%の髪がこのフェーズに該当します。
退行期は約2〜4週間で、毛根が縮小していく段階。
そして休止期は約2〜3ヶ月間で、古い髪が抜け落ちて新しい髪が生えてくる準備期間にあたります。
休止期にある毛髪は全体の約10〜15%とされ、この割合が増えると抜け毛も増えるという仕組みです。
参考:Integrative and Mechanistic Approach to the Hair Growth Cycle and Hair Loss
また、季節の変化も抜け毛の本数に影響します。
フランスの研究者Courtoisらが行った長期的な研究では、テロゲン期にある毛髪の割合が夏の終わりから秋の初めにかけてピークに達し、それに伴って8〜10月ごろに抜け毛が増加する傾向が確認されました。
参考:Periodicity in the growth and shedding of hair
秋に抜け毛が増えたからといって、すぐに薄毛が進行しているとは限りません。

ただし、季節に関係なく長期間にわたって大量の抜け毛が続く場合は、ヘアサイクルに何らかの乱れが生じている可能性があります。
男性の正常な抜け毛の範囲


男性の場合も、1日あたり50〜100本程度の抜け毛が正常範囲です。
ただし、男性はホルモンの影響を受けやすい特徴があります。
テストステロン*2から変換されるジヒドロテストステロン(DHT)は、頭頂部や前頭部の毛包を縮小させる作用を持っています。
遺伝的にDHTの影響を受けやすい体質であれば、20代後半から徐々に髪が細くなり、やがて抜け毛の本数が増えていくケースがあるのです。
中国6都市を対象としたコミュニティベースの調査では、中国人男性におけるAGA*3(男性型脱毛症)の有病率は全体で21.3%という結果でした。
年齢別では、18〜29歳で2.8%、30〜39歳で13.3%、40〜49歳で21.4%、50〜59歳で31.9%、60〜69歳で36.2%、70歳以上では42.1%と、年齢が上がるにつれて有病率が高まっています。
参考:Prevalence of androgenetic alopecia in China: a community-based study in six cities
韓国の研究でも、韓国人男性のAGA有病率は全年齢で14.1%と報告されています。
欧米の白人男性と比べると低い割合ではあるものの、アジア人男性でもAGAは決してめずらしくないことがわかります。
参考:The prevalence and types of androgenetic alopecia in Korean men and women
もし毎日100本以上の抜け毛が続いていたり、生え際や頭頂部から細く短い毛が大量に抜けていたりする場合は、AGAが始まっている可能性を疑ってみてください。
女性の正常な抜け毛の範囲

女性もまた、1日50〜100本前後の抜け毛であれば自然な範囲です。

一方で、女性特有の事情として、ホルモンバランスの変化が抜け毛に大きく影響する場面があります。
代表的なものが産後の抜け毛で、出産後2〜3ヶ月ほどでいわゆる「テロゲン・エフルビウム(休止期脱毛症)」が起こり、一時的に抜け毛が急増するケースが多く見られます。
日本の研究チームによる調査では、91.8%の女性が産後の抜け毛を経験したと報告されています。
参考:Postpartum hair loss is associated with anxiety
産後の抜け毛は多くの場合、半年〜1年程度で自然に回復します。
しかし、産後ではないにもかかわらず慢性的に抜け毛が多い女性は、FAGA(女性男性型脱毛症)の可能性があります。
中国の大規模調査によると、中国人女性のFAGA有病率は全体で6.0%。
年齢別に見ると、18〜29歳で1.3%、30〜39歳で2.3%、40〜49歳で5.4%、50〜59歳で7.4%、60〜69歳で10.3%、70歳以上で11.8%と、やはり加齢に伴って増加する傾向にあります。
参考:Prevalence of androgenetic alopecia in China: a community-based study in six cities

女性の場合、分け目が広がってきた、頭頂部のボリュームが減ってきたなどの変化が初期サインになりやすいです。
ちなみに、男性のように生え際が後退するパターンよりも、全体的にまんべんなく薄くなるパターンのほうが多いとされています。
抜けた髪を確認するときのチェックポイント

抜け毛の本数だけでなく、「どんな毛が抜けているか」も大切な判断材料です。
前述のRefined Wash Test(精密洗髪テスト)の研究データでは、健常者の抜け毛の平均毛髪径は76.9μmだったのに対し、AGA患者の抜け毛は60.0μmと明らかに細かったことがわかっています。
さらに、AGA患者の抜け毛に含まれる軟毛(30μm以下の非常に細い毛)の割合は8.3%であり、健常者の1.0%と比較して著しく高い値でした。
参考:Hair Shedding Evaluation for Alopecia: A Refined Wash Test
以下のポイントをチェックしてみてください。
- 抜けた髪を手にとって、太さを確認する。以前より明らかに細く短い毛が増えていれば、毛包の縮小が始まっている可能性がある。
- 毛根の形を見る。丸くふっくらした白い毛根は休止期に自然に抜けた正常な毛。毛根がほとんどない、あるいは黒っぽくやせ細っている毛が多い場合は注意が必要。
- 抜け毛の量が季節を問わず2週間以上にわたって明らかに増えているなら、早めに専門のクリニックへ相談したほうがいい。
実際、同研究ではシャンプー時の抜け毛が1日あたり53.6本以上かつ軟毛の割合が正常であれば、テロゲン・エフルビウム(休止期脱毛症)と判定できる感度が100%、特異度が97.2%だったと報告されています。
言い換えれば、シャンプーのときだけで50本以上抜ける状態は、何らかの脱毛症が潜んでいるサインかもしれないということです。
参考:Hair Shedding Evaluation for Alopecia: A Refined Wash Test
年齢・体質・生活習慣と抜け毛の関係

抜け毛の量は、年齢を重ねるほど増加しやすくなります。
成長期(アナゲン)の期間は加齢とともに短くなっていくため、髪が十分に太く長く成長しきる前にサイクルが次のフェーズへ進んでしまうことがあるのです。
もっと言えば、年齢以外にも以下のような要因が日常的な抜け毛の量に影響を及ぼすことがわかっています。
- 栄養状態:鉄分や亜鉛、タンパク質が不足すると毛髪の成長に必要な栄養が行き渡らず、休止期に入る毛髪が増えやすい。
- ストレス:強い精神的ストレスはテロゲン・エフルビウムを引き起こす代表的なトリガーの一つ。ストレスによってヘアサイクルが休止期に傾き、数ヶ月後に大量の抜け毛として表れることがある。
- 睡眠不足:成長ホルモンの分泌が低下し、毛髪の修復や成長が滞る要因になりうる。
- 喫煙:頭皮の血行不良を招くだけでなく、毛包に対して酸化ストレスを与えることが研究で示唆されている。台湾で行われた調査では、喫煙と男性型脱毛症の重症度に正の関連が報告された。
参考:Association of Androgenetic Alopecia With Smoking and Its Prevalence Among Asian Men
だからこそ、日頃の抜け毛を「ただの抜け毛」と軽く見ないことが大切。
抜け毛の背景には、体からの何らかのシグナルが隠れていることが少なくありません。
平均を超える抜け毛の原因とAGA・FAGAの見分け方

1日の抜け毛が100本を大幅に超えている、あるいは排水口に溜まる毛量が明らかに増えたと感じる場合、その原因をいくつかの視点から考えてみる必要があります。
ここでは、抜け毛の本数が正常範囲を超えたときに疑うべき主な原因と、男性のAGA・女性のFAGAをどう見分ければよいのかについて詳しく解説します。
テロゲン・エフルビウム(休止期脱毛症)とは

テロゲン・エフルビウムは、何らかの身体的・精神的ストレスをきっかけに、成長期にあった毛髪が一斉に休止期へ移行し、2〜3ヶ月後に大量の抜け毛として現れる症状です。
通常であれば頭皮全体の10〜15%にすぎない休止期毛が、テロゲン・エフルビウムでは30%以上に跳ね上がることがあります。
代表的なトリガーとしては、高熱を伴う感染症、手術後の身体的ストレス、急激なダイエット、出産、強い精神的ショックなどが挙げられます。
テロゲン・エフルビウムの特徴は「頭皮全体からまんべんなく抜ける」という点。
特定の部位だけが薄くなるのではなく、全体的にボリュームが減る感覚があるなら、このタイプの可能性を考えてみてください。
ただし、ここで注意したいのが、テロゲン・エフルビウムと思っていたら実はAGAやFAGAが隠れていたというケースがめずらしくない点。
ある研究では、産後のテロゲン・エフルビウムと診断された女性のうち56.0%に、AGAが併存していたことが報告されています。
参考:Postpartum Telogen Effluvium Unmasking Additional Latent Hair Loss Diagnoses
このように考えると、一時的な大量の抜け毛だと自己判断するよりも、専門的な検査を受けて正確な原因を突き止めることが重要です。
AGA(男性型脱毛症)の特徴と進行パターン

AGAは男性に最も多い脱毛症であり、遺伝的な要素とホルモン(主にDHT)の働きによって毛包が徐々に縮小していく症状です。
その進行には特徴的なパターンがあり、ハミルトン・ノーウッド分類と呼ばれるスケールでI型からVII型に分類されています。
初期段階ではこめかみの上あたり(いわゆるM字ライン)から薄くなり始め、進行すると頭頂部にも拡大するのが典型的です。
前述のRefined Wash Testの研究データによれば、AGAの進行度が上がるほどシャンプー時の抜け毛本数が増え、抜けた毛の太さは細くなっていく傾向が示されています。
例えば、ハミルトン・ノーウッドIII型では1日平均48.7本だった抜け毛が、V型では76.3本まで増加していました。
参考:Hair Shedding Evaluation for Alopecia: A Refined Wash Test
そして、同研究は「AGAの治療は早期に始めるほど効果的であり、毛包が完全に縮小して不可逆的な段階に入る前に対処することが望ましい」と指摘しています。
なぜならば、AGAは進行性の脱毛症であり、放置すればするほど毛包のミニチュア化(縮小)が進んでしまうからです。
軟毛化がかなり進んだ状態から元のような太い毛を取り戻すのは、初期段階での治療と比べて格段に難しくなります。
FAGA(女性男性型脱毛症)の特徴と男性との違い


女性にも男性型脱毛症と同じメカニズムで起こる薄毛があり、これをFAGA(女性男性型脱毛症)と呼びます。
男性のAGAが生え際の後退や頭頂部の目立ったハゲを特徴とするのに対し、FAGAでは頭頂部を中心に全体的に毛が細くなり、地肌が透けて見えるようになるパターンが代表的。
Ludwig分類と呼ばれるスケールで、I型(軽度)からIII型(重度)に分けられます。
中国人女性を対象としたデータでは、FAGAの有病率は全体で6.0%とされていますが、50代以降ではその割合が大きく上昇します。
見た目でわかりにくいからこそ、気づいたときにはかなり進行しているということも少なくありません。
逆に言えば、分け目の広がりや髪のボリューム低下を感じ始めた段階で対処すれば、進行を食い止める余地が十分に残されているということです。
また、前述のRefined Wash Testの研究では、FAGAの抜け毛は男性のAGAと比較して、軟毛の割合こそ同程度(8.3%前後)だったものの、太い終毛の割合が高い(55.6% vs 43.4%)という違いが確認されています。
研究チームは、女性と男性では毛包の縮小プロセスが異なる可能性を示唆しています。
参考:Hair Shedding Evaluation for Alopecia: A Refined Wash Test
このような違いがあるため、女性の薄毛は女性に特化した診断・治療の知識を持つ医師に診てもらうことが大切です。
AGA・FAGAとその他の脱毛症を見分けるポイント

抜け毛が増えたとき、それがAGA・FAGAなのか、テロゲン・エフルビウムなのか、あるいは円形脱毛症などまったく別の原因なのかを自分だけで判断するのは難しいものです。
主に押さえておきたい違いを以下にまとめます。
- AGA・FAGAは進行性であり、特定のパターン(M字・O字・分け目の広がりなど)で徐々に薄くなっていく。抜けた毛は細く短いものが混じりやすい。
- テロゲン・エフルビウムは誘因となる出来事から2〜3ヶ月後に急に大量の抜け毛が始まる。抜ける毛は比較的太い終毛が中心で、頭皮全体から均一に抜ける。通常は原因が解消されれば数ヶ月で改善する。
- 円形脱毛症は自己免疫が関わる脱毛症で、コインのように丸いハゲが突然できるのが典型的。AGA・FAGAとは発症メカニズムがまったく異なる。
ここで重要なのは、これらが併存するケースがあるという点。
たとえばテロゲン・エフルビウムだと思っていたけれど、実際にはAGAが下地にあって、ストレスが引き金で一気に抜け毛が加速したというパターンはとても多いです。
抜け毛が増える意外な原因

AGA・FAGA以外にも、抜け毛を増加させる意外な原因がいくつかあります。
まず注目したいのが、薬の副作用。
降圧剤や抗凝固薬、一部の抗うつ薬、さらには経口避妊薬の服用中止後などに一時的な脱毛が報告されています。
処方薬を飲み始めたタイミングと抜け毛が増え始めたタイミングが近い場合は、主治医に相談してみる価値があります。
もう一つ見落とされがちなのが甲状腺の異常。
甲状腺機能低下症や甲状腺機能亢進症では、ヘアサイクルが乱れてびまん性の脱毛が起こることがあります。
このタイプの抜け毛は、原因となっている甲状腺疾患の治療を行うことで回復が見込めます。
さらに、極端な食事制限を伴うダイエットもリスク要因。
急激な体重減少は体にとって大きなストレスとなり、テロゲン・エフルビウムを引き起こすことがあります。
特に鉄分やタンパク質の摂取量が極端に少ないと、毛髪の生成に必要な原材料が不足し、抜け毛が増えやすくなるでしょう。
こうした原因の中には、AGA・FAGAと同時に進行するものもあります。
例えば、もともとAGAの傾向があった男性が、仕事のストレスと不規則な食生活によってテロゲン・エフルビウムも併発し、一気に抜け毛が悪化するといったケースです。
だからこそ、「抜け毛が増えた=原因は一つ」とは限らないことを知っておいてください。
ヘアサイクルの乱れを示すサイン


ヘアサイクルが正常に機能しているかどうかは、日常生活の中でいくつかのサインから推測できます。
以下のような変化に気づいたら、ヘアサイクルに何らかの乱れが生じているかもしれません。
- 分け目を変えたときに、以前よりも地肌がはっきり見えるようになった。
- 髪をまとめたときのボリュームが明らかに減っている。ゴムで束ねたときの束が細くなった。
- 枕やタオルにつく抜け毛が以前の倍以上に感じる。
- 細くて短い毛(いわゆる産毛のような髪)が増えてきた。
- 髪全体のコシやハリが弱くなり、スタイリングが決まりにくい。
これらは毛包のミニチュア化が進行しているサインである可能性があります。
特に細く短い毛が目立つようになった場合は、AGA・FAGAの初期段階を示す重要な手がかりです。
抜け毛が平均を超えていると感じたときの対処法と髪の毛が1日に抜ける本数を正しく把握するコツ
ここからは、実際に抜け毛が多いと感じたときにどう行動すればよいかを具体的にお伝えしていきます。
まずは自分の抜け毛を記録してみる

抜け毛が増えたかどうかを正しく判断するためには、感覚ではなくデータに基づいて判断することが大事です。
簡単にできる方法として、3日間連続で以下の記録をつけてみてください。
- シャンプー時に排水口ネットで集めた毛の本数を数える。正確でなくてもおおよその本数で構わない。
- ブラッシング後にブラシに残った毛の本数も可能な範囲で確認する。
- 枕カバーに付着した毛の本数を朝チェックする。
これらを3日間記録すれば、1日あたりのおおよその抜け毛量が見えてきます。
前述のRefined Wash Testでは、シャンプー時に1日35.7本以上の抜け毛があった場合、AGAの可能性が高まるという結果が出ています(感度68.8%、特異度80.3%)。

シャンプー時だけの本数としてはそこまで多くないように感じるかもしれませんが、日常生活中に落ちる分を合計すると、50〜100本をゆうに超えている可能性があります。
もちろん、この方法はあくまでもスクリーニング(ふるい分け)。
最終的な判断は専門の医師に任せるべきですが、クリニックを受診するかどうかの目安としては十分に役立ちます。
AGAクリニックに相談するタイミング

「抜け毛が気になる」と思った時点が、AGAクリニックに相談するベストなタイミングです。
これは決して大げさな話ではありません。

AGAもFAGAも進行性の脱毛症であるため、治療開始が遅れれば遅れるほど、回復に時間がかかったり、期待できる効果の幅が狭まったりする傾向にあります。
実際に、日本で18,918名のAGA男性患者に対して複合治療を行った研究では、6ヶ月後の時点で96%の患者が治療結果に満足したと回答しています。
参考:Androgenetic Alopecia Treatment in Asian Men
少なくとも、以下のどれか一つでも当てはまるなら、早めの受診を検討してみてください。
- 明らかに抜け毛の量が増えた状態が2週間以上続いている。
- 生え際の後退や頭頂部の地肌の透けが気になり始めた。
- 家族(特に父親・母方の祖父)にAGAの傾向がある。
- 抜けた髪を見ると、以前より細く短い毛の割合が増えている。
- 分け目が広がってきた、髪のボリュームが明らかに減った(女性の場合)。
「3ヶ月くらい様子を見よう」と待っている間にも、毛包の縮小は進む可能性があります。
まずは一度、専門のクリニックで頭皮の状態を診てもらいましょう。
AGAクリニックの多くは無料カウンセリングを実施しているので、受診のハードルは想像より低いです。
治療開始後に知っておきたい「初期脱毛」のこと

AGA治療を始めると、治療開始から2〜8週間ほどで一時的に抜け毛が増える「初期脱毛」が起こることがあります。
これはミノキシジル*4などの薬剤が休止期にあった毛包を成長期へと移行させる過程で、古いテロゲン毛が一斉に押し出されるために起こる現象。
薬が効いている証拠ともいえるもので、通常は数週間でおさまります。
ただし、初期脱毛について事前に知らされていないと、「治療したのに余計に抜けている」とパニックになり、自己判断で治療を中断してしまう方もいます。
こうした中断は治療効果を大きく損ねるため、初期脱毛の存在を事前に理解しておくことが重要です。
もちろん、初期脱毛の期間や程度には個人差があります。
不安なときはクリニックの医師に相談すれば、状態に応じたアドバイスをもらえるでしょう。
AGA・FAGA治療の注意点とデメリット

AGA・FAGAの治療にはメリットだけでなく、いくつかのデメリットや注意点もあります。
まず、治療は基本的に「継続」が前提。
投薬治療の場合、薬をやめると再びDHTの影響を受け始め、進行が再開する可能性があります。
「治ったから終わり」ではなく、ある程度の長期戦になることを覚悟しておく必要があるでしょう。
また、フィナステリド*5やデュタステリド*6については、男性であっても性機能への影響(勃起不全やリビドーの低下など)がごくまれに報告されています。
前述の日本人男性18,918名を対象とした研究では、性機能に関する副作用が報告されたのは14名(0.07%)であり、頻度としてはかなり低いものでした。
参考:Androgenetic Alopecia Treatment in Asian Men
女性については、妊娠中または妊娠の可能性がある場合、フィナステリドやデュタステリドは使用できません。

胎児への影響が懸念されるためです。
このため、女性のFAGA治療では男性とは異なるアプローチが必要になります。
こうしたデメリットを踏まえたうえでも、早期にAGAクリニックへ相談し、専門医のもとで治療方針を決めることのメリットは大きいです。
治療の選択肢やリスクについて正確な情報を医師から聞いた上で、自分にとってベストな判断を下すことができるからです。
抜け毛が多いときに避けるべき行動

抜け毛が気になり始めると、ついやってしまいがちな行動がいくつかあります。
最も避けたいのは、「とりあえず育毛シャンプーやサプリメントだけで何とかしよう」とする対処。
育毛シャンプーには頭皮環境を清潔に保つ効果がありますが、AGA・FAGAの根本原因であるホルモンや遺伝の問題にアプローチするものではありません。
サプリメントも同様で、栄養の補助にはなりますが、毛包の縮小を食い止める力は持っていないのです。
これらのケア製品に時間とお金をかけている間に、肝心の毛包が縮小を続けてしまっては本末転倒です。
他にも注意したいポイントがあります。
- インターネット上の体験談だけを頼りに、自己判断で海外の薬を個人輸入する行為。品質が保証されていない薬剤のリスクは高く、健康被害の可能性がある。
- 薄毛を気にして必要以上にシャンプーの回数を減らすこと。「洗うと余計に抜ける」と考えがちだが、シャンプーによって抜けるのはすでに休止期を終えた毛であり、洗わないことで抜け毛が減るわけではない。むしろ頭皮環境の悪化につながる恐れがある。
- 情報を集めるだけ集めて、行動に移さない状態が長引くこと。調べれば調べるほど不安になる悪循環に陥りがちだが、最も生産的なのは専門家に直接診てもらうことである。
そのため、抜け毛で悩み始めたら遠回りをせず、まっすぐAGAクリニックへ相談に行くのが最短ルートです。
まとめ:髪の毛が1日に抜ける本数のセルフチェックと今すぐできる行動
記事のポイントのまとめです。

この記事の内容を踏まえて、今すぐ実行できる行動をお伝えします。
まず、今日から3日間、シャンプー時の抜け毛を排水口ネットで集めて本数をおおまかに数えてみてください。
ブラッシング後や枕についた毛も合わせて確認すると、より実態に近い数字が見えてきます。
次に、抜けた毛の太さをチェックしてください。
太くてしっかりした毛が中心であれば、自然な抜け替わりの可能性が高いです。
一方、細くて短い毛が目立つなら、毛包の縮小が始まっている可能性があるため、早めにクリニックでの診断を受けることをおすすめします。
そして、もし抜け毛の量が明らかに多い、あるいは髪全体のボリューム低下を感じているなら、できるだけ早くAGAクリニックの無料カウンセリングを予約してみてください。

男性であればAGA、女性であればFAGAの可能性を専門医に判断してもらうことで、適切な対処法が明確になります。



























































































































































































































































































































































